/riːtʃ ə ˈvɜːrdɪkt/
reach a VERdict
💡 「reach」は「リーチ」と伸ばし気味に。「verdict」は「ヴァーディクト」と発音し、「ver」の部分に最も強い強勢を置きます。RとDの音をクリアに発音することを意識しましょう。
"To make a formal decision or judgment on an issue, typically in a legal case, especially when a jury decides if a defendant is guilty or innocent. It can also refer to arriving at a definitive conclusion after careful consideration in a non-legal context."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に法律の分野、特に陪審制度のある国で使われます。陪審員が裁判の証拠を検討し、議論を重ねた結果、有罪か無罪か、あるいは民事訴訟における責任の有無について最終的な判断を下す際に用いられます。非常にフォーマルな表現であり、その決定が重大な結果を伴うことを示唆します。日常会話で使うことはほとんどなく、ニュース報道や法的な文書、または比喩的に「熟考の末に困難な決定を下す」といった文脈で、非常に堅い表現として使われることがあります。ネイティブスピーカーは、このフレーズを聞くとすぐに法廷のイメージを思い浮かべるでしょう。
The jury is expected to reach a verdict by the end of the week.
陪審員は週末までに評決に達すると見られています。
After weeks of deliberation, the jury finally reached a verdict.
数週間の審議の後、陪審団はついに評決を下しました。
It took the jury several days to reach a verdict in the complex fraud case.
その複雑な詐欺事件で陪審員が評決に達するのに数日かかりました。
We eagerly awaited the news that the jury had reached a verdict.
私たちは陪審員が評決に達したというニュースを心待ちにしていました。
The judge instructed the jury on how to reach a verdict.
裁判官は陪審員に評決に至る方法を指示しました。
The company's board of directors needs to reach a verdict on the merger proposal soon.
会社の取締役会は、合併提案について間もなく最終決定を下す必要があります。
After months of internal debate, the committee finally reached a verdict on the new policy.
数ヶ月にわたる内部議論の後、委員会はついに新方針に関する結論に達しました。
The court struggled to reach a verdict with conflicting testimonies.
矛盾する証言により、裁判所は評決に達するのに苦労しました。
Legal experts predict it will be difficult for the jury to reach a unanimous verdict.
法務専門家は、陪審団が満場一致の評決に達するのは難しいだろうと予測しています。
Both sides hope the jury will reach a fair verdict.
双方は、陪審団が公正な評決に達することを望んでいます。
The judge will announce the jury's decision once they reach a verdict.
陪審団が評決に達し次第、裁判官がその決定を発表します。
Before reaching a verdict, the jury must consider all the evidence presented.
評決を下す前に、陪審員は提示された全ての証拠を考慮しなければなりません。
「make a decision」は「決定を下す」という一般的な意味で、ビジネスや日常会話を含むあらゆる状況で使えます。法的な文脈に限定されず、熟慮の度合いも「reach a verdict」ほど強くありません。
「come to a conclusion」は「結論に至る」という意味で、議論や分析、思考の末に最終的な考えや判断に到達することを指します。「reach a verdict」と同様に熟考のニュアンスがありますが、法的な拘束力や陪審員の決定という意味合いはありません。
「issue a ruling」は、裁判官や権威のある機関が公式な「裁定」や「判決」を下す際に使われます。「reach a verdict」が陪審員が判断を下すのに対し、「issue a ruling」は通常、裁判官や行政機関が主体となり、より最終的で権威のある決定であることを示します。
「pass judgment」は「判断を下す、判決を下す」という意味ですが、時に他者を批判的に評価するニュアンスも持ちます。法的な文脈で使われることもありますが、「reach a verdict」ほど具体的で公式な「陪審員の評決」という意味合いは薄く、より一般的な「意見を述べる」に近い場合もあります。
「評決を下す」という場合は、「make」ではなく「reach」を動詞として組み合わせるのが正しいコロケーションです。「make a decision」とは異なり、「verdict」には「reach」を使います。
「〜に到着する」という意味の「arrive」は、通常「at」や「in」などの前置詞を伴って使われます。「verdict」のような直接目的語を取って「〜に達する」という意味で使う場合は、「reach」が適切です。
A:
The jury in the high-profile fraud case has been deliberating for three days.
注目されている詐欺事件の陪審員は、3日間審議を続けています。
B:
Do we have any indication of when they might reach a verdict?
いつ頃評決に達しそうか、何か情報はありますか?
A:
Sources suggest they are close to reaching a verdict, possibly by tomorrow afternoon.
情報筋によると、彼らは評決に近づいており、おそらく明日の午後には出るかもしれません。
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