multifaceted personality
発音
/ˌmʌltiˈfæsɪtɪd ˌpɜːrsəˈnælɪti/
multiFACETED personALITY
💡 「マルチファセット」の「ファ」の部分（-fa-）と、「パーソナリティ」の「ナ」の部分（-na-）を強く発音します。特に'multifaceted'は、複数の音節に強勢があるため注意しましょう。
使用情報
構成単語
意味
多面的な性格、多彩な個性、奥行きのある人柄
"A personality that encompasses a wide range of different aspects, interests, talents, or characteristics, often revealing different facets in various situations."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある人の性格が単一的ではなく、多様な側面を持っていることを表現します。通常、ポジティブな意味合いで使われ、その人の奥深さ、多様な才能や興味、あるいは状況に応じた柔軟な対応力を賞賛する気持ちを表します。例えば、仕事では非常にプロフェッショナルでありながら、プライベートではユーモアがあり芸術的な才能も持つ人に対して使えます。フォーマル度は比較的に高く、洗練された印象を与える表現です。文学作品の登場人物の描写や、人物評などでよく使われます。
例文
She has such a multifaceted personality; one day she's painting abstract art, the next she's leading a demanding project.
彼女は本当に多面的な性格の持ち主で、ある日は抽象画を描き、次の日には難しいプロジェクトを主導しています。
My friend is known for her multifaceted personality, always surprising us with new hobbies and insights.
私の友人は多面的な個性で知られており、いつも新しい趣味や洞察力で私たちを驚かせます。
It's fascinating how he manages to be both a serious academic and a passionate amateur musician; a truly multifaceted personality.
彼が真面目な学者であると同時に情熱的なアマチュア音楽家でもあるのは興味深いですね。まさに多面的な性格です。
You never quite know what to expect from her because of her multifaceted personality, which keeps things interesting.
彼女は多面的な性格なので、次に何をするか全く予測できず、それがまた面白いんです。
His multifaceted personality allows him to connect with people from all walks of life easily.
彼の多面的な個性のおかげで、彼はあらゆる階層の人々と簡単に交流することができます。
A leader with a multifaceted personality is essential for navigating the complexities of modern business.
現代ビジネスの複雑さを乗りこなすには、多面的な個性を持つリーダーが不可欠です。
Her multifaceted personality is a great asset in client negotiations, as she can adapt her approach to different stakeholders.
彼女の多面的な個性は、クライアントとの交渉において大きな強みとなります。様々な関係者に対してアプローチを調整できるからです。
The company seeks candidates with a multifaceted personality who can contribute across various departments.
その企業は、複数の部門で貢献できる多面的な個性を持つ候補者を求めています。
The author expertly crafted a protagonist with a multifaceted personality, gradually revealing different layers throughout the novel.
作者は巧みに多面的な性格の主人公を創造し、小説を通して徐々にその異なる側面を明らかにしました。
Understanding the multifaceted personality of historical figures provides deeper insights into their motivations and actions.
歴史上の人物の多面的な性格を理解することは、彼らの動機や行動に対するより深い洞察をもたらします。
類似表現との違い
「multifaceted personality」は、多様な興味や才能、魅力をポジティブに強調する傾向がありますが、「complex personality」は単に複雑で、理解しにくい側面や、必ずしもポジティブではない側面も含むことがあります。ニュアンスとしては「複雑すぎて手に負えない」というような意味合いで使われることもあります。
「multifaceted personality」と非常に近い意味ですが、「character」は「人柄」や「登場人物」といった意味合いが強く、必ずしも内面的な個性全体を指すわけではありません。例えば、物語の登場人物の多様な側面を指す場合に特に適しています。一方で「personality」は、その人の本質的な性格や個性を指します。
「well-rounded personality」は、様々な分野でバランスが取れていて、知識や経験が豊富であるといった、円熟した、または多角的な成長を遂げた性格を指します。「multifaceted」は多様な側面があることを強調しますが、「well-rounded」はそれらがうまく統合されている、という意味合いが強いです。
よくある間違い
「many-sided」も意味は通じますが、「multifaceted」の方がより洗練された、知的な表現として好まれます。特に書面やフォーマルな会話では「multifaceted」を使う方が自然です。
「multi-faceted character」も間違いではありませんが、「character」は「登場人物」や「個性」の意味合いが強く、個人の内面的な性格全体を指す場合は「personality」の方が一般的でより適切です。ただし、文脈によっては「character」も使えます。
学習のコツ
- 💡「multi-」（多くの）と「facet」（面、側面）から成り立っていると覚えると意味を理解しやすいです。
- 💡主に人やその性格を褒める際に使われるポジティブな表現です。
- 💡文学作品の批評や人物評、ビジネスにおける人材評価などで耳にすることが多いでしょう。
- 💡ややフォーマルな響きがあるので、非常にカジュアルな場面での多用は避けるのが無難です。
対話例
友人と共通の知人について話す
A:
What do you think of Emily? She's quite something, isn't she?
エミリーのことどう思う？彼女ってすごい人だよね？
B:
Absolutely. She has a truly multifaceted personality. One moment she's discussing quantum physics, the next she's telling hilarious travel stories.
本当にそう思うよ。彼女は実に多面的な性格だね。ある時は量子物理学について議論しているかと思えば、次の瞬間には爆笑の旅行話をしているんだから。
仕事で新しいプロジェクトメンバーについて話す
A:
I'm a bit worried about John joining the team; he seems very quiet and reserved.
ジョンがチームに加わるのが少し心配です。彼はとても物静かで控えめに見えます。
B:
Don't underestimate him. John has a surprisingly multifaceted personality. He's quiet in meetings but incredibly creative and driven when it comes to his work.
彼を過小評価してはいけませんよ。ジョンは驚くほど多面的な個性を持っています。会議では物静かですが、仕事となると信じられないほど創造的で意欲的です。
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