condescend to help
発音
/ˌkɒndɪˈsend tə help/
condesCEND to HELP
💡 「condescend」は「コンディセンド」のように発音し、「-scend」の部分を強く、やや鼻にかけるように発音します。「to help」の「help」も比較的強く発音され、全体として「コンディセンドゥ・タ・ヘゥプ」といったイメージです。
使用情報
構成単語
意味
恩着せがましく手伝う、見下した態度で助ける、仕方なく助けてやる。
"To do something that one considers to be below one's dignity or status, especially to help someone, implying a sense of superiority, disdain, or reluctant obligation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、助ける側が自分の方が相手より優位に立っている、あるいはその行為が自分の品位にそぐわないと考えていることを強く示唆します。好意からではなく、仕方なく、あるいは「私がやってやっているのだ」という傲慢な気持ちが含まれます。そのため、非常にネガティブなニュアンスを持ち、相手への批判や皮肉を込めて使われることが多いです。フォーマルな文脈でも、人物の行動や態度を批判的に描写する際に用いられますが、日常会話でも、誰かの恩着せがましい態度を非難する際に使われます。ネイティブは、この表現を聞くと、話し手がその行為を非常に不快に感じているか、行為者が非常に傲慢であると捉えます。
例文
He finally condescended to help me with my homework after I begged him for an hour.
私が1時間も頼み込んだ後、彼はようやく恩着せがましく宿題を手伝ってくれました。
She would only condescend to help if it directly benefited her reputation.
彼女は自分の評判に直接利益がある場合にのみ、見下した態度で手伝おうとしました。
My older brother always condescends to help me, making me feel stupid.
兄はいつも恩着せがましく手伝うので、私は自分が馬鹿だと感じてしまいます。
The expert condescended to help the inexperienced team, constantly reminding them of their lack of knowledge.
その専門家は、経験の浅いチームを恩着せがましく手伝い、彼らの知識不足を絶えず指摘しました。
Our manager would condescend to help us only when the project was already on the verge of failure.
私たちの上司は、プロジェクトが失敗寸前になったときにだけ、仕方なく手伝ってくれました。
Despite his senior position, he never condescended to help junior staff.
彼は上級職にもかかわらず、決して若手社員を恩着せがましく手伝うようなことはしませんでした。
The CEO, known for his arrogance, rarely condescended to help with operational details.
傲慢さで知られるそのCEOは、運営の詳細について恩着せがましく手伝うことは滅多にありませんでした。
In a display of magnanimity, the king would sometimes condescend to help his peasants with their farming tasks.
寛大さを示すかのように、王は時に自分の農民たちの農作業を恩着せがましく手伝うことがありました。
The renowned scholar would not condescend to help with a simple, introductory-level problem.
その著名な学者は、初歩的な問題について恩着せがましく手伝うことはありませんでした。
The government was criticized for only condescending to help the poor after public outcry.
政府は、世論の反発を受けて初めて貧困層を恩着せがましく助けたとして批判されました。
類似表現との違い
`condescend to help` と非常に近い意味ですが、`deign` はさらに古風で、高貴な身分の人が「あえて〜してやる」という、より強い優越感や尊大さを含みます。`condescend` よりもフォーマルで、現代ではあまり使われません。
`stoop to help` は、自分の地位や品位を一時的に下げてまで助ける、というニュアンスがあります。`condescend` ほど傲慢な意図はないかもしれませんが、「本来自分がするべきではないことをする」という含みは共通しています。自嘲的に使うこともあります。
`stoop to help` とほぼ同じ意味で、自分の品位やプライドを犠牲にしてまで助ける、というニュアンスです。自分を低く見せることで相手を助けるという点で、`condescend` のように相手を見下す意図とは少し異なりますが、行為の裏にある感情は複雑です。
よくある間違い
`condescend` の後に動詞を続ける場合は、`to + 動詞の原形` の不定詞形を取ります。前置詞 `for` は使いません。
この文脈では `to` は不定詞の一部であり、その後に続く動詞は原形であるべきです。`to` が前置詞で動名詞(-ing形)が続く場合もありますが、`condescend to do something` の形が一般的です。
学習のコツ
- 💡`condescend` の後に続く動詞は必ず不定詞(to + 動詞の原形)の形になります。
- 💡このフレーズは、話し手が相手の行動を強く批判している、または皮肉を込めていることを示します。使う際にはそのネガティブなニュアンスを理解しておくことが重要です。
- 💡`condescend` は動詞単体でも「恩着せがましくする」「見下す」という意味で使われます。例えば `a condescending tone`(恩着せがましい口調)のように形容詞形も頻繁に使われます。
対話例
上司の態度に対する同僚との不満の共有
A:
I can't believe how Mark behaves sometimes. He just condescended to help us with that report.
マークの態度には本当に驚かされるわ。あのレポート、彼は恩着せがましく手伝ってくれただけよ。
B:
I know! As if he's doing us a huge favor, when it's part of his job.
わかるわ!自分の仕事の一部なのに、まるで大恩を着せるかのようにね。
友人の傲慢な行動を批判する
A:
Did you see how Sarah condescended to help Emily with her presentation?
サラがエミリーのプレゼンを恩着せがましく手伝うの見た?
B:
Yeah, it was pretty uncomfortable. She kept making comments about how simple it was for her.
うん、かなり気まずかったね。自分にとっていかに簡単かを言い続けてたもの。
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