/ɡɪv ən əˈkaʊnt/
give an aCCOUnt
💡 「give an」は弱く、速く発音され、しばしば連結して聞こえます。「account」の「cou」の部分を最も強く発音しましょう。日本語の「ギヴ・アン・アカウント」ではなく、「ギヴナカウント」のように、流れるような発音を意識すると自然です。
"To provide a detailed explanation, description, or narrative of an event, situation, or series of facts, often formally or in response to a request."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に事実を述べるだけでなく、特定の出来事や状況について、経緯、詳細、理由などを網羅的かつ客観的に説明・報告する際に使われます。特に、責任の所在を明らかにしたり、公式な記録として残したりするようなフォーマルな文脈で用いられることが多いです。例えば、目撃者が事件の詳細を語る、政府が国民に政策の背景を説明する、歴史家が過去の出来事を記述する、といった場面に適しています。個人的な感想や意見を述べるというよりは、事実に基づいた情報提供の意味合いが強いです。
The witness was asked to give an account of what he saw that night.
目撃者はその夜に何を見たのかを詳細に説明するよう求められました。
She gave a vivid account of her travels through South America.
彼女は南米での旅について、鮮やかな説明をしてくれました。
The board requires the CEO to give an account of the company's financial performance.
取締役会はCEOに会社の財務実績について報告を求めます。
Historians often give accounts of significant historical events.
歴史家はしばしば重要な歴史的出来事について記述します。
Please give an accurate account of the incident to the police.
どうか、その事件について正確な説明を警察にしてください。
He gave an honest account of his struggles during the project.
彼はプロジェクト中の苦労について正直に話しました。
The report gives a detailed account of the research findings.
その報告書は調査結果について詳細な説明をしています。
The journalist gave an exclusive account of the negotiations.
そのジャーナリストは交渉の独占的な報道をしました。
The adventurer gave an exciting account of his climb up Mount Everest.
冒険家はエベレスト登頂のスリリングな話をしてくれました。
The audit committee will require the manager to give an account of the budget discrepancies.
監査委員会はマネージャーに予算の不一致について説明を要求するでしょう。
「report on」は、より公式な書面や口頭での報告を指し、多くの場合、特定のトピックや出来事について客観的な情報を提供するニュアンスがあります。「give an account」と非常に近い意味で使われますが、「report on」の方がより具体的な調査結果や進捗状況の報告に使われる傾向があります。
「explain」は、物事の理由、仕組み、意味などをより明確に、分かりやすく説明することに重点を置きます。「give an account」が事実の記述や経緯の報告に重きを置くのに対し、「explain」は理解を促すための解説という側面が強いです。
「describe」は、人、場所、物事の特徴や様子を詳細に描写することに焦点を当てます。「give an account」が時間の流れに沿った出来事や経緯を語るのに対し、「describe」は静的な特徴や外観を述べる場合が多いです。
「narrate」は、物語や出来事を語り手として順序立てて話すことを意味します。より文学的で、物語性を帯びた表現によく使われます。「give an account」は事実に基づいた報告が主ですが、「narrate」は必ずしも客観性だけでなく、語り手の視点が入ることもあります。
「account」は可算名詞なので、単数形で使う場合は不定冠詞「an」が必要です。「give account」は文法的に不自然です。
「〜について説明する/報告する」という意味で使う場合、前置詞は「of」が一般的です。「about」も稀に使われますが、「of」の方がより適切でフォーマルな響きがあります。
A:
Could you please give us an account of the recent developments in the X project?
Xプロジェクトの最近の進捗状況について、ご説明いただけますでしょうか?
B:
Certainly. I'll give a detailed account of the challenges we faced and the solutions we implemented.
承知いたしました。私たちが直面した課題と実行した解決策について、詳細にご報告いたします。
A:
We need you to give a full account of what transpired during the incident.
事件発生中に何が起こったのか、全てを詳しく説明していただきたいのです。
B:
I will give an accurate account based on my memory, focusing on the sequence of events.
出来事の順序に焦点を当て、記憶に基づき正確に証言いたします。
give an account を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。