make a cut
発音
/meɪk ə kʌt/
MAKE a CUT
💡 「make」と「cut」をはっきりと発音し、「a」は弱く「ア」と発音します。全体的に自然なリズムで発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
(ハサミやナイフなどで)切り込みを入れる、切る。
"To create an incision or opening in something with a sharp object; to divide or separate material by cutting."
💡 ニュアンス・使い方
物理的な行為として、何らかの道具(ハサミ、ナイフ、メスなど)を使って物の一部を切ったり、切り込みを入れたりする際に使われます。料理の準備で食材に切れ目を入れる、工作で紙や布を切る、あるいは医療現場で切開する、といった具体的な動作を表す場面で多く用いられます。特定の感情的なニュアンスは含まれず、客観的な動作を記述します。フォーマル度はニュートラルで、日常会話から専門的な文脈まで幅広く使えます。ネイティブは、意図的な切断や、傷としての「切り傷」を指す際にもこの表現を使うことがあります。
例文
She carefully made a small cut in the pastry dough.
彼女は慎重にパイ生地に小さな切り込みを入れました。
The craft instructor showed us how to make a clean cut in the cardboard.
工芸の先生は、段ボールをきれいに切る方法を教えてくれました。
You need to make a straight cut along this line.
この線に沿ってまっすぐに切る必要があります。
The surgeon made a precise cut to remove the tumor.
外科医は腫瘍を取り除くために正確な切開を行いました。
Don't forget to make a cut in the plastic packaging before heating.
加熱する前に、プラスチック製のパッケージに切り込みを入れるのを忘れないでください。
We need to make a cut here to shorten the cable.
ケーブルを短くするために、ここで切断する必要があります。
Making a decorative cut can add a nice touch to your baking.
装飾的な切り込みを入れると、焼菓子に素敵なアクセントが加わります。
The machine made a deep cut into the metal sheet.
その機械は金属板に深い切り込みを入れました。
(予算、費用、人員などを)削減する、減らす。
"To reduce the amount, quantity, or number of something, especially expenses, staff, or services."
💡 ニュアンス・使い方
予算、費用、人員、サービス、生産量などを減らす、削減するという意味で使われます。経済的な文脈や組織的な意思決定の場面で頻繁に登場します。しばしば困難な決定や、必要に迫られた行動を指すことが多いです。この意味では、ややフォーマルな響きを持つことがあり、ビジネスシーンや政府の発表などでよく耳にします。ネイティブは、コスト削減や人員整理といった、企業や公共機関の経営判断、あるいは苦しい状況での決定を表す際によく使う表現だと認識しています。
例文
The company decided to make a significant cut in its operational budget.
その会社は運営予算を大幅に削減することを決定しました。
We have to make some serious cuts to our expenses this quarter.
今四半期は経費を大幅に削減する必要があります。
The government is under pressure to make a cut in public spending.
政府は公共支出を削減するよう圧力を受けています。
If we don't make a cut in production, we'll accumulate too much inventory.
生産を削減しなければ、過剰な在庫を抱えることになります。
Making a cut in staff is always a last resort for any organization.
人員削減は、どの組織にとっても常に最終手段です。
Can we make a cut in travel costs without impacting client relations?
顧客関係に影響を与えずに、出張費を削減できますか?
They had to make a drastic cut to stay competitive in the market.
彼らは市場で競争力を維持するために大幅な削減をしなければなりませんでした。
The new policy aims to make a cut in energy consumption across the country.
新しい政策は、全国のエネルギー消費量を削減することを目指しています。
類似表現との違い
「reduce」は動詞として広く「減らす、縮小する」という意味で使われ、目的語を直接取ります。「make a cut」は名詞の「cut」を使うことで、削減行為そのものを強調するニュアンスがあります。特に予算や人員削減のような大きな決定を指す場合によく使われます。
「cut back on」は特定の項目や活動の量を減らすことを指し、より具体的な行動や習慣の削減に使われます。「make a cut」はより広い意味での「削減」や「決断」を指すことが多く、特に予算や人員などの全体的な削減計画に使われます。
「downsize」は主に企業や組織が規模を縮小することを指し、特に人員削減を含む文脈で使われます。「make a cut」はより広範な削減行為(予算、生産量など)に適用でき、必ずしも組織全体の規模縮小を意味しません。
「make an incision」は医療分野で使われる専門的な表現で、外科手術などで体の一部を切開する行為を指します。「make a cut」はより一般的で、物理的に何かを切る行為全般に使われます。意味は似ていますが、使用される文脈が異なります。
よくある間違い
「cut」を名詞として「削減」の意味で使う場合、「make a cut」というコロケーションが正しい表現です。動詞として「削減する」と言う場合は「cut our budget」となります。
物理的に「切り込みを入れる」場合、通常は「in」や「on」などの前置詞を使って「どこに」切り込みを入れたかを明確にします。
学習のコツ
- 💡「make a cut」は、物理的に「切り込みを入れる」場合と、費用などを「削減する」場合の二つの主要な意味があることを覚えておきましょう。
- 💡削減の意味では、ビジネスや経済のニュースでよく耳にする表現です。特に予算や人員に関する文脈で使われます。
- 💡「make a decision (決定する)」「make a mistake (間違いを犯す)」のように、「make a + 名詞」の形で特定の行為を表すコロケーションの一つとして覚えると良いでしょう。
対話例
会議で予算削減について話し合っている場面
A:
The Q3 financial report shows we're over budget. We need to do something.
第3四半期の財務報告を見ると予算を超過していますね。何か対策が必要です。
B:
Yes, I agree. We might have to make a cut in the marketing spend for the next quarter.
はい、私も同意見です。来四半期はマーケティング費用を削減する必要があるかもしれません。
料理のレシピについて話している場面
A:
The recipe says to score the bread dough. How deep should I make a cut?
レシピにはパン生地に切り込みを入れると書いてあるんだけど、どのくらいの深さにすればいい?
B:
Just a shallow one, about half an inch deep, to help it rise evenly.
浅めにね、均等に膨らむように、だいたい1.5cmくらいの深さでいいよ。
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