fork over

句動詞英検準2級B1TOEIC ★★★TOEIC 600点目標

発音

/fɔːrk ˈoʊvər/

fork OVER

💡 「fork」の「オー」を強く発音し、「over」は繋げて発音します。全体的に「フォークオーバー」といった感じです。

使用情報

フォーマリティ:カジュアル
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話法律金融趣味・娯楽友人・家族関係トラブル解決

構成単語

意味

(しぶしぶ、または仕方なく)金銭や物を支払う、差し出す。

"To reluctantly hand over or pay something, especially money or an item, typically because one is required to do so or feels obliged, often with a sense of unwillingness or resentment."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、自分が支払いたくない、あるいは渡したくないと思っているにもかかわらず、義務や圧力のために仕方なく金銭や物を差し出す状況で使われます。不満や抵抗の気持ちが込められており、非常にインフォーマルな表現です。借金の返済、罰金の支払い、あるいは友人に借りたものを返す際など、少し不本意な気持ちを伴う時に適しています。ネイティブは、この表現を使うことで、その行為に対するわずかな不満やユーモアを伝えることがあります。ビジネスやフォーマルな場面では不適切であり、口語的な会話で友人や家族との間でよく使われます。

例文

I really didn't want to, but I had to fork over $50 for the speeding ticket.

カジュアル

本当に払いたくなかったけど、スピード違反の罰金50ドルを支払わなきゃならなかったよ。

It's time to fork over your share of the rent.

カジュアル

そろそろ家賃の君の分を払う時だよ。

The kids had to fork over their phones to their parents after missing curfew.

カジュアル

門限を破った後、子供たちは両親に携帯電話を差し出さなければならなかった。

He finally forked over the book he borrowed last month.

カジュアル

彼、やっと先月借りた本を返してくれたよ。

I had to fork over a hefty sum for repairs after that accident.

カジュアル

あの事故の後、修理のために多額のお金を支払う羽目になった。

Come on, just fork over the remote, it's my turn to pick a show.

カジュアル

ねえ、早くリモコンを渡してよ、今度は僕が番組を選ぶ番なんだから。

She reluctantly forked over her last cookie to her little brother.

カジュアル

彼女はしぶしぶ最後のクッキーを弟に差し出した。

The company was forced to fork over a large settlement after the lawsuit.

ビジネス

その会社は訴訟後、多額の和解金を支払わざるを得なかった。

If we don't meet the deadline, we'll have to fork over a penalty fee.

ビジネス

もし締め切りに間に合わなければ、違約金を支払わなければならないだろう。

類似表現との違い

pay up中立

「(滞納していたものや約束の金を)全額支払う」という意味合いが強く、「しぶしぶ」というニュアンスは `fork over` ほど強調されません。より客観的な支払いの要求に使われます。

hand over中立

物理的に何かを「手渡す」という直接的な意味合いが強く、通常は「不本意に」という感情は含まれません。単に何かを渡す行為を指します。状況によっては仕方なく渡す場合もありますが、表現自体にそのニュアンスはありません。

shell outカジュアル

「大金を支払う」という意味合いが強く、必ずしも不本意ではない場合もありますが、「しぶしぶ多額の金を出す」という意味で `fork over` と重なることもあります。 `shell out` の方が金銭の量に焦点が当たります。

cough upカジュアル

`fork over` と非常によく似ており、「しぶしぶ金銭や情報などを差し出す」という強い不本意なニュアンスがあります。口語的で、どちらもほとんど同じように使えます。対象が金銭以外(情報など)の場合にも使われます。

学習のコツ

  • 💡「しぶしぶ」支払う・差し出すという、少しネガティブな気持ちを伴う状況で使う表現であることを覚えておきましょう。
  • 💡句動詞なので、目的語が代名詞の場合は `fork it over` のように間に挟みます。(例: "fork it over", "fork them over")
  • 💡名詞目的語の場合は `fork over the money` のように後ろに置くことも、`fork the money over` のように挟むことも可能です。
  • 💡カジュアルな場面でのみ使用し、ビジネスやフォーマルな会話では避けるのが無難です。

対話例

友人との賭けに負けた時

A:

Well, looks like you owe me 20 bucks.

さて、20ドル借りがあるみたいだね。

B:

Ugh, fine. Here, I'll fork it over.

うーん、分かったよ。ほら、払ってやるよ。

滞納している図書館の罰金について話す時

A:

Did you finally fork over that library fine?

あの図書館の罰金、やっと払ったの?

B:

Yeah, had no choice. They were threatening to block my account.

うん、仕方なくね。アカウントをブロックするって脅されてたんだ。

Memorizeアプリで効率的に学習

fork over を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習