frantic

/ˈfræntɪk/

英検準1級C1TOEIC ★★
日常感情動作状況

意味

形容詞

ひどく取り乱した、気が狂いそうな、狂乱した、慌てふためいた、大急ぎの、猛烈な

発音

/ˈfræntɪk/

FRANtic

💡 最初の音節「fran」を強く発音します。「fr」の音は、唇を丸めて「F」の後にすぐ「R」の音を出すように意識しましょう。最後の「-tic」は短く「ティック」と発音し、強調しすぎないように注意してください。

例文

She made a frantic call.

カジュアル

彼女は慌てて電話をかけました。

He was frantic with worry.

カジュアル

彼は心配で取り乱していました。

The search became frantic.

カジュアル

捜索は必死になりました。

We ran at a frantic pace.

カジュアル

私たちは猛烈な速さで走りました。

A frantic effort was made.

カジュアル

必死の努力がなされました。

The situation grew frantic.

カジュアル

状況は混乱してきました。

Avoid frantic decision-making.

ビジネス

慌てた意思決定は避けてください。

The team worked with frantic energy.

ビジネス

チームは猛烈な勢いで働きました。

Her frantic appeals were ignored.

フォーマル

彼女の必死の訴えは無視されました。

The patient was in a frantic state.

フォーマル

患者は錯乱状態でした。

変形一覧

形容詞

比較級:more frantic
最上級:most frantic

文法的注意点

  • 📝主に感情や行動の状態を表す形容詞として、名詞を修飾したり、be動詞やlook, feelなどの動詞の補語として使われます。
  • 📝「〜で取り乱している」という意味で "frantic with [感情]" の形がよく使われます(例: frantic with worry)。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:時々使われる
使用場面:
日常会話感情表現事故・災害ニュース・報道スポーツ映画・TV心理学

よくある間違い

He ran frantic to catch the bus.
He ran frantically to catch the bus.

franticは形容詞なので、動詞を修飾する場合は副詞のfranticallyを使います。「He ran frantic」だと「彼が狂乱状態のまま走った」というニュアンスになりますが、「慌てて走った」場合は副詞を使うのが自然です。

類似スペル単語との違い

frenetic

franticは「取り乱した、慌てふためいた」という状態や感情を表すのに対し、freneticは「狂乱的な、熱狂的な」と、より強い興奮や活発な動きを伴う状態を指します。どちらも語源は同じですが、使われる文脈でニュアンスが異なります。

派生語

語源

由来:古フランス語
語根:
phreneticus (ラテン語: 精神的に病んだ、狂気の)phren (ギリシャ語: 精神、心臓)

📚 ギリシャ語の「phren」(心臓、精神)に由来するラテン語の「phreneticus」(精神的に病んだ、狂気の)が、古フランス語の「frenetique」を経て英語の「frantic」になりました。元々は精神的な狂乱状態を指しましたが、後に慌ただしい、猛烈なといった意味合いも加わりました。

学習のコツ

  • 💡「取り乱した」や「慌てふためいた」といった感情や状態を表す形容詞として覚えるのが効果的です。
  • 💡副詞形の "frantically"(慌ただしく、必死に)もセットで覚えておくと、表現の幅が広がります。
  • 💡"panic" や "desperate" といった類義語と比較して、ニュアンスの違いを理解すると使い分けがしやすくなります。

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