more blatant
発音
/mɔːr ˈbleɪtənt/
more BLA-tant
💡 「more」は軽く、後に続く「blatant」の「BLA」の部分を強く発音します。「blatant」の「a」は「エイ」と発音し、「tent」は「タント」と短く発音するのがポイントです。
使用情報
構成単語
意味
より露骨な、もっとあからさまな、さらに恥知らずな
"More openly and unashamedly done, often implying something offensive, improper, or negative, thereby drawing attention to its impropriety."
💡 ニュアンス・使い方
「blatant」は「露骨な」「恥知らずな」といった強い否定的な意味合いを持つ形容詞です。「more blatant」は、その否定的な行為や性質が「さらに」「一層」強まっていることを表します。 人の行動、発言、嘘、不正、差別などが隠そうとせず、見え見えである状況を指す際に使われます。多くの場合、話し手は対象の行為や状況に対して不快感、怒り、批判、非難の感情を抱いています。 フォーマルな議論や批判的な論調の記事、ビジネスの場で不正を指摘する際など、比較的幅広い場面で使われますが、常に強い批判的なニュアンスを伴います。ネイティブは、言動の悪質さや厚かましさを強調したい時にこの表現を選びます。
例文
His refusal to help was even more blatant than I expected.
彼の協力拒否は、私が予想していた以上に露骨でした。
Her jealousy became more blatant after he got promoted.
彼が昇進した後、彼女の嫉妬はよりあからさまになりました。
That was a more blatant lie than his last one.
あれは前回の嘘よりもさらに露骨な嘘でした。
Their attempts to cheat were becoming more blatant.
彼らがカンニングしようとする試みは、さらに露骨になっていました。
The favoritism shown to his son was becoming more blatant.
彼の息子に示されるえこひいきは、さらに露骨になっていました。
I think his excuses are getting more blatant these days.
最近、彼の言い訳はどんどん露骨になってきていると思います。
The company's more blatant disregard for environmental regulations drew public outrage.
その企業の環境規制に対するより露骨な無視は、世間の怒りを買いました。
The competitor's marketing strategy became more blatant in copying our ideas.
競合他社のマーケティング戦略は、我々のアイデアを模倣することがさらに露骨になりました。
A more blatant act of corporate espionage would be hard to imagine.
これ以上に露骨な企業スパイ行為は想像しがたいでしょう。
The report highlighted a more blatant pattern of discrimination in the hiring process.
その報告書は、採用プロセスにおけるより露骨な差別パターンを浮き彫りにしました。
Such a more blatant violation of human rights cannot be overlooked.
そのような一層露骨な人権侵害は見過ごされるべきではありません。
類似表現との違い
「more blatant」が「恥知らずな」や「不快な」といった否定的な意味合いを強く含むのに対し、「more obvious」は単に「より明白な」という意味で、必ずしも否定的なニュアンスはありません。事実や状況がより分かりやすいことを客観的に述べる際に使われます。
「more overt」も「より公然とした」「よりあからさまな」という意味ですが、「more blatant」が持つような厚かましさや恥知らずさといった強い批判的なニュアンスは含まれません。単に隠されていない状態を客観的に述べる際に用いられ、中立的な文脈でも使われます。
「more flagrant」は「より目に余る」「よりはなはだしい」という意味で、「blatant」と同様に強い否定的な意味合いを持ちます。特に法律違反、不正行為、非倫理的な行動など、悪質さや重大性を強調する際に使われる点で「blatant」と非常に似ていますが、「flagrant」の方がより法的な違反や規則からの逸脱に対して使われる傾向があります。
よくある間違い
「blatant」は形容詞なので、動詞「express」を修飾する際は副詞の「blatantly」を使うか、「in expressing his anger」のように前置詞句で形容詞を補完する必要があります。
「blatant」は通常、人や行動、発言などの「否定的な側面」を修飾します。単に「皆にとって明白だ」と言いたい場合は「obvious」などを使うのが自然です。「政策が露骨」という表現は不自然です。
学習のコツ
- 💡「blatant」は通常、批判や非難のニュアンスを含むことを意識しましょう。
- 💡特定の行動や性質の「悪質さ」や「厚かましさ」を強調したい時に効果的な表現です。
- 💡名詞の前に置いて「more blatant lie (より露骨な嘘)」「more blatant discrimination (よりあからさまな差別)」のように使われることが多いです。
- 💡類義語の「obvious」や「overt」と異なり、道徳的・倫理的な非難の意味合いが強いことを覚えておきましょう。
対話例
政治家の行動に対する批判
A:
Did you see the latest news about the politician's spending scandal?
政治家の支出スキャンダルに関する最新ニュース、見ましたか?
B:
Yes, it's just becoming more blatant. He clearly doesn't care about public opinion.
ええ、どんどん露骨になっていますね。彼は明らかに世論を気にしていないようです。
職場の不公平な状況について
A:
I feel like the company leadership's favoritism is getting worse.
会社の経営陣のえこひいきがひどくなっている気がします。
B:
I agree. It's becoming more blatant, especially with the recent promotions.
同感です。特に最近の昇進では、それがさらに露骨になっていますね。
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