come into conflict
発音
/kʌm ˈɪntuː ˈkɑːnflɪkt/
come into CONflict
💡 「conflict」の『f』と『l』の音をクリアに発音しましょう。また、「come into」は続けて発音され、間に切れ目がないように意識すると、より自然な響きになります。
使用情報
構成単語
意味
(人・集団・意見などが)対立する、衝突する、矛盾する、利害が一致しない状況になる。
"To enter into a state of opposition, disagreement, or struggle; to clash with someone or something; to be incompatible."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に人やグループ、思想、原則などが互いに矛盾したり、利害が対立したりする状況を表します。感情的な口論や喧嘩よりも、より構造的な意見の不一致や、深刻な状況における対立を指すことが多いです。ビジネスや政治、社会問題など、比較的フォーマルな文脈や客観的な状況説明で頻繁に用いられますが、日常会話でやや堅めのトーンで使うことも可能です。問題や困難が発生したというニュアンスを含みます。
例文
My personal beliefs sometimes come into conflict with my professional duties.
私の個人的な信念が、時々、職務と対立することがあります。
The two departments came into conflict over budget allocation.
その二つの部署は、予算配分を巡って対立しました。
Their new policy might come into conflict with existing regulations.
彼らの新しい政策は、既存の規制と矛盾するかもしれません。
Different cultural values can often come into conflict.
異なる文化的な価値観はしばしば衝突することがあります。
The artist's vision came into conflict with the gallery's commercial interests.
その芸術家のビジョンは、ギャラリーの商業的利益と衝突しました。
International laws occasionally come into conflict with national sovereignty.
国際法は時として国家主権と衝突します。
The two powerful nations often come into conflict over territorial disputes.
その二つの強国は、しばしば領土問題で対立します。
His desire for independence came into conflict with his family's expectations.
彼の独立願望は、家族の期待と衝突しました。
If these two strategies come into conflict, we need a clear priority.
もしこれら二つの戦略が対立するなら、明確な優先順位が必要です。
Their testimonies came into conflict during the trial.
彼らの証言は、裁判中に矛盾しました。
類似表現との違い
「clash with」はより直接的で、時に感情的な衝突や物理的な衝突も指すことができます。カジュアルな会話で「(誰かと)言い争う」という意味でも使われます。「come into conflict」の方が、より客観的で冷静な対立や矛盾を表す傾向があります。
「be at odds with」は、意見や考え方、方針が大きく異なり、一致しない状態が続いていることを強調します。長期的な不和や意見の相違を表す際によく用いられ、「come into conflict」よりも、根深い対立を暗示することがあります。
「run counter to」は、何らかの原則、期待、慣習などに「反する」「矛盾する」という意味合いが強く、主に物事の性質や方向性が異なることを指します。人同士の対立よりも、概念や行動が基準に反する場合によく使われます。
最も一般的な「意見が合わない」という意味で、カジュアルな状況でも頻繁に使われます。個人的な意見の相違から、より深刻な対立まで幅広いレベルで使えますが、「come into conflict」が持つ「問題となる対立」というニュアンスは薄いです。
よくある間違い
「conflict」という状態に入っていくことを表すには、前置詞「into」が必要です。「come conflict」では意味が通じません。
「come to」も「~になる」という意味で使われますが、「~という状態に陥る」というニュアンスでは「into」がより適切です。「come into conflict」は慣用的に使われる表現です。
学習のコツ
- 💡「come into conflict with 〜」の形で、衝突する相手(人、組織、物事)を示すことが多いです。
- 💡利害、意見、原則などが対立する状況を客観的に表現する際に非常に便利です。
- 💡ニュース記事やビジネス文書でよく見かける表現なので、読み書きを通じて慣れると良いでしょう。
対話例
会議で、新しいプロジェクトの進め方について意見が割れた場面
A:
It seems our team's proposal might come into conflict with the marketing department's strategy.
私たちのチームの提案は、マーケティング部の戦略と対立するかもしれませんね。
B:
Yes, we need to find common ground before we proceed.
そうですね、進める前に共通の認識を見つける必要があります。
友人との会話で、育児と仕事の両立について話している場面
A:
Sometimes my desire for personal time comes into conflict with my responsibilities as a parent.
時々、自分のための時間が欲しいという気持ちが、親としての責任と衝突することがあるんだ。
B:
I completely understand. It's a tough balance to strike.
すごくよくわかるよ。バランスを取るのが難しいよね。
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