broaching new ground
発音
/ˈbroʊtʃɪŋ nuː ɡraʊnd/
broachING NEW GROUND
💡 「broaching」は「ブローチング」のように発音し、「oa」は「オウ」の二重母音、「ch」は「チ」の音です。「new」は「ヌー」または「ニュー」と発音され、「ground」は「グラウンド」と発音します。全体的に「broaching」と「ground」にアクセントが置かれ、特に「ground」は重要です。
使用情報
構成単語
意味
新しい分野や未知の領域に足を踏み入れること、またはこれまで誰も着手しなかったような新しい試みを始めること。
"To begin to explore or discuss a subject or area that has not been dealt with before, or to embark on an innovative or unprecedented endeavor."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、未開の領域に挑戦する、革新的な取り組みを開始するといった状況で使われます。例えば、新しい研究テーマ、ビジネス戦略、芸術表現、あるいは個人のキャリアパスの開拓など、現状維持ではなく変化を求め、未知への探求心や挑戦的な意欲が込められた場面に適しています。 比較的フォーマルな表現で、学術論文、ビジネスプレゼンテーション、公式な議論などでよく用いられます。カジュアルな日常会話ではあまり使われませんが、高度な内容を話す際には使用可能です。 ネイティブスピーカーは、このフレーズを聞くと「何か革新的で、かつ挑戦的、そしてある程度の困難やリスクを伴う可能性のある取り組みを始めるんだな」と感じます。単に「新しいことをする」よりも、専門性や真剣さを伝えるのに役立つ表現です。
例文
The startup is broaching new ground with its AI-powered diagnostic tools.
そのスタートアップは、AIを搭載した診断ツールで新たな境地を開拓しています。
Our research team is broaching new ground in sustainable energy solutions.
私たちの研究チームは、持続可能なエネルギーソリューションの分野で新たな境地を開拓しています。
She's broaching new ground by combining traditional craftsmanship with modern design principles.
彼女は伝統的な職人技と現代のデザイン原則を組み合わせることで、新たな境地を開いています。
This new policy aims to broach new ground in social welfare programs.
この新しい政策は、社会福祉プログラムにおいて新たな境地を開拓することを目指しています。
As an artist, he always strives to broach new ground with his unique installations.
アーティストとして、彼は常に独自のインスタレーションで新たな境地を開くことに尽力しています。
Learning a completely new language at this age feels like broaching new ground.
この歳で全く新しい言語を学ぶのは、新たな境地を開くように感じます。
The company decided to broach new ground by entering the virtual reality market.
その会社は、バーチャルリアリティ市場に参入することで新たな境地を開拓することを決定しました。
His latest novel broaches new ground in its narrative structure and philosophical themes.
彼の最新小説は、その物語構造と哲学的テーマにおいて新たな境地を開拓しています。
It's challenging to broach new ground in an already saturated industry.
すでに飽和状態の業界で新たな境地を開くのは困難です。
We are broaching new ground by implementing a fully remote work model.
私たちは、完全リモートワークモデルを導入することで新たな境地を開拓しています。
類似表現との違い
意味は「新たな分野を開拓する、先駆的な仕事をする」と非常に似ていますが、「broaching new ground」の方がよりフォーマルで、慎重に、あるいは熟考の上で新しい領域に踏み出すニュアンスが強いです。「break new ground」は、より物理的な達成や具体的な成果を伴う「開拓」に重点を置くことが多く、より一般的に使われ、ややカジュアルな文脈でも違和感なく使えます。
「未知の領域に冒険的に踏み込む」という意味で、「broaching new ground」と非常に似ています。「uncharted territory」が「未開の地」をより強調し、物理的な場所や抽象的な分野の両方に使えます。「venture」は「思い切って進む」というニュアンスが強く、よりリスクや不確実性を伴う挑戦を表します。フォーマル度は「broaching new ground」と同程度か、やや詩的な響きを持つことがあります。
「新たなフロンティアを探求する」という意味で、探検や発見のニュアンスが強いです。科学、宇宙、技術などの分野で使われることが多く、「broaching new ground」と同様に先進的な取り組みを指しますが、「explore」は「探る、探索する」というプロセスに重点が置かれます。「broaching」は「着手する、切り出す」という行為そのものに重点を置きます。
「新しい分野を開拓する」という意味で、「pioneer(開拓者)」という言葉が使われるため、より先駆者的な役割や、その分野の基礎を築くというニュアンスが強調されます。「broaching new ground」は、新しいことを始めるという行為を指しますが、「pioneer」は「最初にその道を開く」という歴史的な意味合いが強いです。
よくある間違い
「開く」という直接的な意味合いよりも、「(未開の分野に)踏み込む」「(困難な話題を)切り出す」という特定のニュアンスを持つ動詞「broach」を使うのが適切です。「opening new ground」は不自然に聞こえます。
通常、「new ground」は不定の新しい領域を指すため、冠詞「the」は不要です。特定の「その新しい領域」を指す場合はあり得ますが、一般的な「新たな境地を開く」という意味では「new ground」が適切です。
学習のコツ
- 💡「broach」の基本的な意味「(難しい話題を)切り出す」を知っておくと、このフレーズのニュアンスが理解しやすくなります。
- 💡主にビジネスや学術的な文脈で使われる、ややフォーマルな表現であることを意識しましょう。
- 💡「break new ground」と意味が似ていますが、「broaching new ground」の方がより熟考された、慎重な着手のニュアンスが含まれます。
- 💡「new ground」は「新しい分野や領域」を指す慣用表現であり、「ground」を「地面」と直訳しないように注意が必要です。
対話例
新規プロジェクトの打ち合わせ
A:
So, what's next for our innovation department?
それでは、イノベーション部門の次なる目標は何でしょう?
B:
We're considering broaching new ground in sustainable packaging solutions, which could be challenging but impactful.
私たちは持続可能な包装ソリューションの分野で新たな境地を開拓することを検討しています。これは困難ですが、大きな影響を与える可能性があります。
研究発表後の質疑応答
A:
Your presentation was very insightful. Do you believe your findings broach new ground in this specific area?
あなたの発表は非常に洞察に富んでいました。あなたの発見はこの特定の分野で新たな境地を開拓しているとお考えですか?
B:
Indeed. We believe our methodology offers a novel approach, truly broaching new ground compared to previous studies.
はい、その通りです。私たちの手法は斬新なアプローチを提供しており、これまでの研究と比較して真に新たな境地を開拓していると考えています。
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