commit a peccadillo
発音
/kəˈmɪt ə ˌpɛkəˈdɪloʊ/
comMIT a peccadILLo
💡 「コミット」は「ミット」を強く発音し、「ペカディロ」は「ディロ」を強く発音します。特に「peccadillo」は聞き慣れない単語かもしれませんが、ローマ字読みではなく、ストレスの位置を意識して発音しましょう。
使用情報
構成単語
意味
（軽い）過ちや罪を犯す、ささいな違反をする。
"To do something that is only a small and relatively unimportant offense, fault, or sin, especially one that is not considered very serious."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、法律や道徳に反するような、ごく軽微な過ちや違反を指す際に用いられます。'peccadillo' という単語自体がラテン語由来で、やや古風で洗練された響きを持つため、非常にフォーマルな文脈や文学的な表現で使われることが多いです。日常会話で使われることは稀で、もし使われた場合は、話者が自身の過ちを軽妙に、あるいは皮肉めかして表現しているニュアンスを含むことがあります。重大な犯罪や深刻な倫理的問題には通常使いません。ネイティブは、この表現を使う人を「教養がある」と感じるか、あるいは「大げさに言っている」と感じるかもしれません。
例文
Even the most virtuous individuals may occasionally commit a peccadillo.
最も高潔な個人でさえ、時折ささいな過ちを犯すことがあるかもしれません。
He admitted to having committed a minor peccadillo by exaggerating his qualifications on his resume.
彼は履歴書で自分の資格を誇張したことで、ささやかな過ちを犯したことを認めました。
The article subtly implied that the politician had committed a peccadillo in his personal life.
その記事は、その政治家が私生活でささやかな過ちを犯したことをそれとなく示唆していました。
Forgetting to return a library book on time might be considered committing a peccadillo by some.
図書館の本を期限までに返却し忘れることは、一部の人にとってはささやかな過ちを犯すことと見なされるかもしれません。
While not a major misconduct, the failure to fully disclose a small conflict of interest could be seen as committing a peccadillo.
重大な不正行為ではないものの、小さな利益相反を完全に開示しなかったことは、ささやかな過ちを犯したと見なされる可能性があります。
She confessed to her friend that she had committed a small peccadillo by taking an extra cookie from the jar.
彼女は友達に、クッキージャーからクッキーを余分に取ってしまったというささやかな過ちを犯したことを告白しました。
The historical document revealed that even prominent figures would sometimes commit a peccadillo.
その歴史的文書は、著名な人物でさえ時々ささやかな過ちを犯していたことを明らかにしました。
The manager, with a sigh, acknowledged he might have committed a minor peccadillo by not consulting the whole team.
マネージャーはため息をつきながら、チーム全体に相談しなかったことで、ささやかな過ちを犯したかもしれないと認めました。
Oh, I completely forgot about our coffee date! I guess I committed a peccadillo.
しまった、コーヒーの約束をすっかり忘れてた！ささやかな過ちを犯したってことかな。
To commit a peccadillo in this highly regulated industry can still lead to serious reprimands.
この高度に規制された業界でささやかな過ちを犯すことは、依然として厳しい懲戒処分につながる可能性があります。
類似表現との違い
最も一般的で広範な「間違いを犯す」という意味。過ちの大小を問わず使えるため、'commit a peccadillo' よりもはるかに日常的です。フォーマル度はニュートラル。
これも「間違ったことをする」という一般的な表現で、'make a mistake' と同様に幅広い状況で使われます。'commit a peccadillo' のような文学的な響きはありません。
「誤る、間違いを犯す」という動詞で、'commit a peccadillo' と同様にややフォーマルな響きがあります。しかし、'err' は単に間違いをすること自体を指し、'peccadillo' のように「軽微な罪」という具体的な過ちの種類を限定するわけではありません。
規則や道徳、法律に「違反する」「逸脱する」という意味です。'peccadillo' が軽微な過ちを指すのに対し、'transgress' は通常、より深刻な違反行為や倫理的な逸脱を指します。
主に法律や規則の文脈で「軽微な違反」を指します。'peccadillo' は道徳的・倫理的な過ちも含む一方、'minor offense' はより明確に法的な違反行為を指す傾向があります。
よくある間違い
「過ちを犯す」という文脈では動詞 'commit' を使うのが正しく、'make' ではありません。'commit' は通常、ネガティブな行為（罪、過ち）と共に使われます。
'peccadillo' はその定義自体が「軽微な過ち」を意味するため、「大きな peccadillo」という表現は矛盾します。より重大な過ちには 'serious offense' や 'grave sin' などの表現を使います。
学習のコツ
- 💡「peccadillo」は「ちょっとした過ち、お茶目な罪」というニュアンスなので、重大な違反には使わないと覚えておきましょう。
- 💡日常会話では 'make a mistake' や 'do something wrong' の方が一般的です。このフレーズは、教養のある人がユーモアや皮肉を込めて使う場合に限定されます。
- 💡文学作品や歴史書、倫理的な議論の中で見かけることが多い表現です。書き言葉を中心に学習しましょう。
- 💡'commit' は 'commit a crime'（犯罪を犯す）のように、ネガティブな行為と結びつくことが多い動詞です。
対話例
学術会議での歴史上の人物に関する倫理的議論
A:
Some historians argue that his minor deviation from the established protocol was merely a peccadillo, understandable given the circumstances.
一部の歴史家は、彼の確立された議定書からのわずかな逸脱は単なるささやかな過ちであり、当時の状況を考えれば理解できると主張しています。
B:
While it wasn't a major breach of conduct, even committing a small peccadillo can, over time, erode public trust in leadership.
それは重大な行為違反ではなかったとしても、ささやかな過ちでさえ、時間の経過とともにリーダーシップに対する国民の信頼を損なう可能性があります。
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