意味
主導権、率先力、自発性
新しい取り組み、計画、構想、発案
(国民投票などによる)発議権
発音
/ɪˈnɪʃətɪv/
iNIshative
💡 この単語は、2つ目の「ni」の部分を強く発音します。「-tia-」は「ティ」ではなく「シャ」に近い音(/ʃə/)になります。「ティブ」の「ヴ」は下唇を軽く噛む摩擦音で、日本語の「ブ」とは異なります。カタカナの「イニシアティブ」という読み方にとらわれず、発音記号を参考に練習しましょう。
例文
She took the initiative.
彼女が率先して動きました。
It was a good initiative.
それは良い発案でした。
He lacks initiative.
彼には自主性が欠けています。
Show some initiative!
もっと積極的に動きなさい!
Take the initiative now.
今すぐ主導権を握りなさい。
We need new initiatives.
新しい取り組みが必要です。
Support this new initiative.
この新しい計画を支持してください。
An initiative on climate change.
気候変動に関する取り組み。
The initiative failed badly.
その発議はひどく失敗しました。
It's a bold initiative.
それは大胆な構想です。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「take the initiative」は「主導権を握る」「率先して動く」という意味の非常に一般的なイディオムです。
- 📝initiativeは、意味によって可算名詞(新しい計画・取り組み)と不可算名詞(率先力・自主性)の両方で使われます。文脈で判断が必要です。
- 📝不可算名詞として使う場合、通常は冠詞(a/an)をつけたり複数形(s)にしたりしません。
使用情報
よくある間違い
「自主性」という意味で使う場合、initiativeは不可算名詞として扱われます。したがって、'a lot of initiative'のように冠詞や複数形は付けません。一方、「新しい計画や取り組み」という意味では可算名詞になります。
類似スペル単語との違い
initiativeが「率先力、自主性、新しい計画」を意味するのに対し、entrepreneurshipは「起業家精神」を指し、特にビジネスにおいてリスクを冒して新しい事業を始める精神や能力に特化しています。
initiativeと同様に「進取の気性、意欲」や「事業、計画」を意味しますが、enterpriseはより大規模な事業や冒険的な試みを指すことが多いです。initiativeは個人の率先力や比較的小規模な計画にも使われます。
派生語
語源
📚 ラテン語の'initium'(始まり、最初の行為)に由来し、そこから「始めること」「最初の一歩」という意味が発展しました。英語には16世紀後半に「最初の行動、始まり」として導入され、後に「率先力」や「新規の計画」という意味も加わりました。
学習のコツ
- 💡「take the initiative(主導権を握る、率先して動く)」という決まったフレーズで覚えると使いやすいです。
- 💡可算名詞と不可算名詞の両方の使い方があるため、文脈に応じて使い分けを意識しましょう。
- 💡ビジネスシーンで「自主性」や「新しい取り組み」について話す際に積極的に使うと、より洗練された印象を与えられます。
- 💡複数形はinitiativesとなります。
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