priggish attitude
発音
/ˌprɪɡɪʃ ˈætɪtjuːd/
PRIGgish ATtitude
💡 「priggish」は『プリギッシュ』のように、そして「attitude」は『アティテュード』(英国式)または『アティトゥード』(米国式)のように発音します。両単語とも最初の音節に強勢があります。特に「priggish」はあまり聞き慣れない単語かもしれませんが、リズムを意識して発音してみましょう。
使用情報
構成単語
意味
道徳的に優位に立ち、他人を批判したり、自分の基準を押し付けたりするような、独善的で堅苦しい態度。
"An overly precise, moralistic, and often self-righteous manner of thinking or behaving, especially one that leads to criticizing others for not meeting one's own strict standards."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、誰かが自分の道徳観や規範を過度に強調し、それに基づいて他人の行動や思想を厳しく裁くような態度を指します。非常に否定的なニュアンスを持ち、「お高く留まっている」「偽善的」「独善的」といった批判的な感情が込められています。この態度を持つ人は、往々にして自分の欠点には気づかず、他人の小さな間違いを許容できない傾向があります。フォーマル度は中程度ですが、批判的な文脈で使われることが多いため、相手に直接使う場合は非常に失礼にあたります。ネイティブはこのような態度を「感じが悪い」「嫌味ったらしい」と感じ、避けるべき特徴と認識しています。主に、第三者の性格や行動を評価する際に用いられます。
例文
His priggish attitude makes him unpopular among his colleagues.
彼の独善的な態度は、同僚の間で不人気にさせています。
She always maintains a priggish attitude towards anyone who doesn't share her values.
彼女は常に、自分の価値観を共有しない人に対して独善的な態度をとり続けます。
The novel satirizes the priggish attitude of the Victorian upper class.
その小説は、ビクトリア朝上流階級の独善的な態度を風刺しています。
Don't let his priggish attitude discourage you from pursuing your goals.
彼の堅苦しい態度に、あなたの目標追求を妨げられないでください。
The manager's priggish attitude alienated several talented employees.
そのマネージャーの独善的な態度は、数人の有能な従業員を遠ざけました。
It's difficult to work with someone who constantly displays such a priggish attitude.
そのように常に独善的な態度を示す人と働くのは困難です。
The professor was known for his priggish attitude towards popular culture.
その教授は、大衆文化に対する堅苦しい態度で知られていました。
Critics condemned the film for its priggish attitude towards modern art.
批評家たちは、現代アートに対するその映画の独善的な態度を非難しました。
Her priggish attitude often leads her to judge others unfairly.
彼女の堅苦しい態度は、しばしば他人を不公平に判断することにつながります。
He hides his insecurities behind a priggish attitude.
彼は独善的な態度の裏に自分の不安を隠しています。
類似表現との違い
「self righteous attitude」は「自分だけが正しいと思い込んでいる態度」という意味で、「priggish attitude」の「道徳的に優位に立とうとする」側面と非常に似ています。しかし、「priggish」にはさらに「堅苦しい」「小うるさい」といった、他人の細かい欠点まで指摘するようなニュアンスが強く含まれます。
「holier than thou attitude」は「自分は他人より聖人君子だと思い込んでいる態度」という意味で、特に宗教的・道徳的な優越感を強調します。これは「priggish attitude」の核となる要素の一つですが、「priggish」が示す「堅苦しさ」や「小言の多さ」に比べ、より偽善的で傲慢な印象が強いです。
「sanctimonious attitude」は「見せかけの、偽善的な信心深さや道徳性を示す態度」を意味します。これは「priggish attitude」が持つ「優位に立とうとする」行動の裏にある偽善性をより強く示唆します。「priggish」は行動自体が堅苦しいことを指すことが多いのに対し、「sanctimonious」はその行動の動機が不純であることに焦点を当てます。
「condescending attitude」は「見下したような、恩着せがましい態度」を意味します。これも優越感からくる態度ですが、「priggish attitude」が道徳的な優位性を主張するのに対し、「condescending attitude」は知識や地位など、より一般的な優位性に基づいて他人を軽んじるニュアンスが強いです。
「judgmental attitude」は「批判的な、人をすぐに決めつけるような態度」を意味します。「priggish attitude」も他人を批判しますが、「judgmental」は単に判断を下すこと全般を指し、必ずしも道徳的な優越感を伴うとは限りません。「priggish」はより狭く、特定のタイプの批判的な態度を指します。
よくある間違い
「priggy」という形容詞も存在しますが、「priggish」の方がより一般的で、特定の「独善的で堅苦しい」態度を表現する際に使われます。「priggy」は「prig」(堅物、独善家)の口語的な形容詞形として使われることもありますが、「priggish attitude」が定着したコロケーションです。
「mood」(気分)は一時的な感情の状態を指しますが、「attitude」(態度)はより持続的な考え方や振る舞いの傾向を指します。「priggish」は単なる気分ではなく、人の性格や振る舞いのパターンを表すため「attitude」が適切です。
学習のコツ
- 💡「priggish」は「お高く留まった」「堅苦しい」「独善的」といった、他人の欠点を許さない否定的なニュアンスを持つ形容詞であることを理解しましょう。
- 💡主に人の性格や行動を批判的に描写する際に使われる表現であり、直接相手に使うと強い侮辱になるため注意が必要です。
- 💡「attitude」は様々な形容詞と組み合わされる一般的な名詞なので、他の「attitude」に関するコロケーションも一緒に学習すると効果的です。
対話例
友人との共通の知人についての会話
A:
Did you notice how Mark was acting at the meeting? He had such a priggish attitude about everyone's ideas.
マークが会議でどう振る舞っていたか気づいた?みんなのアイデアに対して、すごく独善的な態度だったよ。
B:
Yes, I did. It's hard to collaborate with him when he's like that. He always seems to think his way is the only right way.
うん、気づいたよ。彼がそうだと一緒に仕事しづらいね。いつも自分のやり方だけが正しいと思っているようだ。
職場の文化について話す同僚
A:
I find the new policy somewhat rigid, but the management seems to have a priggish attitude about changing anything.
新しい方針は少し硬直していると感じるんですが、経営陣は何を変えることについても独善的な態度を取っているようです。
B:
I agree. They believe their decisions are flawless and don't welcome feedback, which is hindering innovation.
同感です。彼らは自分たちの決定は完璧だと信じていて、フィードバックを受け入れないので、イノベーションを妨げていますね。
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