compromise

/ˈkɑːmprəmaɪz/

英検2級B2TOEIC ★★★
日常ビジネス政治・社会交渉

意味

名詞

妥協、歩み寄り、和解、合意、折衷案;(原則などからの)譲歩;(信頼や評判などの)危うい状況、侵害

動詞

妥協する、和解する、歩み寄る;(名声・評判・原則などを)危うくする、損なう、侵害する

発音

/ˈkɑːmprəmaɪz/

ˈkɑːmprəmaɪz

💡 第一音節の「com-」は「カァム」のように短く発音し、第二音節の「-pro-」を強く「プラ」と発音します。最後の「-mise」は「マイズ」と、最後のsを濁らせて発音するのがポイントです。

例文

We reached a compromise.

カジュアル

我々は妥協点に達しました。

Let's compromise on this.

カジュアル

これについては妥協しましょう。

Both sides compromised.

カジュアル

双方が歩み寄りました。

No compromise was made.

カジュアル

妥協はなされませんでした。

This solution is a compromise.

カジュアル

この解決策は妥協案です。

Can we find a compromise?

カジュアル

妥協点を見つけられますか?

The data was compromised.

ビジネス

データが侵害されました。

A fair compromise is key.

ビジネス

公平な妥協が重要です。

He compromised his values.

フォーマル

彼は自身の価値観を危うくした。

Do not compromise safety.

フォーマル

安全性を損なってはなりません。

変形一覧

動詞

現在分詞:compromising
過去形:compromised
過去分詞:compromised
三人称単数現在:compromises

名詞

複数形:compromises

文法的注意点

  • 📝名詞として使う場合、「a compromise」(具体的な妥協案)のように可算名詞としても、「without compromise」(妥協なしに)のように不加算名詞としても機能します。
  • 📝動詞として使う場合、自動詞(妥協する)と他動詞(危うくする、損なう)の両方の用法があります。文脈によって意味が大きく変わるため注意が必要です。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス交渉政治・社会人間関係職場法的議論

よくある間違い

We compromised about the price.
We compromised on the price.

特定の事柄について妥協する場合は、前置詞「on」を使うのが一般的です。「about」も使えますが、「on」の方がより頻繁に使われます。

The secret was compromised to a hacker.
The secret was compromised by a hacker.

「〜によって(秘密などが)危うくされる/漏洩する」という受動態で使う場合、行為者を示す前置詞には「by」を使います。

派生語

語源

由来:ラテン語、古フランス語
語根:
com- (共に)promittere (約束する)

📚 ラテン語の「compromissum」(相互の約束、合意)に由来し、中世ラテン語を経て古フランス語の「compromis」(合意)となり、英語に入りました。当初は法的な文脈で「相互に同意する」という意味で使われていました。

学習のコツ

  • 💡名詞と動詞の両方の用法があるので、例文で使い方をしっかり覚えることが重要です。
  • 💡「妥協する」の意味では、しばしば前置詞「on」(〜について)や「with」(〜と)と共に使われます。
  • 💡「危うくする、損なう」の意味では、しばしば受動態で使われることを意識しましょう。
  • 💡ポジティブな「合意形成」とネガティブな「損なう」という両極の意味があるため、文脈で判断することが不可欠です。

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