意味
ジレンマ、板挟み、窮地、難しい選択を迫られる状況
発音
/dɪˈlɛməz/
diLEMMas
💡 この単語は複数形です。単数形 dilemma は /dɪˈlɛmə/ で、第2音節の「レ」を強く発音するのがポイントです。「ディ」は日本語の「ディ」よりも軽く、舌先を上あごにつけて発音します。最後の「マズ」は、口を大きく開けずに曖昧に発音し、最後の「s」は濁る「ズ」の音になります。
例文
These are real dilemmas for us.
これらは私たちにとって本当のジレンマです。
Facing tough dilemmas is hard.
困難なジレンマに直面するのは大変です。
We had many small dilemmas.
私たちは多くの小さなジレンマを抱えていました。
Their dilemmas seemed endless.
彼らのジレンマは無限に見えました。
She solved all her dilemmas.
彼女はすべてのジレンマを解決しました。
He helped with my dilemmas.
彼は私のジレンマを手伝ってくれました。
Business dilemmas require deep thought.
ビジネスのジレンマには深い考察が必要です。
Solving corporate dilemmas is key.
企業のジレンマを解決することが鍵です。
Ethical dilemmas often arise.
倫理的ジレンマは頻繁に発生します。
Complex dilemmas demand careful analysis.
複雑なジレンマは慎重な分析を要します。
変形一覧
文法的注意点
- 📝dilemmaは可算名詞なので、単数形の場合は 'a dilemma'、複数形の場合は 'dilemmas' となります。
- 📝動詞と組み合わせて使われることが多く、特に 'face a dilemma'(ジレンマに直面する)や 'be in a dilemma'(ジレンマに陥っている)などの表現が頻繁に用いられます。
使用情報
よくある間違い
dilemmaは可算名詞なので、複数形にする場合はmanyを使い、不定冠詞の'a'は付けません。単数形の場合は'a dilemma'となります。
類似スペル単語との違い
dilemmaとquandaryはどちらも「難しい状況や選択」を指しますが、dilemmaは特に「二つの等しく望ましくない、または困難な選択肢の間に挟まれる状況」に焦点を当てています。一方、quandaryは「困惑、迷い、どうすればよいか分からない状態」という、より広範な意味で使われます。quandaryの方がやや口語的で、心理的な困惑を強調するニュアンスがあります。
predicamentも「困難な状況」を意味しますが、dilemmaが「二者択一の難しい選択」であるのに対し、predicamentは「不愉快で解決が難しい窮地、苦境」という、もう少し広い意味で使われます。必ずしも二つの選択肢があるわけではなく、単に悪い状況にあることを指すことが多いです。
派生語
語源
📚 古代ギリシャ語の「δί-λημμα (di-lēmma)」に由来し、「二つの前提」を意味します。元々は論理学の用語で、二つの等しく不都合な選択肢の間に挟まれる状況を指していました。英語には16世紀にラテン語経由で入ってきました。
学習のコツ
- 💡この単語は可算名詞なので、複数形にはsを付けます。
- 💡「face a dilemma」(ジレンマに直面する)や「resolve a dilemma」(ジレンマを解決する)のように、動詞との組み合わせで覚えると効果的です。
- 💡「板挟み」や「進退窮まる」といった状況を説明する際に非常に便利な単語です。
- 💡似た意味を持つ 'quandary'(クアンダリー)も一緒に覚えると語彙力が深まります。
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