/meɪk klɪər/
make CLEAR
💡 「make」は短く発音し、「clear」は「クレィア」のように「r」の音を意識してはっきりと発音します。意味の強調は「clear」に置かれることが多いです。
"To state, explain, or demonstrate something in such a way that there is no doubt, confusion, or misunderstanding about it."
💡 ニュアンス・使い方
「make clear」は、曖昧だったり、誤解されやすかったりする事柄を、相手に疑念や混乱の余地なく理解させるために使われる表現です。単に「説明する (explain)」よりも、より強い「明確化」の意図を含みます。自分の意図、事実関係、指示などを相手に確実に伝えたいときに有効です。ビジネスシーンでの指示や報告、学術論文での概念説明、あるいは日常会話で自分の気持ちをはっきりさせる際など、幅広い文脈で使われます。話し手は、相手が「確実に理解しているか」を重視している気持ちを表します。フォーマル度としては中立的で、ビジネスメールや会議、友人との会話まで幅広く使えますが、その意味合いからややビジネスや教育的な文脈でよく耳にするかもしれません。
I want to make it clear that I'm not blaming anyone.
誰のせいにもしていないということを明確にしておきたいです。
Could you make your request clearer? I'm not sure what you need.
ご要望をもっと明確にしていただけますか?何が必要なのかよくわかりません。
The teacher made clear the importance of studying regularly for the exam.
先生は試験のために定期的に勉強することの重要性を明確にしました。
Let me make one thing clear: I will not tolerate any dishonesty.
一つだけはっきりさせておきますが、私は一切の不正を許しません。
He tried to make his intentions clear through his actions.
彼は自分の意図を行動で明確にしようとしました。
Please make it clear that we need to finish this by Friday.
金曜日までにこれを終わらせる必要があることをはっきりさせてください。
She made clear her disapproval of the new policy.
彼女は新しい方針に対する不承認を明確にしました。
It's important to make clear what your goals are to your team.
チームに対して自分の目標が何であるかを明確にすることが重要です。
The report makes clear the challenges ahead for the company.
その報告書は、会社が直面する今後の課題を明確にしています。
I made it clear that I wasn't interested in buying it.
私はそれを買うことに興味がないことをはっきり伝えました。
His smile made clear his happiness.
彼の笑顔が、彼の幸福をはっきりと示していました。
「clarify」は主に複雑な情報や概念、誤解されがちな点をより正確に、かつ詳細に説明して明確にする場合に用いられる、ややフォーマルな動詞です。「make clear」は、話し手の意図や立場、簡単な事実など、より広範な「物事をはっきりさせる」状況で使え、口語的なニュアンスも持ちます。
「explain」は「説明する」という一般的な行為を指します。必ずしも相手に誤解があるとは限らず、単に情報を提供するニュアンスが強いです。「make clear」は、既に存在する曖昧さや誤解を解消し、相手に疑いの余地なく理解させるという、より強い「明確化」の目的があります。
「spell out」は、非常に詳細かつ明示的に、一つ一つ丁寧に説明して明確にする、というニュアンスが強い表現です。しばしば、相手が理解できていないことに少し苛立ちを感じたり、絶対に誤解してほしくないという強い意図が含まれることがあります。「make clear」よりも、さらに念を入れて説明するイメージです。
「make + 目的語 + 形容詞」の語順が正しく、「clearly」(副詞)ではなく「clear」(形容詞)を使います。「目的語を形容詞の状態にする」という意味です。
「誰かに明確にする」という場合は、通常「to someone」を使います。また、対象が長い節や抽象的な事柄の場合は「it」を挟むのが自然です。
「make + 目的語 + 形容詞」の構文では、目的語の状態を表すために形容詞(clear)を使います。副詞(clearly)は動詞を修飾するため、この文脈では不適切です。
A:
Before we move on, I want to make clear our main objective for this quarter.
次に進む前に、今四半期の主な目標を明確にしておきたいと思います。
B:
That would be very helpful. We need to be on the same page.
それは非常に助かります。認識を共有する必要がありますね。
A:
Hey, I heard you're upset about what I said yesterday.
ねえ、昨日言ったことで君が怒ってるって聞いたんだけど。
B:
Yeah, I was. Could you make it clear what you actually meant?
うん、そうだよ。実際、何を言いたかったのかはっきりさせてくれる?
A:
Oh, I just meant that we should try a different approach, not that your idea was bad.
ああ、ただ別のアプローチを試すべきだと言いたかっただけで、君のアイデアが悪かったわけじゃないんだ。
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