elaborate on
発音
/ɪˈlæbəreɪt ɒn/
elABorate ON
💡 「イラァボレイトゥ オン」という感じで、'lab'と'on'に強勢を置きます。'elaborate'の最後の'e'は発音しません。
使用情報
構成単語
意味
(すでに述べたことについて)さらに詳しく説明する、詳細に述べる。
"To add more details or information to something that has already been said, written, or suggested, especially to make it clearer or more understandable."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、あるトピックやアイデアについて、すでに言及された内容に対して、さらに踏み込んで具体的な情報や説明を加える際に使われます。漠然とした説明では不十分な場合や、相手がより詳しい情報を求めている場合に非常に役立つ表現です。特にビジネスや学術的な文脈で、説明の深さや詳細さを要求・提供する際によく用いられますが、丁寧な口語表現としても使えます。依頼形(Could you elaborate on...?)で使うと、相手に丁寧に詳細を求めるニュアンスが伝わり、プロフェッショナルな印象を与えます。ネイティブは、簡潔な説明の後、必要に応じてこのフレーズを使って「もっと詳しく教えてほしい」と促すことが多いです。
例文
Could you elaborate on your proposal for the new marketing campaign?
新しいマーケティングキャンペーンのご提案について、もう少し詳しく説明していただけますか?
The professor asked me to elaborate on my thesis statement during the presentation.
教授はプレゼンテーション中に私の論文の主張について詳しく述べるよう求めました。
Can you elaborate on why you think that's a good idea?
なぜそれが良いアイデアだと思うのか、もう少し詳しく教えてくれる?
The report fails to elaborate on the environmental impact of the new factory.
その報告書は、新工場の環境への影響について詳しく述べていません。
I'd like to elaborate on a few points from our earlier discussion.
先ほどの議論のいくつかの点について、もう少し詳しく説明したいと思います。
Please elaborate on the challenges you faced during the project.
プロジェクト中に直面した課題について、詳しく説明してください。
She was asked to elaborate on her previous statement.
彼女は以前の発言について詳しく説明するよう求められました。
The book elaborates on the history of ancient civilizations.
その本は古代文明の歴史について詳しく解説しています。
Don't just give me a 'yes' or 'no'; elaborate on your reasoning.
単に「はい」か「いいえ」だけでなく、あなたの推論を詳しく説明しなさい。
The consultant will elaborate on the findings in the next meeting.
コンサルタントは次回の会議で調査結果について詳しく説明するでしょう。
類似表現との違い
「explain in detail」は「詳細に説明する」と直接的で、必ずしも既に触れられた内容の掘り下げとは限りません。初めてそのトピックに触れる際にも使えます。一方「elaborate on」は「既に言及したことについて、さらに深掘りして詳しく説明する」というニュアンスが強く、より洗練された印象を与えます。
「go into detail」は「詳細に入る」という意味で、「elaborate on」と非常に近い意味で使われます。しかし、「go into detail」の方が口語的でカジュアルな場面でもよく使われるのに対し、「elaborate on」はややフォーマルで、文書やビジネスシーンで好まれる傾向があります。
「expand on」も「~について詳しく説明する、補足する」という意味で、「elaborate on」とほぼ同じ文脈で使えます。両者に大きな違いはありませんが、「elaborate on」が「複雑なことをより分かりやすく説明する」ニュアンスをやや強く持つことがあります。
「clarify」は「(不明瞭な点を)明確にする、はっきりさせる」という意味です。「elaborate on」が「詳細を追加する」ことで理解を深めるのに対し、「clarify」は「誤解をなくす」ことに焦点を当てます。意味合いは異なりますが、より詳細な説明を求める点で関連します。
よくある間違い
「~について」という意味で"about"を使いたくなりますが、"elaborate"とセットになる前置詞は常に"on"です。正しい組み合わせを覚えましょう。
動詞の"elaborate"は「~を精巧に作り上げる」という意味の他動詞としても使われますが、「~について詳しく述べる」という意味で使う場合は、必ず"on"を伴う句動詞として使います。
学習のコツ
- 💡「〜について詳しく説明する」は`elaborate on`とセットで覚えましょう。
- 💡疑問文で「もう少し詳しく説明してもらえますか?」と丁寧に尋ねる際によく使う表現です。
- 💡ビジネスシーンでの会議、プレゼンテーション、報告書などで必須の、知的な印象を与える表現です。
- 💡「Please elaborate on...」や「Could you elaborate on...?」の形で使うことが多いです。
対話例
ビジネス会議で、ある提案についてAが簡潔に説明した後、Bがさらに詳細を求める場面。
A:
Our new marketing strategy focuses on digital campaigns.
私たちの新しいマーケティング戦略はデジタルキャンペーンに焦点を当てています。
B:
That sounds promising. Could you elaborate on the specific digital channels you plan to utilize?
それは有望ですね。具体的にどのデジタルチャネルを利用する予定か、詳しく説明していただけますか?
友人が漠然としたアイデアを話した際に、もう少し詳しく聞きたい場合。
A:
I'm thinking of starting a new project next month.
来月、新しいプロジェクトを始めようと思っているんだ。
B:
Oh, really? That sounds interesting. Can you elaborate on what kind of project it is?
へえ、そうなんだ!面白そうだね。どんなプロジェクトなのか、もう少し詳しく教えてくれる?
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