give notice
発音
/ɡɪv ˈnoʊtɪs/
give NOtice
💡 「give」は軽く発音し、「notice」の最初の音「NO」に強勢を置くことを意識すると、より自然な発音になります。
使用情報
構成単語
意味
(行動や変更について)通知する、知らせる、予告する
"To inform people, either officially or unofficially, about a future action, event, or change; to provide advance warning."
💡 ニュアンス・使い方
この意味では、何かを始める前や、何かを変える前に、相手に事前に情報を与えるというニュアンスがあります。義務的に知らせる場合も、単に便宜上知らせる場合もあります。フォーマルな文書でも、日常的な会話でも使われますが、次の意味と比べるとより広範な文脈で用いられます。
例文
We need to give them notice if we're not coming to the party.
パーティーに来ないなら、彼らに知らせる必要がありますね。
Did you give them notice about the change of plan?
計画変更について彼らに伝えましたか?
The company will give notice of any policy changes in advance.
会社はポリシーの変更について、事前に通知します。
Please ensure all employees are given sufficient notice regarding the upcoming training.
今後の研修に関して、全従業員に十分な通知がなされるよう手配してください。
(退職・解雇・賃貸契約終了など)の通知をする、通告する
"To formally inform an employer, employee, or landlord/tenant of the termination of an employment contract or lease agreement, usually requiring a specific period of advance warning."
💡 ニュアンス・使い方
この意味が最も一般的で、特にビジネスや法律の文脈で頻繁に使われます。雇用契約や賃貸契約などを終了させる際に、規則や法律で定められた期間(例:2週間前、1ヶ月前など)を設けて正式に相手に伝えることを指します。ネイティブが「give notice」と聞くと、この「退職」や「契約終了」を連想することが非常に多いです。フォーマルな響きがあり、ビジネスシーンでは必須の表現です。
例文
I have decided to give my notice next week.
来週、退職の意を伝えることにしました。
He was given one month's notice before his contract ended.
彼は契約終了の1ヶ月前に解雇通知を受けました。
Employees are required to give two weeks' notice if they resign.
従業員は退職する場合、2週間の事前通知が義務付けられています。
The landlord gave us notice to vacate the apartment by the end of the month.
家主から、月末までにアパートを明け渡すようにという通知を受けました。
She gave notice yesterday, so she'll be leaving in two weeks.
彼女は昨日退職届を出したから、あと2週間で辞めるよ。
The company is required to give notice of a layoff to affected employees.
会社は、影響を受ける従業員にレイオフの通知を行う義務があります。
Have you given your notice yet?
もう退職届は出しましたか?
Our lease requires us to give 60 days' notice before moving out.
私たちの賃貸契約では、引っ越す前に60日間の事前通知が義務付けられています。
類似表現との違い
「inform someone」は、より一般的で中立的な「誰かに情報を伝える」という意味です。公式・非公式問わず使え、必ずしも将来の行動に対する事前通告というニュアンスは持ちません。一方、「give notice」は「ある一定期間を設けて事前に通告する」という具体的な意味合いが強いです。
「notify someone」は「inform」よりもややフォーマルで、公式な通知や報告の意味合いが強いです。しかし、「give notice」のように「退職や契約解除のための定められた期間を設けた通告」という特定のニュアンスは通常含まれません。
「tender one's resignation」は「辞表を提出する」という、よりフォーマルで具体的な退職の意思表示の表現です。「give notice」の「退職の通知をする」という意味と近いですが、より公的な文書を提出する行為を強調します。
「hand in one's resignation」は「tender one's resignation」とほぼ同じ意味で、より口語的ですがビジネスシーンでも使われます。「辞表を提出する」という行為に焦点を当てています。「give notice」は行為そのものよりも、通知すること(そしてその期間)に重きを置きます。
よくある間違い
「notice」を「通知」という意味で使う場合、多くは不可算名詞として扱われ、冠詞の 'a' はつけません。特定の通知文書を指す場合は 'a notice of resignation' のように使えますが、動詞とセットで「通知する」という意味では 'give notice' が正しい形です。
「notification」は「通知書」や「通知行為」という名詞ですが、「通知する」という動詞句としては「give notice」が自然です。「receive notification(通知を受け取る)」のように使われることはあります。
「take notice」は「注目する」「気づく」という意味で、「give notice」とは全く意味が異なります。「notice」という単語は共通していますが、動詞が変わると意味が大きく変わるので注意が必要です。
学習のコツ
- 💡「退職や契約終了の通知」という、ビジネスや法律の文脈でよく使われる意味合いを強く意識して覚えましょう。
- 💡多くの場合、冠詞なしで「give notice」として使われます。期間を示す場合は「give two weeks' notice」のように使います。
- 💡「辞める」ことを遠回しに伝える丁寧な表現としても使えます。「I'm going to give my notice.」(会社を辞めるつもりです。)
対話例
同僚との退職の話題
A:
I heard Sarah is leaving. Has she given her notice yet?
サラが辞めるって聞いたけど、もう退職届は出したの?
B:
Yes, she gave two weeks' notice last Friday. Her last day is the 20th.
はい、先週の金曜日に2週間の事前通知をしましたよ。最終日は20日です。
アパートの引っ越しについて話している友人
A:
When are you planning to move out of your apartment?
いつアパートから引っ越す予定なの?
B:
Soon, I hope. I need to give my landlord one month's notice first.
近いうちにね。まず家主に1ヶ月前の通知をしなくちゃいけないんだ。
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