/fɪl wɪð/
FILL with
💡 「fill」は「フィル」のように、短く「イ」の音を意識して発音します。「with」は「ウィズ」のように発音しますが、thの音は、舌を軽く上下の歯で挟むようにして「ズ」と発音すると自然です。
"To make something full, or to use a container until it can hold no more, by putting a substance into it."
💡 ニュアンス・使い方
物理的に、何かをあるものでいっぱいにする際に最も一般的に使われます。コップに水を注ぐ、袋に物を詰める、部屋を家具で満たす、車にガソリンを入れるなど、具体的な動作を表します。非常に汎用性が高く、日常会話からビジネスシーンまで、フォーマル・インフォーマル問わず幅広く使われる基本的な表現です。ネイティブにとってはごく自然で、基本的な動詞句の一つとして認識されています。
Please fill this glass with water.
このグラスに水を満たしてください。
She filled the basket with fresh fruit.
彼女はかごに新鮮な果物をいっぱいに詰めました。
The kids filled their pockets with candy after the party.
パーティーの後、子供たちはポケットにお菓子をいっぱい詰めました。
I need to fill the car with gas before the long drive.
長距離運転の前に車にガソリンを入れなければなりません。
The empty bucket was quickly filled with sand by the children.
空っぽのバケツは子供たちによってすぐに砂でいっぱいになりました。
We need to fill the database with accurate customer information by the end of the week.
週末までに正確な顧客情報でデータベースを満たす必要があります。
The report was filled with critical data and statistics.
その報告書には重要なデータと統計が満載されていました。
The foundation aims to fill the gap in educational resources for disadvantaged communities.
その財団は、恵まれない地域における教育資源の不足を補うことを目指しています。
"To cause a person or a place to be full of a particular emotion, atmosphere, content, or to occupy a space or a role."
💡 ニュアンス・使い方
物理的なものだけでなく、感情や雰囲気、時間、情報、役割など、抽象的なものを「満たす」際にも使われます。「喜びで胸を満たす」「部屋が笑い声で満たされる」「空白を埋める」といった表現で用いられます。物理的な意味と同様に広く使われ、表現に深みと豊かさを与えます。文学的表現や日常の感情描写、ビジネスにおける役割や情報の充足など、多岐にわたる文脈で活用されます。
Her kindness filled my heart with warmth and gratitude.
彼女の優しさが私の心を温かさと感謝で満たしました。
The whole house was filled with the delicious smell of baking bread.
家中にパンを焼く美味しそうな香りが充満していました。
He tried to fill the awkward silence with some small talk.
彼は気まずい沈黙をいくつかの雑談で埋めようとしました。
The new project will fill an important niche in the market.
その新しいプロジェクトは市場における重要なニッチを埋めるでしょう。
The presentation slide was filled with complex charts and graphs.
プレゼンテーションのスライドは複雑な図やグラフでいっぱいでした。
The historian filled his lecture with fascinating anecdotes and historical insights.
その歴史家は魅力的な逸話と歴史的洞察で講義を満たしました。
`fill up` は `fill with` とほぼ同じ意味で使われますが、特に「完全に満たす」「満杯にする」という強調のニュアンスを持つことがあります。ガソリンを満タンにする、容器をいっぱいにするなどの文脈で頻繁に使われます。`fill with` は単に「満たす」というより一般的な意味合いです。
`pack with` は主に固体物を容器に「ぎっしり詰める」「梱包する」というニュアンスが強いです。液体や砂などの不定形なもので空間を埋める場合にはあまり使わず、リュックに服を詰める、箱に商品を詰めるなどの状況で使われます。`fill with` はより広範に「いっぱいにする」ことを指します。
`load with` は、特に重いものや大量のものを、車両や容器、機械などに「積み込む」「搭載する」ことを指します。運搬や積載の文脈で使われることが多く、`fill with` が指す「いっぱいにする」という一般的な行為よりも、特定の目的のために物を積むというニュアンスが強いです。
`fill in` は「記入する」「(空白を)埋める」「代役を務める」といった意味があり、「〜で満たす」とは別の意味になります。物理的に満たす場合は `fill with` を使いましょう。
能動態で「〜で満たす」という場合は前置詞 `with` を使います。「〜によって満たされる」という受動態の場合に `by` を使うことはありますが、能動態では `with` が適切です。
`fill of` は誤りです。「〜でいっぱいの」という形容詞句を使いたい場合は `full of` を用います。`fill` は動詞なので、名詞 `of` とは直接つながりません。
A:
What do you have planned for Saturday?
土曜日は何か計画してる?
B:
I'm going to the beach. I want to fill a bucket with sand to build a huge sandcastle!
ビーチに行くんだ。大きな砂のお城を作るために、バケツに砂をいっぱい詰めたいんだ!
A:
How's the new database project coming along?
新しいデータベースプロジェクトの進捗はどうですか?
B:
It's going well. We're working to fill it with all the legacy client data this week.
順調ですよ。今週中に、すべての既存の顧客データで満たす作業をしています。
A:
Hello, this is room 305. Could you please send up some ice?
もしもし、305号室です。氷をお願いできますか?
B:
Certainly, sir. Would you like us to fill your ice bucket with it?
かしこまりました。アイスバケツに氷をお入れしましょうか?
fill with を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。