labyrinthine plot
発音
/ˌlæbərɪnˈθiːn plɒt/
la-by-RIN-thine PLOT
💡 「labyrinthine（ラビリンスィーン）」は「迷宮のような」という意味で、発音がやや長く難しいですが、リズムを意識して「ラ・ビ・リン・スィーン」と発音しましょう。「plot（プロット）」は「筋書き」という意味で、短く明瞭に発音します。
使用情報
構成単語
意味
非常に複雑で理解しにくい、入り組んだ筋書きや計画。まるで迷路のように経路が多数あり、全体像を把握するのが困難な様を表します。
"A storyline, plan, or system that is extremely complicated, intricate, and difficult to follow, often feeling like a maze due to its numerous twists and turns."
💡 ニュアンス・使い方
主に小説、映画、演劇、テレビドラマ、ビデオゲームなどの物語の筋書きを形容する際に使われます。また、複雑なビジネス戦略、政治的陰謀、科学的理論などを指す場合もあります。批評、レビュー、学術的な議論、または高度なコミュニケーションの文脈でよく見られます。 その複雑さに対する困惑、混乱、あるいは驚きを表すことが多いです。時には、その複雑さ自体を芸術性や深みとして評価するポジティブなニュアンスを含むこともありますが、一般的には「理解するのが難しい」というニュアンスが強いです。聞き手や読み手にとって高度な語彙であり、話し手の教養を示すこともあります。 非常にフォーマルな表現です。日常会話で使うと、少し堅苦しく、あるいは大げさに聞こえる可能性があります。文学的、学術的な文脈で最も自然に使われます。 このフレーズを使うネイティブは、高度な語彙力を持つ洗練された話し手と見なされるでしょう。「labyrinthine」という単語はラテン語由来で、教養ある層に好まれる傾向があります。物語の複雑さを正確に表現する際に重宝されますが、日常で頻繁に耳にする表現ではありません。
例文
The novel is celebrated for its truly labyrinthine plot, which challenges readers to piece together events from multiple perspectives.
その小説は、複数の視点から出来事を組み立てるよう読者に挑む、真に迷宮のような筋書きで称賛されています。
Critics praised the film's artistic direction, but many found its labyrinthine plot difficult to follow without prior knowledge of the historical context.
批評家はその映画の芸術的演出を称賛したが、多くの人が歴史的背景の予備知識なしでは、その入り組んだ筋書きを追うのが難しいと感じた。
The detective struggled to unravel the labyrinthine plot devised by the master criminal.
その探偵は、首謀者によって企てられた複雑怪奇な陰謀を解き明かすのに苦労しました。
Our team is trying to simplify the labyrinthine plot of the new project's implementation strategy.
私たちのチームは、新しいプロジェクトの実施戦略における複雑な計画を単純化しようとしています。
The company's new market entry strategy seemed to be a labyrinthine plot that few understood.
その企業の新しい市場参入戦略は、ほとんど誰も理解できないような複雑な計画に見えました。
Did you understand the movie? Not really, it had a really labyrinthine plot.
「あの映画理解できた？」「あんまり。本当に複雑な筋書きだったよ。」
This fantasy series has such a labyrinthine plot, but that's what makes it so gripping.
このファンタジーシリーズは、本当に複雑な筋書きだけど、それがすごく引き込まれる理由なんだ。
I gave up on that book; the labyrinthine plot was just too much for me.
あの本は諦めたよ。あの複雑な筋書きは私には手に負えなかった。
The video game is renowned for its immersive world and a labyrinthine plot that unfolds over hundreds of hours.
そのビデオゲームは、没入感のある世界と何百時間にもわたって展開される入り組んだ筋書きで有名です。
Many conspiracy theories involve a labyrinthine plot orchestrated by powerful, shadowy figures.
多くの陰謀論には、強力な影の人物によって仕組まれた複雑な陰謀が絡んでいます。
類似表現との違い
「intricate plot」は「複雑な筋書き」という意味で、「labyrinthine plot」と似ていますが、「labyrinthine plot」の方が「迷路のように入り組んでいて、理解が非常に難しい」という、より強い困難さや混乱のニュアンスを含みます。「intricate」は単に「複雑で精巧な」という意味合いが強く、必ずしも理解困難とは限りません。
「complex storyline」は「複雑な物語」という意味で、最も一般的で幅広い文脈で使われます。「labyrinthine plot」はその中でも特に「途方もなく複雑で、ほとんど解読不能な」レベルの複雑さを表現する際に選ばれます。フォーマルさも「labyrinthine plot」の方が高いです。
「convoluted narrative」も「複雑に入り組んだ物語」という意味で、「labyrinthine plot」と非常に近いニュアンスを持ちます。「convoluted」はしばしば「不自然に、あるいは理解しにくく複雑な」という否定的なニュアンスを含みます。一方「labyrinthine」は、その複雑さが魅力である場合にも使われ得る点で若干異なりますが、多くの場合互換性があります。
「tangled web」は「複雑に絡み合った状況や嘘」を表すイディオムで、特に「ごまかしや策略が入り組んだ状態」を指します。「labyrinthine plot」が物語の構造や計画自体を指すのに対し、「tangled web」は人間関係や陰謀の複雑な側面、特に欺瞞の要素を強調します。
学習のコツ
- 💡「labyrinthine」は「迷宮」を意味する「labyrinth」に由来しており、「迷路のように複雑な」という意味合いを連想すると覚えやすいです。
- 💡映画やミステリー小説のレビューなど、物語の構造について語る際に使うと、語彙力の豊かさをアピールできます。
- 💡通常はフォーマルな文脈で使われるため、日常会話で多用すると不自然に聞こえることがあるので注意しましょう。
- 💡その複雑さに対して「素晴らしい」「奥深い」といったポジティブな意味合いで使うこともあれば、「分かりにくい」「混乱する」といったネガティブな意味合いで使うこともあります。
対話例
映画批評について友人同士で話す
A:
What did you think of the new sci-fi thriller?
新作SFスリラーどうだった？
B:
It was visually stunning, but I found the labyrinthine plot a bit hard to follow. I had to watch it twice!
映像は素晴らしかったけど、あの入り組んだ筋書きがちょっと理解しにくかったね。2回見なきゃならなかったよ！
複雑なプロジェクトの会議後
A:
I'm still trying to wrap my head around the new project proposal. It seems to have a rather labyrinthine plot.
新しいプロジェクトの提案、まだ理解しようと頭を悩ませてるんだ。かなり複雑な計画みたいだね。
B:
Indeed. We need to break it down into simpler stages for everyone to grasp it.
そうだね。みんなが理解できるように、もっと簡単な段階に分解する必要があるよ。
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labyrinthine plot を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。