意味
名詞
延性、展性（金属などが破断せずに、引っぱって細長く伸びたり、叩いて薄く広がったりする性質）、またはそれらの特性を示す柔軟性やしなやかさ。
発音
/dʌkˈtɪlɪti/
ducTILity
💡 「ダクティリティ」と発音しますが、強勢は第2音節の「-TIL-」に置かれます。日本語の「ティ」よりも舌先を上の歯茎にしっかりつけて発音する英語の/t/音を意識しましょう。最後の「-lity」は素早く発音し、不明瞭にならないように気をつけます。
例文
Steel shows excellent ductility.
鋼は優れた延性を示します。
Improved ductility aids wire drawing.
延性の改善は線引きを助けます。
This metal lacks sufficient ductility.
この金属は十分な延性がありません。
Good ductility is crucial for cables.
良好な延性はケーブルにとって重要です。
High ductility prevents material failure.
高い延性は材料の破損を防ぎます。
Assess material ductility carefully.
材料の延性を慎重に評価します。
Copper has high electrical ductility.
銅は高い電気延性を持っています。
Consider the alloy's ductility.
その合金の延性を考慮してください。
The polymer showed surprising ductility.
そのポリマーは驚くべき延性を示しました。
We need to measure its ductility.
私たちはその延性を測定する必要があります。
変形一覧
名詞
複数形:ductilities
文法的注意点
- 📝「ductility」は一般的に不可算名詞として扱われますが、異なる種類の延性を指す場合は複数形「ductilities」も稀に使われます。
- 📝主に材料の物理的特性を説明する文脈で用いられ、人の性格の柔軟性を指す比喩的な意味ではあまり使われません。
使用情報
フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
科学工学学術技術開発研究開発製造業材料科学
類似スペル単語との違い
malleability
ductility（延性）は、材料が破断せずに引き伸ばされ、細い線や棒になる能力を指します。一方、malleability（展性）は、材料が破断せずに叩いて薄いシートや板に広げられる能力を指します。どちらも材料の変形能力ですが、変形の方向と方法が異なります。
派生語
語源
由来:ラテン語
語根:
ducere (導く、引っ張る)dux (リーダー、導く者)
📚 「ductility」は、ラテン語で「導く」「引っ張る」を意味する「ducere」に由来します。この語源は、材料が破断せずに引き伸ばされて線状になる「延性」という特性を非常によく表しており、その技術的な意味合いが強く示唆されています。
学習のコツ
- 💡この単語は主に材料科学や工学の専門用語として使われます。
- 💡「ductile (延性のある)」という形容詞形と一緒に覚えると理解が深まります。
- 💡類似語の「malleability (展性)」との違いを理解することが重要です。
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