purchasing power parity

コロケーション英検1級C2TOEIC TOEIC 900点目標

発音

/ˌpɜːrtʃəsɪŋ ˈpaʊər ˈpærəti/

purCHASing POWER PARity

💡 「パーチャシング」「パワー」「パリティ」とそれぞれの単語を明確に発音します。特に「パワー」と「パリティ」に主要な強勢を置き、リズムよく発音すると自然です。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
ビジネス金融経済学国際関係研究・学術ニュース・報道政策議論

構成単語

意味

購買力平価(異なる国の通貨間の購買力を比較し、為替レートが物価水準の比率によって決まるという理論)

"A theory in economics that states that the exchange rate between two countries is in equilibrium when a basket of identical goods and services costs the same in both countries, taking into account the exchange rate."

💡 ニュアンス・使い方

「purchasing power parity」は、国際経済学や金融論で用いられる専門的な概念です。異なる国の物価水準に基づいて、適切な為替レート(平価)を算出する理論を指します。インフレ率の差が為替レートに与える影響や、長期的な為替レートの動向を分析する際に重要視されます。非常にフォーマルな文脈で、経済学者、金融アナリスト、政策立案者などが議論する際に使われることがほとんどで、日常会話で使われることはありません。ニュースや学術論文、ビジネスレポートなどで頻繁に目にします。略して「PPP(ピーピーピー)」と呼ばれることも多いです。

例文

The Big Mac Index is a simplified illustration of purchasing power parity.

フォーマル

ビッグマック指数は、購買力平価の簡略化された例です。

Economists use purchasing power parity to compare living standards across different countries.

ビジネス

経済学者は購買力平価を用いて、異なる国の生活水準を比較します。

Deviation from purchasing power parity can indicate currency undervaluation or overvaluation.

フォーマル

購買力平価からの逸脱は、通貨の過小評価または過大評価を示すことがあります。

Many studies discuss the long-run validity of purchasing power parity.

フォーマル

多くの研究が、購買力平価の長期的な妥当性について議論しています。

The central bank analyzed the impact of inflation on purchasing power parity.

ビジネス

中央銀行はインフレが購買力平価に与える影響を分析しました。

Adjusting GDP figures for purchasing power parity gives a more accurate comparison.

ビジネス

購買力平価でGDPの数値を調整することで、より正確な比較ができます。

Purchasing power parity suggests that exchange rates should equalize the price of goods between countries.

フォーマル

購買力平価は、為替レートが各国間の物価を均等にすべきだと示唆しています。

The theory of purchasing power parity has practical implications for international trade.

フォーマル

購買力平価の理論は、国際貿易に実用的な意味合いを持ちます。

Some critics argue that purchasing power parity does not hold true in the short run.

フォーマル

一部の批判者は、購買力平価が短期的には当てはまらないと主張しています。

Understanding purchasing power parity is crucial for currency valuation.

ビジネス

購買力平価を理解することは、通貨評価にとって極めて重要です。

類似表現との違い

exchange rateフォーマル

「exchange rate(為替レート)」は、異なる通貨間の交換比率そのものを指します。「purchasing power parity」は、その為替レートがどのように決定されるべきか、あるいは長期的にどの水準に収束するべきかを示す『理論』です。為替レートは市場で常に変動しますが、購買力平価はその理論的な基準点を提供します。

「cost of living(生活費)」は、特定の地域や国で生活するために必要な費用を指します。これに対し「purchasing power parity」は、異なる国の生活費や物価水準を比較し、それに基づいて通貨の相対的な価値を評価するための経済理論です。生活費はその理論が適用される具体的な対象の一つと言えます。

inflation rateフォーマル

「inflation rate(インフレ率)」は、物価が上昇する割合を示します。購買力平価の理論では、インフレ率の異なる国同士では為替レートが変動し、最終的に購買力平価に収束すると考えられます。インフレ率は購買力平価が変動する主要な要因の一つですが、購買力平価そのものではありません。

学習のコツ

  • 💡「PPP(ピーピーピー)」と略されることが多いので、略語も覚えておくと良いでしょう。
  • 💡経済学や金融のニュース、学術記事を読む際に、このフレーズがどのような文脈で使われているか意識的に確認すると理解が深まります。
  • 💡ビッグマック指数など、身近な例を通じて概念を理解しようとすると、抽象的な理論を具体的に捉えやすくなります。

対話例

国際経済会議での議論

A:

Our analysis indicates that the domestic currency is undervalued when considering purchasing power parity.

当社の分析によると、購買力平価を考慮すると国内通貨は過小評価されています。

B:

Indeed. This divergence from purchasing power parity suggests potential for long-term appreciation.

おっしゃる通りです。この購買力平価からの乖離は、長期的な通貨上昇の可能性を示唆していますね。

大学の経済学の授業

A:

Can someone explain the core concept of purchasing power parity?

誰か、購買力平価の核心的な概念を説明できますか?

B:

It posits that a basket of goods should cost the same in different countries when converted to a common currency.

それは、共通通貨に換算した場合、異なる国で同じ商品バスケットの費用が同額になるべきだというものです。

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