in a sour mood
発音
/ɪn ə ˈsaʊər muːd/
in a SOUR mood
💡 「sour」は「サウア」と『ア』の音をしっかり発音し、強勢を置きます。「mood」は口をすぼめて長めに「ムー(ドゥ)」と発音すると、より自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
不機嫌な気分でいること、むっつりしている状態。機嫌が悪く、やや不満げな様子。
"Feeling irritable, unhappy, or bad-tempered, often without a clear reason or expressing slight displeasure. Being in a state of bad humor or gloom."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、誰かがイライラしていたり、怒っているわけではないけれど、全体的に気分が優れず、不満げであったり、口数が少なかったりする状態を表す際に使われます。単に「悲しい(sad)」よりも、もっと不快感や不満が滲み出ているようなニュアンスを含みます。主に日常会話で、友人や家族、同僚など、親しい関係の人々の気分を表現するのに使われます。フォーマルな場での公式な文書やスピーチではあまり使われませんが、ビジネスシーンで同僚の状態を非公式に話す際には耳にすることもあります。ネイティブにとっては非常に一般的な表現で、相手の気分が悪いことを察したときに自然に使われます。
例文
He's been in a sour mood all morning. I wonder what happened.
彼は午前中ずっと不機嫌な気分だよ。何があったんだろうね。
Don't talk to her right now; she's in a sour mood.
今は彼女に話しかけない方がいいよ。彼女は不機嫌な気分だから。
I'm in a sour mood because I didn't get enough sleep.
寝不足で機嫌が悪いんです。
Why are you in such a sour mood today? Is everything okay?
今日はどうしてそんなに不機嫌なの?何かあった?
After the argument, he was in a sour mood for the rest of the day.
口論の後、彼はその日一日中不機嫌だった。
She tends to be in a sour mood on Mondays.
彼女は月曜日に不機嫌になる傾向があります。
The manager was in a sour mood during the meeting, so no one dared to speak up.
部長は会議中ずっと不機嫌だったので、誰も発言しようとしなかった。
His refusal to compromise put the whole team in a sour mood.
彼の妥協しない姿勢が、チーム全体の気分を不機嫌にさせた。
Despite the good news, the CEO remained in a somewhat sour mood.
良いニュースにもかかわらず、CEOはやや不機嫌なままであった。
類似表現との違い
「in a bad mood」は「機嫌が悪い」というより一般的な表現で、様々なネガティブな気分全般を指します。「in a sour mood」は、bad moodの中でも特に「むっつりとして不機嫌そう」「不満げ」といった、やや特定のニュアンスを持つ場合に用いられます。
「grumpy」は形容詞で、「不機嫌でぶつぶつ文句を言うような」といった意味合いが強いです。行動を伴う不機嫌さを表すことが多いですが、「in a grumpy mood」という形で「in a sour mood」と同様に使うこともできます。より口語的で、少しユーモラスな響きがある場合もあります。
「irritable」は形容詞で、「イライラしやすい」「短気な」という意味です。「in a sour mood」が「気分が悪い」状態を指すのに対し、「irritable」は「刺激に対してすぐに怒りやすい、反応しやすい」という傾向や状態を表します。より生理的なイライラ感を含む場合があります。
「upset」は「動揺している」「怒っている」「困っている」など、感情の起伏が「in a sour mood」よりも大きい場合に使われます。もっとはっきりと感情が乱れている状態を表し、「sour mood」のような静かな不機嫌さとは異なります。
よくある間違い
「a mood」のように、気分を表す名詞「mood」の前には不定冠詞「a」が必要です。これを忘れがちなので注意しましょう。
気分が悪い状態を表すには、「be動詞 + in a sour mood」が正しく、「have a sour mood」とは通常言いません。心情の状態を表すため、「〜の状態である」という意味の「be in」を使います。
学習のコツ
- 💡「sour」は「酸っぱい」という意味が転じて「不機嫌な」という意味になったことを知っておくと、記憶に残りやすいです。
- 💡「in a mood」だけでも「機嫌が悪い」という意味合いになることがありますが、「sour」を加えることで、その不機嫌さの種類(むっつりした、不満げな)がより明確になります。
- 💡相手の気分を察する際に「Why are you in such a sour mood today?」(今日はどうしてそんなに不機嫌なの?)のように質問する形で使うと、会話が自然になります。
対話例
友人が元気なさそうに見える時
A:
You seem a little quiet today. Are you in a sour mood?
今日はちょっと静かだね。機嫌が悪いの?
B:
Yeah, I didn't sleep well last night, so I'm a bit in a sour mood.
うん、昨晩よく眠れなかったから、ちょっと不機嫌なんだ。
職場で同僚の様子について話す時
A:
Did you notice John? He's been in a sour mood since this morning.
ジョンに気づいた?今朝からずっと機嫌が悪いよ。
B:
I think he had a tough meeting with a client. It's probably best to leave him alone for a while.
クライアントとのミーティングが大変だったみたいだね。しばらくそっとしておいた方がいいだろう。
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