get a grasp of
発音
/ɡɛt ə ˈɡræsp əv/
get a GRASP of
💡 「ゲット・ア・グラスプ・アヴ」のように発音し、「grasp」を強く、はっきりと発音します。「of」の/əv/は弱く発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(複雑な事柄や概念、状況などを)理解する、把握する、習得する。
"To completely understand a concept, subject, or situation, especially one that is complex or new, often implying a process of effort to achieve this understanding."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に何かを知るだけでなく、その本質や全体像を深く、包括的に理解するプロセスや結果を表現します。特に、難しい概念、複雑な状況、または新しい情報に対して使われることが多いです。 どんな場面で使うか: 新しいプロジェクトの概要を理解する、複雑な理論を学ぶ、状況全体を把握する、新しいスキルを習得するなど、学習、ビジネス、学術的な文脈で頻繁に使われます。 どんな気持ちを表すか: 努力して理解に至った達成感や、これから理解しようとする意欲を表すことが多いです。 フォーマル度: 比較的ニュートラルな表現で、日常会話からビジネス、学術的な文脈まで幅広く使えます。やや知的な印象を与えるため、非常にカジュアルな場面で「分かる」と言いたいだけなら"understand"の方が自然な場合もあります。 ネイティブがどう感じるか: 相手が物事を深く理解しようとしている、または深く理解しているという肯定的な印象を与えます。
例文
It took me a while to get a grasp of the new video game rules.
新しいビデオゲームのルールを把握するのに少し時間がかかりました。
I'm starting to get a grasp of how to use this new app.
この新しいアプリの使い方がだんだん分かってきました。
Can you explain that again? I'm trying to get a grasp of what you mean.
もう一度説明してもらえますか?あなたが何を言いたいのか理解しようとしています。
Finally, I think I'm getting a grasp of the local dialect.
ようやく、地元の方言が分かってきたような気がします。
It's hard to get a grasp of all the characters in this drama.
このドラマの登場人物をすべて把握するのは難しいです。
We need to get a firm grasp of the market trends before launching the new product.
新製品を発売する前に、市場の動向をしっかりと把握する必要があります。
The new manager is still trying to get a grasp of the team's dynamics.
新しいマネージャーは、まだチームの力学を把握しようとしています。
It's crucial for us to get a complete grasp of the client's needs.
クライアントのニーズを完全に把握することが私たちにとって非常に重要です。
Scholars continue to strive to get a deeper grasp of ancient civilizations.
学者たちは、古代文明についてより深い理解を得るために努力し続けています。
It is essential for policymakers to get a comprehensive grasp of global economic issues.
政策立案者にとって、世界経済の諸問題を包括的に把握することが不可欠です。
類似表現との違い
「understand」は最も一般的で直接的な「理解する」という意味です。「get a grasp of」は、特に複雑な事柄に対して、時間をかけて努力して理解するというプロセスや、より深い理解のニュアンスを含みます。簡単な事柄から複雑な事柄まで幅広く使えますが、「get a grasp of」はより複雑な事柄に用いられることが多いです。
「comprehend」は「understand」よりもフォーマルで、複雑な情報や概念を完全に理解し、その意味や関連性を把握する際に使われます。「get a grasp of」は努力して理解するという側面が強いのに対し、「comprehend」はより知的な理解の深さに焦点を当てます。
「make sense of」は、特に混乱している状況や情報が断片的である場合に、それを整理して意味を理解するというニュアンスがあります。より口語的で、理解に至るまでの困難さを伴うことが多いです。「get a grasp of」は、単に複雑なものを理解するという意味で、混乱の有無は問いません。
「figure out」は、問題や謎を解き明かすようにして理解する、または解決策を見つけるというニュアンスが強いです。特に具体的な問題や操作方法などを理解する際に使われ、よりカジュアルな表現です。「get a grasp of」は、概念や状況の全体像を把握する意味合いがより強いです。
よくある間違い
「get a grasp of」が標準的な表現です。「get a grasp on」も稀に使われることがありますが、「of」の方がより一般的で自然です。ただし、「get a handle on」という類似表現は存在します。
通常は不定冠詞の「a」を使用します。特定の「把握」を指す場合は「the grasp」も不可能ではありませんが、一般的に何かを理解するという文脈では「a grasp」が自然です。
学習のコツ
- 💡「of」の後には、理解する対象となる名詞や動名詞が続きます。
- 💡努力して理解するというプロセスを表す際に効果的な表現です。
- 💡ビジネスや学術的な文脈で使うと、より知的な印象を与えられます。
対話例
新しいプロジェクトの説明
A:
I've just been briefed on the new project. It seems pretty complex.
新しいプロジェクトについて説明を受けたばかりです。かなり複雑そうですね。
B:
Yeah, it'll take some time to get a full grasp of all the details.
ええ、すべての詳細を完全に把握するには少し時間がかかるでしょうね。
授業での学習について
A:
Are you getting a grasp of the advanced calculus concepts?
高度な微積分の概念は理解できていますか?
B:
Slowly but surely. It's challenging, but I'm making progress.
ゆっくりですが、着実に。難しいですが、進歩しています。
Memorizeアプリで効率的に学習
get a grasp of を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。