grant acquittal
発音
/ɡrænt əˈkwɪtəl/
GRANT acQUITTAL
💡 grantは「グラント」と発音し、「グラ」の部分に強勢を置きます。acquittalは「アクウィットゥル」のような音で、「クウィ」の部分を強く発音します。二つの単語を滑らかにつなげることを意識しましょう。特に「acquittal」の「-ttal」の部分は、日本語の「ル」ではなく、舌先を歯茎に軽く触れさせる程度の音で終わらせます。
使用情報
構成単語
意味
(法廷で)無罪放免を認める、無罪判決を下す。
"To formally declare or recognize that someone is not guilty of a crime and release them, typically through a verdict in a court of law."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、刑事裁判において、裁判官や陪審が無罪判決を下すことを意味します。非常にフォーマルで専門的な法律用語であり、日常会話で使われることはほとんどありません。主に法律文書、法廷での発言、またはニュース報道などで用いられます。被告人にとって「無罪放免」という結果は大きな救済を意味しますが、このフレーズ自体は感情を伴うものではなく、証拠に基づいた客観的な司法の決定を表します。ネイティブは、このフレーズを聞くと、法的な手続きや裁判の状況を思い浮かべ、その専門性の高さから知的な印象を受けることがあります。
例文
The judge decided to grant acquittal to the defendant due to insufficient evidence.
裁判官は証拠不十分のため、被告に無罪放免を言い渡すことを決定しました。
After reviewing all the facts, the jury voted to grant acquittal.
全ての事実を検討した後、陪審員は無罪放免を認める票を投じました。
The court granted acquittal, stating that the prosecution failed to prove its case beyond a reasonable doubt.
裁判所は、検察が合理的な疑いを超える立証に失敗したとして、無罪判決を下しました。
In a surprising turn of events, the appeals court granted acquittal.
驚くべき展開で、控訴裁判所は無罪放免を認めました。
The decision to grant acquittal was met with both relief from the defense and criticism from the public.
無罪判決を下すという決定は、弁護側からの安堵と世論からの批判の両方を受けました。
Without new compelling evidence, it's unlikely the judge will grant acquittal.
新たな有力な証拠がなければ、裁判官が無罪放免を認める可能性は低いでしょう。
The lawyer fought hard to have the court grant acquittal to his client.
弁護士は依頼人に無罪判決を下すよう裁判所に強く求めました。
The defendant's plea for innocence was eventually heard, leading the jury to grant acquittal.
被告の無実の訴えは最終的に聞き入れられ、陪審は無罪放免を認めました。
Public opinion was divided on whether the court should grant acquittal in such a high-profile case.
このような注目度の高い事件で裁判所が無罪判決を下すべきかについて、世論は二分されました。
The possibility of the court granting acquittal weighed heavily on the victim's family.
裁判所が無罪判決を下す可能性は、被害者家族に重くのしかかりました。
類似表現との違い
「acquit」は動詞で「~を無罪にする、放免する」という意味です。'grant acquittal'は'acquittal'(無罪放免)という名詞に対して'grant'(与える、認める)という動詞を組み合わせることで、無罪放免という決定をより公式に、そして明確に表現します。意味は非常に近いですが、'grant acquittal'の方が表現として硬い印象を与えます。
「誰かを無罪と判断する」という意味で、主に陪審員や裁判官が判断を下すプロセスを指します。'grant acquittal'は、その判断に基づいて最終的に無罪放免を「認める」「与える」という行為そのものに焦点を当てています。どちらも法的な文脈で使われますが、'grant acquittal'の方がより公式な「判決を下す」というニュアンスが強いです。
「誰かを無実だと宣言する」という意味で、法廷以外の文脈でも使われることがあります。'grant acquittal'は厳密に法的な手続きを経ての無罪判決を指し、より専門的です。'declare someone innocent'は、法的な無罪にとどまらず、社会的な意味での「無実の表明」など、より広範な状況で使われる可能性があります。
よくある間違い
「無罪放免」は単純に「与える (give)」というより、公式に「認める、許可する (grant)」というニュアンスが適切です。法律用語として'grant'が慣例的に使われます。
「~をなす、作る (make)」という動詞は、この文脈では不自然です。「無罪放免」という判決は「下される」「認められる」ものであり、'grant'が正しい選択です。
学習のコツ
- 💡このフレーズは裁判や法律の文脈で用いられる専門用語であることを理解しましょう。
- 💡「grant」は「許可する」「認める」という意味があり、「acquittal」(無罪放免)を認める、と覚えると覚えやすいです。
- 💡法廷ドラマやニュース報道などで、このフレーズがどのように使われているか注意して聞いてみましょう。
- 💡類似表現「acquit (someone)」も一緒に覚えて、使い分けができるようにすると良いでしょう。
対話例
裁判結果に関するニュース番組での議論
A:
The judge has just announced the verdict in the highly publicized fraud case. What are your initial thoughts?
注目された詐欺事件の評決が発表されました。最初の感想はいかがですか?
B:
Well, the decision to grant acquittal in such a high-profile case is certainly a bold one, given the public's strong reaction throughout the trial.
ええ、これほど注目された事件で無罪判決を下すという決定は、裁判全体を通して世間の強い反応を考えると、確かに大胆なものです。
弁護士間の専門的な会話
A:
Our defense strategy heavily relied on discrediting the key witness. Do you think it was enough to convince the jury?
我々の弁護戦略は、主要な証人の信頼性を失墜させることに大きく依存していました。陪審を納得させるには十分だったと思いますか?
B:
It certainly made a strong impact. We're now cautiously optimistic that the judge will consider the lack of concrete evidence and grant acquittal.
確かに強い影響を与えました。私たちは今、裁判官が具体的な証拠の不足を考慮し、無罪放免を認めるだろうと、慎重ながらも楽観的に見ています。
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