give a b
発音
/ɡɪv ə/
GIVE ə
💡 「give」と「a」はしばしば連結して「ギヴァ」のように発音されます。「b」の部分に入る名詞にも強勢が置かれることが多いため、フレーズ全体のイントネーションは「GIVE a [NOUN]」のようになります。
使用情報
構成単語
意味
(特定の行動やサービスを)行う、提供する、与える
"To perform or provide a specific action, service, or offering, often expressed with an indefinite article before a noun that describes the action."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは「give + a + 名詞」の形で、動詞単体では表現しにくい特定の行動やサービスを表すコロケーションです。多くの場合、その行動を「一度試みる」「少しの間行う」「手短に提供する」といった、ややカジュアルで親しみやすいニュアンスを含みます。例えば、「give a try」(試してみる)、「give a hand」(手伝う)、「give a call」(電話する)などがあります。フォーマル度は文脈や続く名詞によって異なりますが、日常会話で非常に頻繁に使われます。ネイティブは、ある行動を簡潔に、あるいは軽く依頼・提案する際にこのパターンを好んで使います。
例文
Can you give me a hand with this box?
この箱、ちょっと手伝ってくれますか?
Let's give it a try and see what happens.
試しにやってみて、どうなるか見てみましょう。
I need to give my car a good wash this weekend.
今週末、車をしっかり洗わないと。
She always gives a great speech at company events.
彼女は会社のイベントでいつも素晴らしいスピーチをします。
Could you give me a call when you arrive?
着いたら電話をいただけますか?
I'll give it a thought and let you know my decision.
よく考えて、私の決断をお知らせします。
The teacher gave us a lot of useful advice.
先生は私たちにたくさんの役立つアドバイスをくれました。
We should give him a chance to explain himself.
彼に弁明の機会を与えるべきです。
Please give your feedback on the new proposal.
新しい提案についてご意見をお聞かせください。
My friend gave me a lift to the airport.
友人が空港まで車で送ってくれました。
Just give it a little push, and it should open.
少し押せば、開くはずです。
He gave a polite nod and walked away.
彼は軽く会釈をして立ち去りました。
類似表現との違い
「give a try」は「試してみる」という行動自体に焦点を当て、やや口語的で軽いニュアンスがあります。「try」単体で動詞として使う場合は、より直接的でフォーマルな文脈でも使えます。ニュアンスとしては「give a try」の方が、気軽に試すような印象を与えます。
「give a hand」は「(手助けとして)手を貸す」という意味で、具体的な助けを差し伸べる際に使われます。「help」単体は「助ける」という動詞で、より広範な状況で使われます。「give a hand」はより親しみやすく、協力的な姿勢を示すことが多いです。
「give a call」は「電話をする」という行為を指し、特にアメリカ英語でよく使われます。「call」単体は動詞として「電話する」という意味で、より一般的です。「give a call」は「一本電話を入れる」のような、少しカジュアルな響きがあります。
「give a speech」は「スピーチをする」という、比較的公式な場で話す行為を指します。「speak」単体は「話す」という一般的な行為で、スピーチに限らず、会話や発表など様々な文脈で使われます。「give a speech」は、準備された談話を発表する特定の行為を強調します。
よくある間違い
「give a try」のように、不定冠詞「a」を挟んで名詞を使用するのが正しい形です。動詞の「try」を直接「give to」の後に置くことはありません。
「advice」は不可算名詞なので、不定冠詞「a」とは一緒に使えません。量を表す場合は「some」を使うか、「a piece of」を付けます。ただし「give an opinion」のように可算名詞であれば「a」を使います。
「help」も不可算名詞として使われることが多いため、「a help」は不自然です。「手伝い」という意味では「give a hand」が自然なコロケーションです。
学習のコツ
- 💡「give + a + 名詞」のパターンは非常に多様なので、代表的なコロケーション(give a try, give a hand, give a call, give a speechなど)を例文ごと覚えると効果的です。
- 💡このパターンは、行動を「少しの間行う」「試してみる」といった、軽めのニュアンスを伴うことが多いと意識しましょう。
- 💡続く名詞が可算名詞か不可算名詞かによって、冠詞の使い方が変わる点に注意が必要です。(例: give a suggestion / give some advice)
対話例
友人と新しいスポーツに挑戦する計画について
A:
I'm thinking of trying out rock climbing this weekend.
今週末、ロッククライミングを試してみようと思ってるんだ。
B:
Oh, that sounds fun! I might give it a try too.
へえ、楽しそうだね!私も試してみようかな。
同僚に資料作成の手伝いを頼む
A:
Excuse me, could you possibly give me a hand with these reports?
すみません、このレポート作成、少し手伝っていただけますか?
B:
Sure, I can give you a hand. What do you need help with?
もちろん、手伝いますよ。何を手伝えばいいですか?
友人に近況を伝えるために電話する
A:
I haven't talked to Emily in a while. I should give her a call.
エミリーと最近話してないな。電話してみようかな。
B:
Yeah, that's a good idea. She'd love to hear from you.
うん、それがいいよ。彼女も喜ぶはず。
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