意味
(困難な状況や人の意図などを)深く理解する、見抜く、(水深などを)測る
ファゾム(水深の単位で、約1.8メートル)
発音
/ˈfæðəm/
FATHom
💡 「ファザム」のような発音になります。「fa」にアクセントを置き、続く「-thom」の「th」は、舌を上下の歯で軽く挟んで「ズ」と発音する有声摩擦音です。日本語の「ファゾム」とは異なります。
例文
I can't fathom her strange actions.
彼女の奇妙な行動が理解できません。
We couldn't fathom his sudden decision.
彼の突然の決断が見抜けませんでした。
It's hard to fathom his real feelings.
彼の本当の気持ちを理解するのは難しい。
No one could fathom the old secret.
誰もその古い秘密を解き明かせなかった。
I simply cannot fathom their logic.
私はただ彼らの論理が理解できません。
The meaning is hard to fathom.
その意味は理解しがたい。
This idea is difficult to fathom.
この考えは理解するのが難しい。
He tried to fathom their true intent.
彼は彼らの真の意図を見抜こうとしました。
Could you fathom this complicated plan?
この複雑な計画を理解できますか?
To fathom complex issues requires thought.
複雑な問題を深く理解するには思考が必要です。
変形一覧
文法的注意点
- 📝動詞として使う場合、目的語は通常、抽象的な概念(謎、理由、意図、問題など)を取ります。
- 📝「〜を測る」という意味では、水深などの物理的な測定対象に使われます。
使用情報
よくある間違い
fathomは「深く理解する、見抜く」といった、困難な状況や深い洞察を要する理解を示すため、簡単な問題に対して使うと大げさな印象を与えます。一般的な「理解する」にはunderstandを使う方が自然です。
類似スペル単語との違い
understandは一般的な「理解する」を指すのに対し、fathomは「深く探求して理解する」「見抜く」といった、より深い洞察や困難な状況での理解を示すニュアンスがあります。fathomの方がややフォーマルで文学的な響きを持ちます。
派生語
語源
📚 元々は古英語の'fæðm'に由来し、両腕を広げた長さを指す単位でした。特に水深を測る際に使われたことから、「水深を測る」という意味になり、さらに転じて「深く理解する、見抜く」という意味で使われるようになりました。
学習のコツ
- 💡この単語は、特に「人の真意を測りかねる」「謎を解き明かす」といった、表面からは見えにくい深い部分を理解する際に使われます。
- 💡名詞の「ファゾム」は水深の単位として使われ、海や地理に関する文章で出てくることがあります。
- 💡動詞のfathomは、しばしば否定文や疑問文で使われ、「理解できない」「理解できるか」といった文脈で用いられることが多いです。
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