/ˈkɜːrsəri ɪɡˌzæmɪˈneɪʃn/
CURsory exa-mi-NA-tion
💡 「cursory」は「カーサリィ」のように発音し、最初の音節に強勢を置きます。「examination」は「イグザミネーション」のように発音し、「na」の部分を強く発音します。全体としては「カーサリィ イグザミネーション」というリズムで、専門的で堅い響きがあります。
"A quick, brief, and not thorough inspection or analysis of something; an examination performed superficially without attention to details."
💡 ニュアンス・使い方
この表現は、医療、科学、法律、ビジネス、学術分野など、専門的またはフォーマルな文脈で主に使用されます。時間をかけずに大まかな状況を把握する必要がある場合や、何らかの理由で徹底的な検査ができない状況で用いられます。時に、不十分さや形式的な対応というネガティブなニュアンスを含むことがありますが、単に時間的制約があることを示す場合もあります。非常にフォーマルな言葉であり、日常会話で使われることはほとんどありません。ネイティブは、知的で特定の専門分野で使われる堅い表現だと感じます。口語的な「quick look」とは大きく異なります。
The doctor performed a cursory examination of the patient's knee before referring him to a specialist.
医師は患者の膝をざっと診察した後、専門医に紹介しました。
A cursory examination of the documents revealed no obvious errors, but a deeper review was still necessary.
書類をざっと確認したところ、明白な誤りはありませんでしたが、より詳細なレビューが依然として必要でした。
He gave the financial report a cursory examination before the board meeting, just to get the main points.
彼は取締役会の前に財務報告書にざっと目を通し、主要な点を把握しました。
The police conducted only a cursory examination of the crime scene due to the sudden onset of a storm.
警察は嵐が突然始まったため、犯行現場の簡単な調査しか行いませんでした。
Even a cursory examination would have shown the fundamental flaw in the experimental design.
ざっと調べただけでも、その実験設計の根本的な欠陥は明らかだったでしょう。
Students were asked to do a cursory examination of the historical text for key dates and figures.
学生たちは、主要な日付と人物を探すために歴史のテキストをざっと確認するよう求められました。
Before listing the antique, the appraiser did only a cursory examination, missing some minor damages.
骨董品を査定する前に、鑑定士はざっと見ただけで、いくつかの小さな損傷を見落としました。
The mechanic performed a cursory examination to identify the most obvious problems with the car's engine.
整備士は車のエンジンの最も明白な問題を特定するために、ざっと点検を行いました。
The review board gave the proposal a cursory examination due to severe time constraints, approving it conditionally.
審査委員会は厳しい時間の制約から、その提案をざっと審査し、条件付きで承認しました。
A cursory examination of the old software suggested it was no longer compatible with modern operating systems.
古いソフトウェアをざっと調べたところ、現代のOSとは互換性がないことが示唆されました。
「brief inspection」は「短い検査」という意味で、「cursory examination」と同様に時間や深さが限られていることを示します。しかし、「cursory examination」の方が「詳細を欠く」「表面的な」というニュアンスが強く、やや不十分さや形式的な響きを伴うことがあります。「brief inspection」は単に短いことを指すことが多いです。
「quick look」は最もカジュアルで日常的な表現で、「ちょっと見る」「ざっと見る」という口語的な意味合いが強いです。専門的な文脈や書面で使われることは稀で、「cursory examination」とはフォーマル度が大きく異なります。友人との会話などで気軽に使う表現です。
「superficial review」は「表面的な見直し」という意味で、「cursory examination」と同様に深さが足りないこと、つまり詳細に踏み込んでいないことを強調します。ただし、「review」は「見直し」「批評」に焦点を当てるのに対し、「examination」は「検査」「調査」という行為そのものに重きを置きます。ニュアンスは非常に近く、しばしば交換可能です。
「perfunctory check」は「おざなりな点検」という意味で、「cursory examination」と非常に似ています。義務や形式として最小限に留める、熱意や注意が不足しているという、ややネガティブなニュアンスを強く含みます。交換可能な場面も多いですが、「check」の方がより単純な確認行為を指すことが多いです。
cursory examination を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。