enormities

/ɪˈnɔːrmɪtiz/

英検1級C2TOEIC
倫理政治歴史法律時事問題

意味

名詞

極悪非道な行為、残虐行為、非人道的行為、途方もない罪、甚大な過ち

発音

/ɪˈnɔːrmɪtiz/

eNORmities

💡 第二音節の「ノー」(nor)を最も強く発音しましょう。「e」は弱めの「イ」に近い音で、最後の「-ties」は「ティーズ」と濁らせて発音するのがポイントです。日本語の「ノー」よりも、口を丸くして奥から出す「ɔː」の音を意識すると自然になります。

例文

We discussed past political enormities.

カジュアル

私たちは過去の政治的悪行について議論しました。

Their actions were truly enormities.

カジュアル

彼らの行為は本当に極悪でした。

History records many such enormities.

カジュアル

歴史にはそのような悪行が数多く記録されています。

The world condemned their enormities.

カジュアル

世界は彼らの極悪な行為を非難しました。

Facing the enormities felt heavy.

カジュアル

その甚大さに直面するのは重いものでした。

Nobody tolerated these cruel enormities.

カジュアル

誰もこれらの残酷な悪行を容認しませんでした。

Such financial enormities are unacceptable.

ビジネス

そのような甚大な財政上の過ちは許されません。

Avoiding legal enormities is crucial.

ビジネス

法的な甚大な過ちを避けることが肝要です。

They committed historical enormities.

フォーマル

彼らは歴史的な極悪行為を犯しました。

The report detailed their enormities.

フォーマル

その報告書は彼らの残虐行為を詳述しました。

変形一覧

名詞

複数形:enormities
単数形:enormity

文法的注意点

  • 📝"enormities" は常に複数形で使われ、「甚大な悪行」や「極悪非道な行為」といった具体的な行為の集まりを指します。
  • 📝単数形の "enormity" とは異なり、抽象的な「途方もなさ」を指すことは稀です。
  • 📝通常、"commit" や "perpetrate" といった動詞と共に使われることが多いです。
  • 📝文脈によっては、罪や過失の「巨大さ」を比喩的に表現する際にも使われますが、倫理的な含みが強いです。

使用情報

フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
学術法律政治歴史ジャーナリズム倫理社会問題

よくある間違い

The enormousness of the crime was shocking.
The enormity of the crime was shocking.

「罪の甚大さ」を表す場合、単に物理的な大きさや規模を指すことが多い "enormousness" よりも、倫理的な意味合いの強い "enormity" がより適切で一般的です。

They did an enormity.
They committed an enormity.

「悪行を行う」という意味で使う場合、"do" よりも "commit" が自然なコロケーションです。"commit a crime" と同様に "commit an enormity" と表現します。

類似スペル単語との違い

enormity

"enormities" は "enormity" の複数形です。単数形の "enormity" は、「悪事などの甚大さ、極悪さ」という抽象的な意味と、「極悪非道な行為」という具体的な意味の両方で使われます。一方、"enormities" は主に後者の「極悪非道な行為」という複数の行為を指します。

enormous

"enormous" は形容詞で「巨大な、莫大な」という意味です。物理的な大きさや量、程度が大きいことを表します。一方、"enormities" は名詞で「極悪な行為」や「甚大さ」といった倫理的・道徳的な意味合いが強く、品詞と意味が全く異なります。混同しないように注意が必要です。

派生語

語源

由来:ラテン語
語根:
e- (外へ)norma (規則、基準)-ity (名詞化接尾辞)

📚 ラテン語の "enormis"(規格外れの、巨大な)に由来し、中世ラテン語の "enormitas" を経て英語に入りました。元々は「規格外れ」という意味合いが強かったものが、後に倫理的な基準から外れた「極悪さ」や「残虐行為」といった意味で使われるようになりました。

学習のコツ

  • 💡この単語は非常にフォーマルで、主に書き言葉や厳粛な場面で使われます。
  • 💡単数形 'enormity' は「極悪さ」という抽象的な意味でも使われます。
  • 💡複数形 'enormities' は「極悪非道な行為」という具体的な行動を指すことが多いです。
  • 💡形容詞 'enormous'(巨大な)と混同しないように注意しましょう。
  • 💡「e- (外へ) + norma (規範) + -ity (〜性)」という語源を考えると意味が理解しやすいです。
  • 💡ニュース記事や歴史書、倫理的な議論などでよく見られる単語です。

Memorizeアプリで効率的に学習

enormities を含む、すべての英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。

App Storeからダウンロード
無制限の単語登録
音声再生対応
📱
オフライン学習