more stalwart
発音
/mɔːr 'stɔːlwərt/
more STALwart
💡 「more」は一般的な発音でOKですが、「stalwart」は「ストールワート」のように発音します。「a」の音が「オー」に近く、最後の「-wart」は弱めに発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
以前より、または他のものよりも、より忠実で、より断固とした、より信念が固く、頼りになる。
"Exhibiting a greater degree of loyalty, firmness, and unwavering commitment than before or compared to others, often in supporting a cause, organization, or principle."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、人や組織が示す、揺るぎない忠誠心、確固たる信念、あるいは逆境に屈しない強靭な精神を強調する際に用いられます。非常にフォーマルな響きがあり、ビジネス、政治、歴史、文学などの文語的または改まった口語的文脈で使われることが多いです。日常会話で耳にすることは稀で、もし使われた場合は、非常に知的で洗練された、あるいはやや古風な印象を与えるかもしれません。特定の主義主張やグループに対する、強固で一貫した支持や抵抗力を表現するのに適しており、尊敬や賞賛の念が込められています。
例文
In the face of adversity, his leadership proved even more stalwart.
逆境に直面しても、彼のリーダーシップはより確固たるものでした。
The veteran members became more stalwart in their defense of the party's core values.
ベテラン党員たちは、党の中核的価値観を守る上で、より揺るぎない存在となりました。
After the scandal, the loyal supporters grew more stalwart in their backing of the CEO.
スキャンダルの後、忠実な支持者たちはCEOへの支援をより強固なものにしました。
We need to cultivate a team that is more stalwart in its commitment to customer satisfaction.
顧客満足へのコミットメントにおいて、より強固なチームを育成する必要があります。
His resolve to complete the project only grew more stalwart with each passing challenge.
プロジェクトを完遂するという彼の決意は、困難に直面するたびにますます揺るぎないものとなりました。
Through the centuries, the fortress stood more stalwart against countless invasions.
何世紀にもわたり、その要塞は幾多の侵略に対してより強固に立ち続けました。
The community became more stalwart in its efforts to preserve local traditions.
地域社会は、地域の伝統を守るための努力をより確固たるものにしました。
Despite external pressures, the nation's stance on human rights remained more stalwart.
外部からの圧力にもかかわらず、人権に関するその国の姿勢はより揺るぎないものでした。
He was praised for being even more stalwart than his predecessors in upholding justice.
彼は、正義を擁護するにおいて、前任者たちよりもさらに揺るぎない存在であると称賛されました。
The ancient tree seemed more stalwart after weathering countless storms.
その古木は、数えきれない嵐を乗り越えた後、より一層力強く見えました。
類似表現との違い
「more loyal」は「より忠実な」という意味で、「more stalwart」と意味合いは似ていますが、「loyal」の方が一般的で日常会話でも使われます。「stalwart」は単なる忠実さだけでなく、信念の強さ、逆境での不動の精神を含意し、より格式ばった場面で使われます。
「more resolute」は「より断固とした、より決意が固い」という意味で、意志の強さに焦点を当てます。「more stalwart」が支持や信念の堅固さを含むのに対し、「resolute」は特に困難な状況での決意の揺るぎなさを強調します。
「more steadfast」は「より確固とした、より揺るぎない」という意味で、一貫性や不動の姿勢を強調します。「more stalwart」と同様にフォーマルな文脈で使われますが、「steadfast」は感情や態度の一貫性に重きを置く傾向があります。
「more dependable」は「より信頼できる」という意味で、実用的な信頼性や頼りになる性質を指します。人や物の機能的な信頼性について話す際に使われ、「more stalwart」が持つような信念の強さや精神的な堅固さといったニュアンスは薄いです。
よくある間違い
「stalwart」は形容詞なので、名詞を修飾するか、be動詞の補語として使います。「as a person」は不自然です。
「stalwart」は抽象的な意味を持つため、何に対して「より忠実であるか」「より信念が固いか」を示す補足情報（例: in my beliefs, in my efforts）を続けるとより自然です。単独でも通じますが、文脈が不明瞭になりがちです。
「stalwart」は人や組織の性質を表す形容詞であり、「物事についてよりstalwartになる」という使い方はあまりしません。物事に対する態度を示す場合は「resolute」や「firm」がより適切です。
学習のコツ
- 💡「stalwart」自体がフォーマルで、主に人や組織の揺るぎない精神や忠誠心を表す際に使われることを理解しましょう。
- 💡比較級の「more stalwart」は、その堅固さや忠誠心が以前よりも増した、あるいは他のものよりも優れているというニュアンスを強調します。
- 💡ビジネスや政治の文書、歴史の記述など、改まった文脈での使用に限定し、カジュアルな会話では避けるのが賢明です。
- 💡「more loyal」や「more resolute」など、より一般的な類義語との違いを把握することで、的確な表現を選べるようになります。
対話例
国際会議での討論
A:
Our delegation needs to present a unified front. We must appear more stalwart in our commitment to the treaty.
私たちの代表団は統一戦線を築く必要があります。条約へのコミットメントにおいて、より確固たる姿勢を示すべきです。
B:
I agree. Any sign of wavering could undermine our position in the negotiations.
同感です。少しでも揺らぎを見せれば、交渉における我々の立場が危うくなります。
歴史上の人物の評価
A:
Historians often highlight how Abraham Lincoln grew more stalwart in his vision for a unified nation during the Civil War.
歴史家はよく、リンカーンがいかに南北戦争中に統一国家へのビジョンをより揺るぎないものにしていったかを強調します。
B:
Indeed. His perseverance through such division is truly remarkable.
確かに。あれほどの分裂の中での彼の忍耐力は本当に素晴らしいですね。
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