be at odds with

慣用句英検準1級C1TOEIC ★★TOEIC 800点目標

発音

/bi æt ˈɑːdz wɪð/

be at ODDZ with

💡 「odds」の「o」は口を大きく開けて「アー」に近い音で発音し、最後の「s」は濁る「ズ」の音です。「with」の「th」は、舌を軽く噛むようにして発音すると自然です。全体として、流れるように発音することがポイントです。

使用情報

フォーマリティ:中立
頻度:よく使われる
使用場面:
日常会話ビジネス政治・国際関係法律社会問題議論・ディベート学術・研究

構成単語

意味

〜と意見が対立している、〜と不和である、〜と矛盾している

"To be in a state of disagreement, conflict, or contradiction with someone or something, often regarding opinions, goals, or principles."

💡 ニュアンス・使い方

このフレーズは、単に意見が異なるというよりも、より深いレベルでの対立、不和、または矛盾した状態を表します。人同士の関係だけでなく、ある人の行動や考え方が、別の原則、状況、または期待と相容れない場合にも使われます。ややフォーマルな響きがあり、ビジネスや学術的な文脈でも用いられますが、日常会話で深刻な意見の対立を表現する際にも使われます。感情的には、不満、摩擦、緊張感を伴うことが多いです。ネイティブは、表面的な意見の相違以上の、根深い対立や相容れない状況を表現したいときに選びます。

例文

My brother and I are always at odds with each other about politics.

カジュアル

弟と私は政治に関していつも意見が対立しています。

She found herself at odds with her parents over her career choice.

カジュアル

彼女はキャリア選択を巡って両親と意見が対立していることに気づきました。

His actions were completely at odds with his stated beliefs.

カジュアル

彼の行動は、彼が述べた信念と完全に矛盾していました。

The two departments are often at odds regarding resource allocation.

ビジネス

その二つの部署は、リソース配分に関してしばしば対立しています。

The company's new policy is at odds with its long-standing corporate culture.

ビジネス

会社の新しい方針は、長年にわたる企業文化と相容れません。

We've been at odds with the neighbors about the property line for months.

カジュアル

私たちは何ヶ月も敷地の境界線のことで隣人たちと対立しています。

Management and the union are at odds over the new contract terms.

ビジネス

経営陣と労働組合は、新しい契約条件を巡って対立しています。

The evidence presented in court was at odds with the witness's testimony.

フォーマル

法廷で提示された証拠は、証人の証言と矛盾していました。

Their sales strategy seems to be at odds with current market trends.

ビジネス

彼らの営業戦略は現在の市場の傾向と矛盾しているようです。

The government's decision often puts it at odds with public opinion.

フォーマル

政府の決定は、しばしば世論と対立します。

I don't want to be at odds with you, but I feel strongly about this.

カジュアル

あなたと対立したくはないのですが、この件については強く主張したいです。

類似表現との違い

「disagree with」は単に意見が合わないことを表す、より一般的でカジュアルな表現です。感情的な対立や深い不和というよりは、表面的な意見の相違を指すことが多いです。「be at odds with」の方が、より深刻で根深い対立や矛盾の状態を示唆します。

be in conflict withフォーマル

「be in conflict with」は、「be at odds with」と同様に、対立や衝突の状態を表しますが、よりフォーマルで、時に物理的な衝突や法的な争い、組織間の深刻な対立など、より激しい状況を指すことがあります。「be at odds with」は意見の相違や感情的な不和に焦点を当てることが多いです。

「have a falling out with」は、友人や家族といった個人的な関係において、口論や仲違いをして関係が悪くなることを指す、よりインフォーマルな表現です。「be at odds with」は個人間の関係だけでなく、考え方や方針、状況など、より幅広い対象に対しても使われます。

「clash with」は、意見や性格、予定などが激しく衝突することを表し、「be at odds with」よりも瞬間的で直接的な衝突のニュアンスが強いです。文化や色彩、予定などが合わない場合にも使われます。「be at odds with」は、より継続的な対立や矛盾の状態を指します。

よくある間違い

be at odd with
be at odds with

「odds」は常に複数形で使います。単数形の「odd」(奇妙な、半端な)という単語とは意味が異なります。

be at odds for
be at odds with

このフレーズでは、対立の相手や対象を示す前置詞として「for」ではなく「with」を使います。

be at odds to
be at odds with

同様に、対立の相手や対象を示す前置詞は「with」が適切であり、「to」は使いません。

学習のコツ

  • 💡「be動詞 + at odds with」の形でひとまとまりで覚えましょう。
  • 💡「odds」は常に複数形であることに注意してください。単数形にはなりません。
  • 💡人だけでなく、方針、信念、状況など幅広いものに対して使え、矛盾を指摘する際にも便利です。
  • 💡意見の相違にとどまらず、より深い対立や相容れない状況を表すときに使うと効果的です。

対話例

会議での戦略に関する議論

A:

I'm afraid our new marketing strategy is at odds with the long-term vision of the company.

残念ながら、私たちの新しいマーケティング戦略は、会社の長期的なビジョンと相容れないと思います。

B:

I understand your concern. We need to find a way to align them effectively.

懸念は理解できます。それらを効果的に一致させる方法を見つける必要がありますね。

友人との社会問題についての会話

A:

My personal values are often at odds with some of the societal norms I observe.

私の個人的な価値観は、観察しているいくつかの社会規範と衝突することがよくあります。

B:

That's a common feeling. It can be challenging to navigate those differences and find your own path.

それはよくある感情だね。そういった違いを乗り越えて、自分の道を見つけるのは難しいこともあるよ。

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