意味
威張り散らす、いじめる、脅す、難癖をつける
発音
/ˈhɛktər/
HECtor
💡 最初の音節「Hec-」を強く発音します。最後の「-tor」は日本語の「ター」ではなく、口をあまり開けずに「トァ」と曖昧に発音するとより自然な英語に聞こえます。舌を丸める必要はありません。
例文
Don't hector me about homework.
宿題のことで私をいじめないでください。
Stop hectoring your little brother.
弟をいじめるのをやめなさい。
She used to hector him daily.
彼女は彼を毎日いじめていました。
The boss loves to hector staff.
その上司は職員をいじめるのが好きです。
Please don't hector us all.
私たち全員を威圧しないでください。
Why does she always hector?
なぜ彼女はいつも威張るのですか?
He will hector his staff.
彼は部下を威圧するでしょう。
Never hector your subordinates.
決して部下を威圧してはいけません。
He tried to hector witnesses.
彼は証人を脅そうとしました。
Avoid those who hector others.
他人をいじめる人々を避けましょう。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞として用いる場合、他動詞として「(人)を威圧する、いじめる」という意味が最も一般的です。
- 📝前置詞 'about' を伴って、「~について威張って指図する」という意味で使われることもあります。
- 📝大文字で 'Hector' と書くと、ホメロス叙事詩に登場するトロイアの王子という固有名詞になります。動詞の 'hector' とは意味が異なりますので注意が必要です。
使用情報
よくある間違い
`hector`は通常、他動詞として「誰かを威圧する、いじめる」という意味で使われ、直接目的語を取ることが多いです。自動詞的に使う場合は、前置詞(例: about)を伴って「~について威張って指図する」といった意味になります。
派生語
語源
📚 この単語は、古代ギリシャの叙事詩『イリアス』に登場するトロイアの王子ヘクトールに由来します。彼は勇敢な戦士でしたが、英語では皮肉にも「いじめっ子」や「脅す」といった否定的な意味で使われるようになりました。これは、文学作品中の描写や後世の解釈が影響していると言われています。
学習のコツ
- 💡この単語の語源であるトロイアの英雄ヘクトールと、現在の意味「威張り散らす」とのギャップが面白いので、ストーリーと一緒に覚えると記憶に残りやすいです。
- 💡`bully`や`intimidate`といった類語と比較して、`hector`はより文学的で古風な響きがあります。書き言葉やフォーマルな文脈で目にすることが多いでしょう。
- 💡単に怒るのではなく、相手をコントロールしようとする意図を伴う「いじめ」や「脅し」を指す際に使われることが多いです。
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