give a b

コロケーション英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/ɡɪv ə/

GIVE ə

💡 「give」と「a」はしばしば連結して「ギヴァ」のように発音されます。「b」の部分に入る名詞にも強勢が置かれることが多いため、フレーズ全体のイントネーションは「GIVE a [NOUN]」のようになります。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:非常によく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス学校・教育趣味・娯楽友人との会話依頼・提案会議

構成単語

意味

(特定の行動やサービスを)行う、提供する、与える

"To perform or provide a specific action, service, or offering, often expressed with an indefinite article before a noun that describes the action."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは「give + a + 名詞」の形で、動詞単体では表現しにくい特定の行動やサービスを表すコロケーションです。多くの場合、その行動を「一度試みる」「少しの間行う」「手短に提供する」といった、ややカジュアルで親しみやすいニュアンスを含みます。例えば、「give a try」(試してみる)、「give a hand」(手伝う)、「give a call」(電話する)などがあります。フォーマル度は文脈や続く名詞によって異なりますが、日常会話で非常に頻繁に使われます。ネイティブは、ある行動を簡潔に、あるいは軽く依頼・提案する際にこのパターンを好んで使います。

例文

Can you give me a hand with this box?

カジュアル

この箱、ちょっと手伝ってくれますか?

Let's give it a try and see what happens.

カジュアル

試しにやってみて、どうなるか見てみましょう。

I need to give my car a good wash this weekend.

カジュアル

今週末、車をしっかり洗わないと。

She always gives a great speech at company events.

ビジネス

彼女は会社のイベントでいつも素晴らしいスピーチをします。

Could you give me a call when you arrive?

カジュアル

着いたら電話をいただけますか?

I'll give it a thought and let you know my decision.

ビジネス

よく考えて、私の決断をお知らせします。

The teacher gave us a lot of useful advice.

カジュアル

先生は私たちにたくさんの役立つアドバイスをくれました。

We should give him a chance to explain himself.

フォーマル

彼に弁明の機会を与えるべきです。

Please give your feedback on the new proposal.

ビジネス

新しい提案についてご意見をお聞かせください。

My friend gave me a lift to the airport.

カジュアル

友人が空港まで車で送ってくれました。

Just give it a little push, and it should open.

カジュアル

少し押せば、開くはずです。

He gave a polite nod and walked away.

カジュアル

彼は軽く会釈をして立ち去りました。

類似表現との違い

try中立

「give a try」は「試してみる」という行動自体に焦点を当て、やや口語的で軽いニュアンスがあります。「try」単体で動詞として使う場合は、より直接的でフォーマルな文脈でも使えます。ニュアンスとしては「give a try」の方が、気軽に試すような印象を与えます。

help中立

「give a hand」は「(手助けとして)手を貸す」という意味で、具体的な助けを差し伸べる際に使われます。「help」単体は「助ける」という動詞で、より広範な状況で使われます。「give a hand」はより親しみやすく、協力的な姿勢を示すことが多いです。

call中立

「give a call」は「電話をする」という行為を指し、特にアメリカ英語でよく使われます。「call」単体は動詞として「電話する」という意味で、より一般的です。「give a call」は「一本電話を入れる」のような、少しカジュアルな響きがあります。

speak中立

「give a speech」は「スピーチをする」という、比較的公式な場で話す行為を指します。「speak」単体は「話す」という一般的な行為で、スピーチに限らず、会話や発表など様々な文脈で使われます。「give a speech」は、準備された談話を発表する特定の行為を強調します。

よくある間違い

give to try
give a try

「give a try」のように、不定冠詞「a」を挟んで名詞を使用するのが正しい形です。動詞の「try」を直接「give to」の後に置くことはありません。

give a advice
give some advice / give a piece of advice

「advice」は不可算名詞なので、不定冠詞「a」とは一緒に使えません。量を表す場合は「some」を使うか、「a piece of」を付けます。ただし「give an opinion」のように可算名詞であれば「a」を使います。

give a help
give a hand / give some help

「help」も不可算名詞として使われることが多いため、「a help」は不自然です。「手伝い」という意味では「give a hand」が自然なコロケーションです。

学習のコツ

  • 💡「give + a + 名詞」のパターンは非常に多様なので、代表的なコロケーション(give a try, give a hand, give a call, give a speechなど)を例文ごと覚えると効果的です。
  • 💡このパターンは、行動を「少しの間行う」「試してみる」といった、軽めのニュアンスを伴うことが多いと意識しましょう。
  • 💡続く名詞が可算名詞か不可算名詞かによって、冠詞の使い方が変わる点に注意が必要です。(例: give a suggestion / give some advice)

対話例

友人と新しいスポーツに挑戦する計画について

A:

I'm thinking of trying out rock climbing this weekend.

今週末、ロッククライミングを試してみようと思ってるんだ。

B:

Oh, that sounds fun! I might give it a try too.

へえ、楽しそうだね!私も試してみようかな。

同僚に資料作成の手伝いを頼む

A:

Excuse me, could you possibly give me a hand with these reports?

すみません、このレポート作成、少し手伝っていただけますか?

B:

Sure, I can give you a hand. What do you need help with?

もちろん、手伝いますよ。何を手伝えばいいですか?

友人に近況を伝えるために電話する

A:

I haven't talked to Emily in a while. I should give her a call.

エミリーと最近話してないな。電話してみようかな。

B:

Yeah, that's a good idea. She'd love to hear from you.

うん、それがいいよ。彼女も喜ぶはず。

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