false alarm
発音
/ˌfɔːls əˈlɑːrm/
false ALARM
💡 「フォールス」のLは舌先を上前歯の裏につけて発音し、「アラーム」のRは舌を巻かずに軽く発音します。全体的に第二語の「alarm」を強く発音することで、より自然に聞こえます。
使用情報
構成単語
意味
危険や問題があると思われたが、実際には何もなかったこと。誤報、空騒ぎ、取り越し苦労。
"A warning or signal of danger that turns out to be false or unnecessary. A situation in which people get worried or excited about something that never actually happens."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、何らかの危険やトラブルの兆候があり、一時的に人々が心配したりパニックになったりしたが、結果的にはそれが間違いであったり、実際には何も起きなかったりした状況を指します。例えば、火事だと思って避難したが煙の正体はただの湯気だった、といった場合です。使われる際には、一時的な安堵感や、あるいは不必要に騒いでしまったことへの軽い呆れや皮肉が込められることもあります。フォーマル度は「neutral」で、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われます。ネイティブは、特に予期せぬトラブルが杞憂に終わったときに、「ああ、よかった、ただのfalse alarmだった」というような気持ちで使います。
例文
The smoke detector went off, but it was just a false alarm from burnt toast.
煙探知機が鳴ったけど、焦げたトーストの誤報だったよ。
We rushed to the hospital after her call, but it turned out to be a false alarm.
彼女の電話の後、私たちは病院に急いだけど、結局は誤報だった。
The news report about the impending storm was a false alarm; the weather remained clear.
差し迫った嵐に関するニュース報道は誤報で、天気は晴れたままだった。
My phone vibrated, making me think I had a message, but it was a false alarm.
携帯が振動して、メッセージが来たのかと思ったけど、ただの誤作動だった。
Everyone panicked when the fire alarm sounded, but it was just a drill – a false alarm.
火災報知器が鳴ったとき、皆パニックになったけど、ただの訓練だったんだ。誤報だったね。
The system alert indicating a major outage was fortunately a false alarm.
大規模な障害を示すシステムアラートは、幸いにも誤報でした。
We investigated the security breach report, but it was a false alarm caused by a test script.
セキュリティ侵害の報告を調査しましたが、テストスクリプトが原因の誤報でした。
The initial medical diagnosis suggested a serious condition, but follow-up tests proved it was a false alarm.
初期の診断では重篤な症状が示唆されましたが、その後の検査で誤報であることが判明しました。
Authorities confirmed that the bomb threat was a false alarm, and the area has been declared safe.
当局は爆破予告が誤報であることを確認し、その地域は安全であると宣言されました。
Rumors of a new product launch proved to be a false alarm, much to the relief of our competitors.
新製品発売の噂は誤報であることが判明し、競合他社は安堵しました。
類似表現との違い
「false alarm」は意図せずして起こる誤報や空騒ぎを指すのに対し、「cry wolf」は、助けが必要ないのに繰り返し嘘の警報を発することで、本当に危険な時に信用されなくなる状況を指します。後者には、意図的な嘘やいたずらのニュアンスが含まれます。
「false alarm」は、そもそも危険や問題が存在しなかった状況を指しますが、「a storm in a teacup」(または a tempest in a teapot)は、大したことのない小さな問題を、実際よりも大げさに騒ぎ立てる状況を指します。問題自体は存在しますが、その反応が過剰である点が異なります。
「nothing to worry about」は「心配することはない」と直接的に安心させる表現で、結果的に問題がないことを伝えます。「false alarm」は一時的に心配が大きかった状況を経て、結果的に問題がなかったことを表現します。後者には、一時的な騒動や誤解が含まれる点が異なります。
よくある間違い
「false alert」も間違いではありませんが、一般的な口語表現や慣用的な使い方としては「false alarm」が圧倒的に多く使われます。「alarm」の方がより緊急性や切迫感のある警告を指すことが多いです。
「a false alarm」は一つのフレーズとして扱われ、単数形の名詞句として冠詞 'a' をつけます。誤って 'an' を挿入したり、冠詞を複数つけたりしないようにしましょう。
学習のコツ
- 💡「It was a false alarm.」のように、「be動詞 + a false alarm」の形で使うのが一般的です。
- 💡過去の出来事について話す際に使われることが多く、「turn out to be a false alarm」(〜だと判明する)という表現もよく使われます。
- 💡一時的な安堵感や、不必要な心配だったという気持ちを込めて使われることが多いです。
対話例
会社で火災報知器が鳴った後、誤報だったことが判明した状況。
A:
Did you hear the fire alarm earlier? I almost evacuated!
さっき火災報知器の音聞いた?危うく避難するところだったよ!
B:
Yeah, it was loud. But it turned out to be a false alarm. Someone just burnt their popcorn in the break room.
うん、大きかったね。でも、ただの誤報だったみたいだよ。休憩室で誰かがポップコーンを焦がしただけだって。
友人が健康診断の結果に一時的に心配していたが、結局問題なかった状況。
A:
How did your follow-up test go? You were so worried about the initial results.
追加検査どうだった?最初の結果ですごく心配してたじゃない。
B:
Oh, it was a huge relief! The doctor said everything's fine. Just a false alarm, thankfully.
ああ、すごく安心したよ!医者が全て問題ないって言ってた。ありがたいことに、ただの取り越し苦労だった。
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