意味
幻、幻影、幽霊、亡霊、見せかけ、実体のないもの
幻の、架空の、実体のない、幻影のような
発音
/ˈfæntəm/
FANtom
💡 最初の音節「FAN」を強く発音し、二つ目の音節「təm」は弱く曖昧に発音します。特に「ph」は「f」の音になることに注意しましょう。日本語の「ファントム」というカタカナ読みとは異なり、語尾の「-om」は「オム」ではなく、曖昧な「m」の音で終わります。
例文
A phantom appeared in the fog.
霧の中に幻影が現れました。
She felt a phantom pain.
彼女は幻の痛みを感じました。
The house had a phantom history.
その家には幻の歴史がありました。
It was just a phantom thought.
それはただの幻のような考えでした。
He saw a phantom light.
彼は幻の光を見ました。
Don't chase after phantom goals.
架空の目標を追いかけないでください。
The report revealed phantom assets.
その報告書は架空の資産を明らかにしました。
They discussed phantom production costs.
彼らは見せかけの製造費用について話し合いました。
The phantom of war haunted them.
戦争の幻影が彼らを悩ませました。
A phantom government was suggested.
架空の政府が示唆されました。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「phantom」は名詞として使われるほか、「phantom limb(幻肢)」のように形容詞的に他の名詞を修飾する形で使われることが多いです。
- 📝抽象的な概念や実体のないものを表現する際に用いられ、具体的な物理的存在には通常使われません。
- 📝物語や詩的な表現で、神秘的、あるいは不気味な雰囲気を醸し出すために使われることがあります。
使用情報
類似スペル単語との違い
ghostは一般的に「死者の魂や霊」を指し、より具体的な存在を示唆します。phantomは「実体のない幻影、見せかけのもの」という広範な意味を持ち、必ずしも死者の霊とは限りません。例えば、phantom pain(幻肢痛)のように、物理的な感覚がないのに痛みを感じる場合にも使われます。
illusionは「錯覚、幻想」を意味し、多くの場合、視覚や知覚の誤りによって生じるものを指します。phantomは、より物理的な存在感を持ちながら実体がない、あるいは存在しないものとして現れるイメージが強く、時に不吉なニュアンスを伴います。
specterはghostやphantomと非常に近い意味を持ちますが、特に「何か不吉なもの、恐ろしい未来の予兆」としての幻影や亡霊を指すことが多いです。社会的な脅威や不況の影など、比喩的な文脈でよく用いられます。
派生語
語源
📚 古代ギリシャ語の「phainein」(現れる、見せる)に由来し、そこから「phantasma」(幻影、姿)という言葉が生まれました。この言葉がラテン語、古フランス語を経て英語の「phantom」となりました。もともとは「見せかけのもの」「出現」といった意味合いが強かったことが分かります。
学習のコツ
- 💡「phantom limb(幻肢)」や「phantom pain(幻肢痛)」のように、医療や心理学の文脈で特定の複合名詞として使われることが多いです。
- 💡「The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)」のように、物語やエンターテイメントのタイトルによく登場します。
- 💡見た目はあるが実体がない、または存在しないものを表現する際に用いられます。
- 💡比喩的に「存在しないはずのものが見えたり感じられたりする状態」を表すことがあります。
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