reach a consensus
発音
/riːtʃ ə kənˈsensəs/
reach a conSENsus
💡 「コンセンサス」の「セン」の部分を強く発音します。`reach`と`a`はつながって「リーチ・ア」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(議論や交渉を経て)参加者全員または大部分の意見が一致し、最終的な合意に至ること。
"To arrive at a general agreement or unity of opinion among a group of people, often after discussion, negotiation, or deliberation. It signifies a collective decision or understanding that most or all parties accept."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に意見が一致するだけでなく、多くの人が関わる複雑な状況で、対話や交渉を通じて意見の相違を乗り越え、最終的に全員が受け入れられる結論に到達するプロセスを含意します。主にビジネス会議、政治的な交渉、組織内の意思決定など、フォーマルな場面で頻繁に使用されます。個人的な日常会話ではあまり使われませんが、友人グループでの重要な決定など、より熟考を要する場面で使われることも稀にあります。客観的な状況を表すことが多く、感情的なニュアンスは薄いです。ネイティブは、意見の多様性を尊重しつつ、共通の目標に向かって努力し、最終的な合意に「到達する」というポジティブな意味合いでこのフレーズを認識します。
例文
After hours of discussion, the committee finally managed to reach a consensus on the new policy.
何時間もの議論の末、委員会はついに新しい方針について合意に達することができました。
It took several meetings for the project team to reach a consensus on the design changes.
プロジェクトチームが設計変更について合意に達するには、数回の会議が必要でした。
We need to reach a consensus on the budget before we can proceed with the next phase.
次期段階に進む前に、予算について合意に達する必要があります。
The leaders of both parties struggled to reach a consensus on the controversial bill.
両党のリーダーたちは、物議を醸す法案について合意に達するのに苦心しました。
Achieving sustainable development requires all nations to reach a consensus on environmental protection.
持続可能な開発を達成するには、すべての国が環境保護について合意に達する必要があります。
The jury must reach a consensus before they can deliver a verdict.
陪審員は評決を下す前に、意見の一致を見なければなりません。
Even among friends, it's sometimes hard to reach a consensus on where to eat.
友人同士でも、どこで食事をするかについて意見をまとめるのは難しいことがあります。
We discussed all options and tried our best to reach a consensus.
あらゆる選択肢を議論し、合意に達するために最善を尽くしました。
The management and the union are working hard to reach a consensus on wage increases.
経営陣と労働組合は、賃上げについて合意に達するために懸命に取り組んでいます。
It's vital for the international community to reach a consensus on climate change actions.
国際社会が気候変動対策について合意に達することは極めて重要です。
類似表現との違い
「合意に達する」という意味では非常に似ていますが、'come to an agreement' は 'reach a consensus' よりもやや一般的な表現で、個人的な約束事からビジネス上の合意まで幅広く使われます。'reach a consensus' は複数の意見を持つグループが議論を通じて意見を一致させるという、より特定のプロセスを強調します。
最もシンプルで直接的な表現で、「〜について同意する」という意味です。カジュアルな日常会話からビジネスまで幅広く使えますが、'reach a consensus' のような「全員が納得するまで議論を重ねた結果」というプロセスやニュアンスは含まれません。
対立する意見の中から共通点や妥協点を見つけ出す、という意味合いが強いです。必ずしも完全な合意に至らなくても、協力可能な基盤を見つけるというニュアンスがあります。'reach a consensus' はより最終的な「合意」そのものに焦点を当てます。
「決定を下す」という意味で、合意形成の結果として決定が下されることはありますが、必ずしも全員の合意を前提とするわけではありません。リーダーや特定の権限を持つ人が最終的な決定を下す場合にも使われます。
よくある間違い
`consensus`という名詞と組み合わせる動詞は、通常`reach`が使われます。`make`は`make a decision`など、別の文脈で使われます。
`achieve`も「達成する」という意味ですが、`consensus`とのコロケーションでは`reach`が最も自然で一般的です。`achieve`は`achieve a goal`など、具体的な目標達成に使われることが多いです。
`get`はよりカジュアルな表現であり、ビジネスやフォーマルな場面では`reach`を使う方が適切です。`get`を使うと少し不自然に聞こえることがあります。
学習のコツ
- 💡ビジネス会議や交渉の場で「合意に達する」という意味で頻繁に用いられます。
- 💡`reach` は「到達する」という意味なので、議論の末に意見の一致という「地点に到達する」イメージで覚えると良いでしょう。
- 💡`build a consensus` (合意を形成する) や `forge a consensus` (合意を築き上げる) といった表現も似た意味で使われます。
- 💡`consensus` の発音は「コンセンサス」で、真ん中の「セン」にアクセントが来ます。
対話例
プロジェクトチームの会議で、新しい機能の実装について話し合っている場面。
A:
I think we should prioritize Feature A, but I know some prefer Feature B.
私は機能Aを優先すべきだと思いますが、機能Bを好む人もいることは承知しています。
B:
Yes, we need to ensure everyone's voice is heard before we can reach a consensus.
はい、合意に達する前に、全員の意見が聞かれるようにする必要がありますね。
部署間の協力について話し合うマネージャーたち。
A:
The marketing and sales teams have different approaches for the new campaign.
マーケティングチームとセールスチームは、新しいキャンペーンに対して異なるアプローチを持っていますね。
B:
We'll need to hold a joint meeting to reach a consensus on the best strategy.
最適な戦略について合意に達するために、合同会議を開く必要があります。
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