make a saying

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/meɪk ə ˈseɪ.ɪŋ/

make a SAYing

💡 「メイカ セイイング」のように発音します。aは弱く短く、'saying'の'say'に強勢を置きます。動詞の'make'は比較的はっきり発音されますが、文脈によって'a'と繋がって流れるように発音されます。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話文学・芸術広告・マーケティング教育・学習哲学・思想ユーモアスピーチ・プレゼンテーション

構成単語

意味

新しい言い回し、格言、ことわざ、またはフレーズを考案する、生み出す。

"To create, coin, or formulate a new phrase, proverb, adage, or memorable expression."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、誰かが独自の言葉や表現、あるいは普遍的な真理を言い表すような格言を考案する際に使われます。単に何かを「言う」のではなく、「新しい言葉の組み合わせや表現方法を生み出す」という創造的な行為に焦点を当てています。文学作品、ユーモア、マーケティングのスローガン、あるいは特定のコミュニティ内で使われる独特の表現など、様々な文脈で使われます。フォーマル度は中立的で、会話や文章の両方で使えますが、その行為自体が日常的ではないため、頻繁に出てくる表現ではありません。ネイティブにとっては、ある種の創造性や言葉遊びのニュアンスを含んで聞こえることがあります。

例文

He's always trying to make a clever saying that will stick.

カジュアル

彼はいつも心に残るような気の利いた言い回しを作ろうとしています。

It takes a lot of wit to make a saying that truly resonates with people.

カジュアル

本当に人々の心に響く格言を作るには、多くの知恵が必要です。

My grandma used to make a saying for every situation, full of wisdom.

カジュアル

私の祖母は、あらゆる状況に合わせた格言を作っては、たくさんの知恵を教えてくれました。

The advertising team hopes to make a saying that becomes synonymous with their new product.

ビジネス

広告チームは、新製品の代名詞となるようなキャッチフレーズを作りたいと考えています。

She has a talent for making a saying that instantly captures the essence of a complex idea.

カジュアル

彼女には、複雑なアイデアの本質を瞬時に捉える言い回しを作る才能があります。

Many philosophers throughout history have attempted to make a saying that encapsulates the meaning of life.

フォーマル

歴史上の多くの哲学者は、人生の意味を要約する格言を作ろうと試みてきました。

Can you make a saying that's catchy enough for our marketing campaign?

ビジネス

私たちのマーケティングキャンペーンにふさわしい、キャッチーなフレーズを作れますか?

The writer tried to make a saying that would forever define his generation.

フォーマル

その作家は、自分の世代を永遠に定義するような言葉を作ろうとしました。

It's hard to make a saying that hasn't been said before, in some form.

カジュアル

何らかの形でこれまで言われていない格言を作るのは難しいことです。

The poet aimed to make a saying that would challenge conventional wisdom.

フォーマル

その詩人は、従来の知恵に異議を唱えるような格言を作ろうとしました。

類似表現との違い

「coin a phrase」は、新しいフレーズや言葉を「造語する」「考案する」という意味合いが非常に強く、しばしばその表現が以前には存在しなかったことを強調します。「make a saying」も同様ですが、「coin」の方がより意図的に、かつ明確に新しい言葉を生み出すニュアンスが強いです。フォーマル度は「coin a phrase」の方がやや高い傾向にあります。

「invent a phrase」は、「invent」が「発明する」という意味を持つため、全く新しい、独創的なフレーズや表現を作り出すというニュアンスを強調します。「make a saying」が既存の要素を組み合わせて新しい表現を作る場合も含むのに対し、「invent」はより根源的な創造性を指します。

「create an idiom」は、特に「慣用句」という、比喩的で文化的に特定の意味を持つ表現を作り出すことに焦点を当てています。「saying」は格言やことわざなど、より広範な「言い回し」を指すのに対し、「idiom」はより専門的で特定の種類の表現を指します。

「come up with a phrase」は、「フレーズを思いつく」「考案する」という意味で、「make a saying」と似ていますが、「come up with」は何かを考え出したり、ひらめいたりするプロセスに焦点を当てています。よりカジュアルな文脈で使われることが多く、必ずしも「普遍的な格言」を作るというよりは、単純に気の利いた言葉を考える、といったニュアンスです。

よくある間違い

do a saying
make a saying

「格言を作る」「言い回しを考案する」という行為には、一般的に動詞 'make' を使います。'do' はより一般的な「行う」を意味しますが、この文脈では不適切です。

make a word
make a saying / coin a word

「単語を作る」という意味で 'make a word' と言うことは稀です。新しい単語を造語する場合は 'coin a word' がより自然な表現です。'make a saying' は単語ではなく「言い回し」や「格言」を指します。

学習のコツ

  • 💡「saying」は単数形である「ことわざ」や「格言」という意味の非常に一般的な名詞です。動詞「make」と合わせて「新しい格言を生み出す」という行為を表します。
  • 💡「coin a phrase」や「invent a phrase」など、類似表現と比較してニュアンスの違いを理解すると、より適切に使い分けができます。
  • 💡クリエイティブな分野や言語学的な議論で使われることが多い表現であることを意識して学習すると良いでしょう。

対話例

友人が新しいキャッチフレーズを考えている場面

A:

I'm trying to come up with a catchy slogan for my new online shop.

新しいオンラインショップのために、キャッチーなスローガンを考えているんだ。

B:

That's tough! It's hard to make a saying that's original and memorable at the same time.

それは難しいね!オリジナルで記憶に残るフレーズを作るのは大変だよ。

文学作品について議論している場面

A:

The author managed to make a saying in his latest novel that people are already quoting.

その作家は最新小説で、すでに人々が引用しているような格言を生み出しましたね。

B:

Yes, it truly captures the spirit of our times.

ええ、それは本当に現代の精神を捉えています。

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