offer amnesty
発音
/ˌɒfər ˈæmnəsti/
offer AMnesty
💡 「offer」は最初の「オ」を短く、軽く発音します。「amnesty」は最初の「ア」に最も強く強勢を置き、「アムネスティ」と発音します。全体としては「恩赦を申し出る」という意味の通り、少し重々しい響きです。
使用情報
構成単語
意味
(政府や権力機関が)恩赦を与える、特赦を申し出る、免罪を提示する。
"To formally propose or provide an official pardon for people who have committed crimes against the state or certain offenses, making them immune from prosecution or punishment."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に政府、国家元首、あるいは他の権威ある機関が、特定の罪を犯した集団や個人に対して、過去の犯罪行為を問わないことを公式に申し出る際に使用されます。政治的な対立の解消、内戦後の和解、不法滞在者への対処など、非常にフォーマルで法的な文脈で使われることがほとんどです。感情的な「許し」というよりは、政治的、社会的な安定や和解を目的とした「免罪の提示」という意味合いが強く、日常会話で使うことはまずありません。ニュース、政治評論、歴史書などで頻繁に目にします。ネイティブにとっては、重く、公式な響きを持つ表現です。
例文
The government decided to offer amnesty to political prisoners in an attempt to foster national unity.
政府は国民の団結を促進するため、政治犯に恩赦を与えることを決定しました。
Following the civil unrest, the interim administration offered a broad amnesty to former rebels.
内乱の後、暫定政権は元反乱兵たちに広範な恩赦を申し出ました。
The president's move to offer amnesty was met with mixed reactions from the public.
大統領が恩赦を申し出るという動きは、国民から賛否両論の反応を受けました。
International mediators urged both sides to offer amnesty as a crucial step towards peace.
国際仲介者たちは、平和への重要な一歩として双方に恩赦を申し出るよう促しました。
To resolve the crisis, the authorities proposed to offer amnesty to those who surrendered voluntarily.
危機を解決するため、当局は自主的に投降した者たちに恩赦を提示することを提案しました。
The new legislation aims to offer amnesty to certain categories of undocumented immigrants.
この新しい法案は、特定の種類の不法移民に恩赦を与えることを目指しています。
Our firm advised the client against offering a blanket amnesty, suggesting a more targeted approach.
弊所は、クライアントに包括的な恩赦を申し出ることに反対し、より的を絞ったアプローチを提案しました。
Historically, many nations have offered amnesty to citizens who fled during times of war.
歴史的に見て、多くの国が戦時に逃亡した国民に恩赦を与えてきました。
The committee is debating whether to offer amnesty to whistleblowers who come forward with information.
委員会は、情報を持って名乗り出た内部告発者に恩赦を与えるべきか議論しています。
Such a policy to offer amnesty could lead to significant social changes.
恩赦を提示するこのような政策は、大きな社会変化につながる可能性があります。
類似表現との違い
「offer amnesty」が「恩赦を申し出る」という、提供者側からの意向や提案のニュアンスが強いのに対し、「grant amnesty」は「恩赦を与える、認める」という、より決定的な行為を表します。どちらも使われますが、「grant」の方が実際に恩赦が実行される段階や、その権限が強調される傾向があります。
「general pardon」は「一般恩赦」を意味し、「amnesty」と非常に近い意味で使われます。多くの場合、政治的、社会的な背景を持つ罪に対して使われる「amnesty」に対し、「pardon」はより広範な種類の罪や、特定の個人にも適用される可能性があります。ただし、文脈によってはほぼ同義です。
「clemency」は「寛容、慈悲」を意味し、「give clemency」は「寛大な処置を与える」という意味になります。完全な免罪を意味する「amnesty」よりも、減刑や執行猶予など、より幅広い「寛大な措置」を指すことがあります。必ずしも免罪になるとは限りません。
よくある間違い
「恩赦を与える」という場合、「give」を使うと不自然に聞こえることがあります。「offer」は『申し出る』、『grant』は『与える』という意味で、より公式な文脈で適切です。
「恩赦を作る」という表現は英語では使いません。恩赦は『申し出る (offer)』か『与える (grant)』ものです。
学習のコツ
- 💡「offer amnesty」は、政府や権威ある組織が主体となる公式な文脈でのみ使用します。
- 💡主にニュース記事、歴史書、政治評論などで見かける表現です。日常会話で使うことはありません。
- 💡「恩赦を申し出る」という意味合いでは「offer」、実際に「恩赦を与える」という意味合いでは「grant」がよく使われます。
- 💡目的は和解、安定、統合など、社会や国家レベルの大きな課題解決であることが多いです。
対話例
ニュース番組での国際政治に関する議論
A:
The government's decision to offer amnesty to the rebel faction is a significant development.
政府が反乱軍に恩赦を申し出るという決定は、重要な進展ですね。
B:
Indeed. It's a calculated risk, hoping to bring lasting peace to the region.
確かに。それは計算されたリスクであり、地域に永続的な平和をもたらすことを期待していますね。
国際会議での政策提案
A:
We believe that to achieve reconciliation, we must offer amnesty to those who have laid down their arms.
和解を達成するためには、武器を置いた者たちに恩赦を申し出るべきだと考えます。
B:
That's a bold proposal, but it comes with considerable challenges regarding justice for victims.
それは大胆な提案ですが、被害者への正義という点でかなりの課題が伴いますね。
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