compare to
発音
/kəmˈpɛər tuː/
comPARE to
💡 「compare」は「コムペア」のように発音し、特に「-pare」の部分に強勢を置きます。「to」は弱く「トゥー」または「タ」のように発音されることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
〜と比較する、〜に例える、〜に匹敵すると見なす。
"To examine or judge two or more things in order to note similarities or differences, often with the specific nuance of seeing one as similar to or worthy of being equated with another. It can also be used to highlight how one thing measures up against another."
💡 ニュアンス・使い方
「compare to」は主に二つの意味合いで使われます。 1. あるものと別のものを比較し、類似点や相違点を指摘する場合。特に、異質なもの同士を比較したり、あるものを別のものに見立てて「〜にたとえる」「〜と見なす」という比喩的なニュアンスが強いです。 2. あるものが別のものと比べてどうか、という評価や位置づけをする場合。例えば、「この性能はあれと比較すると見劣りする」といった文脈です。 「compare with」との違いがよく議論されますが、「compare to」は「AをBになぞらえる、AをBと同等と見なす」という比喩的・同等視のニュアンス、または「AをBと比べて評価する」というニュアンスが強い傾向があります。フォーマル度としては、日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く使われますが、文脈に応じて「compare with」との使い分けを意識するとより正確な表現ができます。
例文
She compared his singing to a bird's song.
彼女は彼の歌声を鳥の歌声に例えました。
Many people compare the city's architecture to that of Paris.
多くの人がその街の建築をパリのものと比較します。
Don't compare yourself to others; focus on your own progress.
自分を他人と比較するのではなく、自分の進歩に集中しなさい。
How does this new model compare to the previous one in terms of speed?
この新モデルは、速度の点で以前のものと比較してどうですか?
His achievements are nothing compared to hers.
彼の功績は、彼女の功績と比較すると取るに足りません。
Our sales figures this quarter compare favorably to last year's.
今四半期の売上高は、昨年と比較して好調です。
We need to compare our current strategy to the one that yielded success previously.
我々は現在の戦略を、以前成功をもたらした戦略と比較検討する必要があります。
The analyst compared the company's growth to that of a startup in its early stages.
アナリストはその企業の成長を、初期段階のスタートアップのそれと比較しました。
In this study, we compare the effects of two different treatments to evaluate their efficacy.
本研究では、2つの異なる治療法の効果を比較し、その有効性を評価します。
The author compared the protagonist's journey to a classical epic quest.
著者は主人公の旅を古典的な叙事詩の探求に例えました。
The research compares the economic impact of renewable energy sources to traditional fossil fuels.
その研究は、再生可能エネルギー源の経済的影響を従来の化石燃料と比較しています。
類似表現との違い
「compare with」は、主に類似の性質を持つ二つ以上のもの同士を客観的に比較し、それぞれの特徴や性能、品質などの類似点と相違点を評価する際に使われます。「compare to」が比喩的な比較や同等視のニュアンスを含むことが多いのに対し、「compare with」はより具体的な分析や精査を伴う比較に適しています。
「liken to」は、「〜を〜にたとえる」「〜と見なす」という比喩的な比較に特化しています。「compare to」も比喩的な意味合いで使われますが、「liken to」の方がより明確に「AをBになぞらえる」という行為そのものを指します。通常、具体的なデータや事実に基づいた比較ではなく、イメージや概念を結びつける際に用います。
「contrast with」は、二つのものの間に存在する顕著な違い、特に際立った対照を強調して比較する際に使われます。類似点よりも相違点、またはその対照的な性質に焦点を当てたい場合に選択されます。「compare to」が類似点や同等視も含むのに対し、「contrast with」は対立・対照をより強く示唆します。
「draw a parallel between」は、「〜の間に並行点を見出す」「〜を比較検討する」という意味で、特に二つの異なる状況や概念の間に共通の構造や類似性を見出して説明する際に使われます。より分析的で、深く関連性や共通の原理を探るニュアンスがあります。文語的でややフォーマルな響きがあります。
よくある間違い
比喩的な比較(このコーヒーを雲に例える)の場合、「compare to」が適切です。「compare with」は同種のものや、具体的な性能などを比較する際に使われます。
個々の具体的な項目や尺度で「〜と比べてどうだ」と評価する意味合いでは「compare to」を使うことが一般的です。ただし、この例では「compare with」も間違いとは言えませんが、「compare to」の方がより自然な響きがあります。
「〜と比較して」「〜と比べると」という文脈で、ある基準に対してどうかを述べる場合は「compared to」がより一般的です。特に、一方の優劣や相対的な位置づけを示す際に用いられます。
学習のコツ
- 💡比喩的な表現や、あるものを別のものになぞらえる場合は「compare to」を選びましょう。
- 💡「〜と比べると」という意味で、受動態の「be compared to」の形も非常によく使われます。
- 💡「compare to」と「compare with」の使い分けはネイティブでも厳密でないことがありますが、上記ニュアンスの違いを意識するとより洗練された英語になります。
- 💡文脈が不明瞭な場合や、客観的な比較を意図する場合は「compare with」を使う方が無難なことが多いです。
対話例
週末の旅行先の検討
A:
I'm trying to decide between Okinawa and Hokkaido for our next trip.
次の旅行は沖縄と北海道で迷ってるんだ。
B:
That's a tough choice! How do the costs compare to each other?
それは難しい選択だね!費用はお互いに比べてどうなの?
新製品のレビュー
A:
This new smartphone's camera is amazing.
この新しいスマートフォンのカメラはすごいね。
B:
Yeah, it really does well. I'd even compare it to a professional DSLR in some aspects.
うん、本当に性能がいいよ。いくつかの面ではプロの一眼レフと比較しても遜色ないくらいだ。
Memorizeアプリで効率的に学習
compare to を含む、すべてのフレーズ・英単語を自分専用の単語帳で学習できます。フラッシュカード形式の反復学習で確実に記憶定着。