意味
(犯罪や過ちなどの)甚大さ、極悪さ、非道さ、重大さ、残虐性
(問題や課題などの)巨大さ、莫大さ、膨大さ
発音
/ɪˈnɔːrməti/
enORmity
💡 強勢は第二音節の「-nor-」にあります。「ノー」の部分を強く発音しましょう。R音は舌を巻くように発音し、最後の「-ty」は「ティ」よりも「ディ」に近い音になることが多いです。全体的に口を横に広げる意識で発音すると自然な響きになります。
例文
She grasped the enormity.
彼女は事の重大さを理解しました。
He faced the enormity of debt.
彼は借金の莫大さに直面しました。
We felt its enormity.
私たちはその甚大さを感じました。
Understand the enormity of impact.
影響の大きさを理解してください。
Reflect on its enormity.
その重大さについて熟考してください。
They recognized its enormity.
彼らはその重大性を認識しました。
The enormity of the task.
その課題の巨大さ。
The enormity of the crime.
その犯罪の極悪さ。
Consider the enormity of war.
戦争の甚大さを考えてください。
The sheer enormity shocked them.
純然たる甚大さに彼らは衝撃を受けました。
変形一覧
名詞
文法的注意点
- 📝「enormity」は不可算名詞としても可算名詞としても使われますが、通常は不可算名詞として「the enormity of [something]」の形で使われることが多いです。
- 📝可算名詞として複数形「enormities」を用いる場合、「極悪非道な行為、不正」といった意味合いで使われます。
- 📝「of」を伴い、何かの「巨大さ」や「甚大さ」を表現するのが典型的な使い方です。
使用情報
よくある間違い
「enormity」は単なる物理的な大きさではなく、通常は悪行や問題の深刻さ、または非常に大きな課題や状況の重大性を指します。物理的な「巨大さ」を表現したい場合は「enormousness」や「immensity」がより適切です。
類似スペル単語との違い
「enormity」も「enormousness」も「巨大さ」を意味しますが、「enormity」は通常、悪行、問題、課題などの「甚大さ」「極悪さ」「重大さ」といった道徳的・倫理的、あるいは深刻な文脈で使われます。一方、「enormousness」はより中立的に、物理的な大きさや規模の巨大さを指すことが多いです。
「immensity」は主に物理的な空間、時間、量の「広大さ、莫大さ」を指します。「enormity」が持つ「道徳的な甚大さ」や「悪行の極悪さ」といったニュアンスは通常含まれません。例えば、宇宙の広大さは「immensity of the universe」と表現されます。
派生語
語源
📚 ラテン語の「enormis(規範から外れた、度を越した)」に由来し、もともとは道徳的な逸脱を意味しました。後に「巨大な規模」という意味合いも持つようになりましたが、特に道徳的な過ちや非道さの「甚大さ」を表す際に使われることが多いです。
学習のコツ
- 💡「enormity」は「巨大さ」という意味を持ちますが、特に「(道徳的に)許されない巨大さ」や「(問題の)甚大さ」など、ネガティブなニュアンスや深刻な状況で使われることが多い単語です。
- 💡形容詞の「enormous(巨大な)」とは異なり、名詞の「enormity」はより重く、深刻な文脈で用いられることを覚えておくと良いでしょう。
- 💡多くの場合、「the enormity of [something]」の形で使われます。このフレーズごと覚えると、使いどころが分かりやすくなります。
- 💡複数形「enormities」は、「極悪非道な行為」という意味で使われることがよくあります。
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