意味
どちらの側にもつかない、公平な、中立の。
特定の意見や感情を示さない、無関心な。
(色などが)はっきりしない、中間色の、ニュートラルな。
(化学で)中性の、酸性でもアルカリ性でもない。
中立的な立場、中立国、中立者。
(車の)ニュートラルギア、中立位置。
発音
/ˈnjuːtrəl/
NEUtral
💡 「ニュートラル」とカタカナ発音しがちですが、最初の'n'の後に軽く'y'の音を入れ、唇を丸めて/juː/と発音します。最後の'-tral'は舌先を上前歯の裏につけて『L』の音をしっかり出すのがポイントです。日本人には『トラル』となりやすいので注意しましょう。
例文
Stay neutral in this debate.
この議論では中立を保ちましょう。
Wear neutral colors today.
今日は中間色を着ましょう。
She remained neutral.
彼女は中立を保ちました。
Find some neutral ground.
中立的な場所を見つけましょう。
Shift into neutral gear.
ニュートラルギアに入れなさい。
I try to stay neutral.
私は中立でいようと努めます。
He took a neutral stance.
彼らは中立の立場を取りました。
The report was neutral.
その報告書は中立的でした。
The pH level is neutral.
pH値は中性です。
The country remained neutral.
その国は中立を維持しました。
変形一覧
名詞
形容詞
文法的注意点
- 📝形容詞として使う場合、'neutral'は名詞の前に置かれ、例えば'neutral color'(中間色)のように使われます。
- 📝動詞'stay'や'remain'と共に使われ、「中立を保つ」という意味で非常によく用いられます。例: 'stay neutral'(中立を保つ)。
- 📝名詞として使う場合、特に政治的な文脈で「中立国」や「中立者」を指すことがあります。例: 'Switzerland is a neutral.'(スイスは中立国です。)
使用情報
よくある間違い
「neutral」は「どちらにも偏らない、中立な立場」を指しますが、「感情がない、関心がない」という意味では「indifferent」が適切です。感情的な無関心と混同しないようにしましょう。
類似スペル単語との違い
「neutral」は単にどちらにも属さない状態や立場を指しますが、「impartial」は「えこひいきしない」「公平な」という、積極的に公平であろうとする倫理的な姿勢や態度を強調します。裁判官などが「impartial」であるべきとされます。
「objective」は「客観的な」という意味で、個人的な感情、意見、偏見を排除し、事実に基づいていることを指します。「neutral」が立場や状態を表すのに対し、「objective」は視点や分析の質、あるいは人の態度を表します。
「unbiased」は「偏見のない、先入観のない」という意味で、特定の意見や立場に傾かないことを表します。「neutral」と非常に似ていますが、「unbiased」は特に情報や意見の提示において公平であることを強調するニュアンスがあります。
派生語
語源
📚 「neuter」はラテン語で「どちらでもない」を意味し、否定を意味する「ne」と「どちらか」を意味する「uter」が合わさった言葉です。中立の概念が古代から存在し、政治的立場や性別のない状態を表す際に使われました。文法用語の「中性」にも通じます。
学習のコツ
- 💡「中立」以外にも「中間色」や「車のギア」など多様な意味があるので、文脈で判断するようにしましょう。
- 💡政治や議論の場で「中立な立場を取る (take a neutral stance/remain neutral)」という表現は非常によく使われます。
- 💡形容詞と名詞、両方の品詞で使われることを覚えておくと、表現の幅が広がります。
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