意味
前提、根拠(議論や理論の基礎となる考えや声明)
建物とその敷地(特に企業や法人が占有する土地や建物。複数形「premises」で使われることが多い)
〜を前提とする、〜に基づいて論じる
発音
/ˈprɛmɪs/
PREM-iss
💡 名詞の「premise」は、第一音節の「プレ」を強く発音します。日本語の「プレミス」と似ていますが、/r/の音は舌を巻かずに、/s/は息を「スッ」と出すように意識しましょう。動詞の場合は /prɪˈmaɪs/ と第二音節に強勢が移りますが、名詞としての使用が圧倒的に多いです。
例文
The basic premise is true.
その基本的な前提は正しいです。
His premise was faulty.
彼の前提は誤っていました。
We start with that premise.
その前提から始めます。
What is your main premise?
あなたの主な前提は何ですか?
They denied the premise.
彼らはその前提を否定しました。
Do not leave the premises.
敷地から出ないでください。
The company premises are large.
会社の敷地は広いです。
Access to the premises is restricted.
敷地への立ち入りは制限されています。
The premise of the argument holds.
その議論の前提は成り立ちます。
Based on this premise, we conclude.
この前提に基づいて、私たちは結論します。
変形一覧
文法的注意点
- 📝「建物とその敷地」の意味で使う場合、「premises」は常に複数形をとり、動詞も複数形で受けます(例: The premises *are* secure.)。
- 📝「前提」の意味では可算名詞として使われ、単数形は「a premise」、複数形は「premises」となります。
- 📝動詞として使う場合、目的語にthat節をとることがよくあります(例: We premise that...)。
使用情報
よくある間違い
「premise」は議論や論理の基礎となる「前提」を指し、個人の「目標」や「目的」には使いません。その場合は「goal」や「aim」などが適切です。
「premise」を単数で「建物そのもの」の意味で使うのは一般的ではありません。「建物」の意味では通常、複数形の「premises」が使われ、「敷地内の建物全体」を指します。特定の建物には「building」を使うのが自然です。
類似スペル単語との違い
「premise」は議論や論理の基礎となる「声明」や「提案」であり、比較的客観的な根拠を指すことが多いです。一方、「assumption」は「証拠なしに真実とみなされるもの」で、より個人的な思い込みや、検証されていない仮定というニュアンスが強いです。
「hypothesis」は「検証するために提案される説明や仮説」であり、実験や研究によって証明される前の段階を指します。対して「premise」は、議論や推論の出発点となる、より確立された、または受け入れられた考えや根拠を指します。
「premise」が特定の議論の出発点や根拠であるのに対し、「principle」はより広範で基本的な「原理」や「原則」を指します。行動や信念の基礎となる普遍的な規則や真理という意味合いが強いです。
派生語
語源
📚 ラテン語の "praemissa"(「前もって置かれたもの」の意)が、古フランス語を経て英語に入りました。元々は論理学の用語で「前提」を意味し、後に「建物とその敷地」という意味も加わりました。これは法律用語で、ある事柄が先に述べられていること(前提)を指すことから派生したと考えられています。
学習のコツ
- 💡名詞で「建物とその敷地」を意味する場合は、常に複数形「premises」を使います。
- 💡「on the premises」で「敷地内で」というコロケーションを覚えておくと便利です。
- 💡議論や理論の「前提」という意味で使う場合は、単数形「premise」が一般的です。
- 💡動詞としての使用は比較的少なく、主に名詞として覚えるのが効果的です。
- 💡類義語の「assumption」(単なる仮定)や「hypothesis」(検証前の仮説)との違いを意識しましょう。
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