make it clear
発音
/meɪk ɪt klɪər/
make it CLEAR
💡 「make it」は繋げて「メイキッ」のように発音し、「clear」をはっきりと、語尾を伸ばすように発音すると自然です。
使用情報
構成単語
意味
(〜であることを)明確にする、はっきりさせる、(〜ということを)誤解のないように伝える
"To state or explain something in a way that leaves no doubt or misunderstanding about one's intentions, meaning, or a fact."
💡 ニュアンス・使い方
相手に自分の意図、意見、事実などを誤解の余地なく伝える際に用いる表現です。特に、重要な情報、指示、または誤解されやすい内容を伝える場合によく使われます。フォーマルなビジネスシーンから、個人的な意見をはっきりさせる日常会話まで幅広く使える汎用性の高いフレーズです。相手に「きちんと理解してほしい」「曖昧さをなくしたい」という強い意志が含まれることが多いです。ネイティブスピーカーは、コミュニケーションの正確性を保つためによくこの表現を使用します。
例文
I want to make it clear that I support your decision.
あなたの決断を支持していることを明確にしたいです。
Just to make it clear, we're meeting at 9 AM tomorrow, right?
確認ですが、明日9時に集合で間違いありませんか?
He made it clear that he wasn't interested in their offer.
彼は彼らの提案に興味がないことをはっきりと伝えました。
She made it clear she didn't want any help with the project.
彼女はそのプロジェクトで一切助けを必要としていないことを明確にしました。
Let me make it clear: I will not tolerate any excuses.
はっきり言っておきますが、いかなる言い訳も容認しません。
The manager made it clear that the deadline is non-negotiable.
部長は、締め切りは交渉の余地がないことを明確にしました。
We need to make it clear to all stakeholders what the project goals are.
全ての利害関係者に対し、プロジェクトの目標が何であるかを明確にする必要があります。
Please make it clear in your report who is responsible for each task.
各タスクの担当者をレポートで明確にしてください。
The government made it clear that it would not tolerate any further acts of aggression.
政府はこれ以上の侵略行為を容認しないことを明確にしました。
The judge made it clear that strict adherence to the law was expected from all parties.
裁判官は、全ての当事者に対し、法を厳守するよう明確に求めました。
類似表現との違い
「clarify」は「(不明瞭な事柄を)明確にする、明らかにする」という意味で、よりフォーマルな響きがあります。複雑な情報や状況を整理して分かりやすくするニュアンスが強く、「make it clear」が意見や意図をはっきり伝えることに重点があるのに対し、「clarify」は情報を整理する行為に焦点を当てます。
「explain」は「〜を説明する」という意味で、ある事柄の理由や経緯、詳細などを述べる行為そのものを指します。「make it clear」は「誤解がないようにする」という結果に重点が置かれるのに対し、「explain」は情報伝達のプロセスに焦点を当てます。両者は似ていますが、ニュアンスが異なります。
「state clearly」は「はっきりと述べる」という意味で、「make it clear」と非常に意味が近いです。しかし、「state clearly」は、特に公式な声明や書面、あるいは特定の事実や意見を直接的に表明する際に用いられることが多く、ややフォーマルで堅い響きがあります。
「spell out」は「細部にわたって説明する、懇切丁寧に説明する」という意味です。相手が理解できるように、一語一句、あるいは細かな点まで徹底的に説明するというニュアンスがあります。口語的で、時には相手の理解が遅いことへの少しの苛立ちを含む場合もあります。
よくある間違い
動詞 'make' の後に目的語 'it'、そしてその状態を表す補語として形容詞 'clear' を使います。副詞 'clearly' は動詞を修飾するため、この文脈では不適切です。
目的語が代名詞 'it' の場合、'make it clear' のように 'make' と 'clear' の間に 'it' を置くのが正しい語順です。目的語が長い節や句の場合には 'make clear + that節/to不定詞' の形も可能ですが、代名詞の場合は必ず間に入れます。
学習のコツ
- 💡「make it clear that...」のようにthat節を続けて、何を明確にするのか具体的に示す形がよく使われます。
- 💡「make it clear to someone that...」のように、誰に明確にするのかを 'to someone' で加えることも可能です。
- 💡ビジネスシーンで指示や方針を伝える際に「I want to make it clear that...」という表現は非常に有効です。
- 💡仮目的語の 'it' は、真の目的語(that節やto不定詞など)が後に続くことを示唆します。
対話例
会議での重要な決定事項の確認
A:
Before we move on, I want to make it clear that everyone understands the next steps.
次に進む前に、全員が次のステップを理解していることを明確にしておきたいのですが。
B:
Yes, I think it's clear. We'll start with the market research phase.
はい、明確だと思います。まず市場調査の段階から始めます。
友人との会話で誤解を解く
A:
Are you upset about what I said yesterday?
昨日言ったことで怒ってる?
B:
No, I just want to make it clear that I didn't mean it that way.
いや、そうじゃないんだ。ああいう意味じゃなかったってことをはっきりさせたいだけだよ。
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