broach a subject
発音
/broʊtʃ ə ˈsʌbdʒɪkt/
BROACH a SUBject
💡 「broach」は「ブローチ」のように発音し、最後の「ch」は「watch」の「ch」と同じ音です。「subject」は「サブジェクト」のように発音し、最初の「sub」に強勢を置きます。全体として、話す話題(subject)に重きが置かれるため、subjectをはっきりと発音することを意識しましょう。
使用情報
構成単語
意味
デリケートな話題や難しい問題を、初めて切り出す、持ち出す。
"To introduce a subject for discussion, especially a sensitive or difficult one, often for the first time or with some hesitation."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、通常、話しにくいこと、慎重に扱うべきこと、あるいは重要な問題を、初めて誰かに提起する際に用いられます。相手の反応を気にしながら、または勇気を出して話題を切り出すというニュアンスを含みます。比較的フォーマルな響きがあり、ビジネスシーンや公式な場、あるいは個人的なデリケートな会話で使われます。ネイティブは、この表現を使う人に対して、思慮深く、丁寧な印象を抱くことが多いです。
例文
I need to broach the subject of our overdue rent with my roommate.
ルームメイトに家賃の滞納について話を持ち出さなければなりません。
He finally broached the subject of marriage with his girlfriend.
彼はついに彼女に結婚の話を切り出しました。
It's difficult to broach the subject of my salary expectations during the first interview.
最初の面接で給与の希望について話を持ち出すのは難しいです。
The manager decided to broach the subject of team performance during the weekly meeting.
マネージャーは週次ミーティングでチームのパフォーマンスについて議論を切り出すことにしました。
We need to broach the subject of budget cuts with the stakeholders.
私たちは利害関係者たちと予算削減の件について話し合う必要があります。
The board will broach the subject of a potential merger at the upcoming session.
取締役会は次回の会合で合併の可能性について議題を提起するでしょう。
The diplomat carefully broached the subject of a ceasefire during the negotiations.
外交官は交渉中に停戦の話題を慎重に持ち出しました。
It was courageous of her to broach such a sensitive subject in public.
彼女があのようなデリケートな話題を公の場で持ち出したのは勇敢なことでした。
Before broaching the subject, he took a deep breath.
その話題を切り出す前に、彼は深呼吸をしました。
I'm not sure how to broach this delicate subject with my parents.
両親にこのデリケートな話題をどう切り出せばいいか分かりません。
類似表現との違い
「broach a subject」よりも一般的で口語的な表現です。特にデリケートさや慎重さのニュアンスは「broach」ほど強くありません。どんな話題でも幅広く使えます。
特定の「問題」や「課題」を提起する際に使われます。ビジネスやフォーマルな場面で議論の対象として問題を取り上げるニュアンスが強いです。「broach」と似ていますが、より問題解決に焦点を当てています。
単に話題を紹介する、提示する、という意味合いが強く、「デリケートさ」や「初めて切り出す」といったニュアンスは薄いです。プレゼンテーションなどで新しい話題を始める際によく使われます。
「言及する」「軽く触れる」という意味で、深く掘り下げずに話題に触れる場合に用います。本格的に議論を始める「broach」とは異なり、控えめな印象を与えます。
よくある間違い
「broach」は他動詞なので、目的語(a subject)を直接取ります。「about」のような前置詞は不要です。これは「discuss about a topic」が間違いであるのと同様です。
「broach」の後に「to」を置くのは間違いです。これも他動詞としての用法を理解していれば避けられます。
「broach」は「人」を直接目的語に取ることはできません。誰かに話題を切り出す場合は「broach the subject with someone」のように「with」を使います。
学習のコツ
- 💡「broach a subject」は、デリケートな、または重要な話題を切り出す際に使うと、より丁寧で思慮深い印象を与えます。
- 💡「broach」は他動詞なので、目的語(a subject, a topic, an issueなど)を直接置きます。前置詞(about, toなど)は不要です。
- 💡主にビジネスやフォーマルな文書、またはやや堅めの会話で用いられることが多いですが、個人的な難しい問題を話す際にも使えます。
対話例
会議で、懸念事項を議題として提起する場面
A:
I'd like to broach a difficult subject regarding our project timeline.
プロジェクトのスケジュールに関して、少し難しい話題を提起させていただきたいのですが。
B:
Please do. It's important to address all concerns.
どうぞ。全ての懸念事項に対処することは重要ですから。
友人が、同棲しているパートナーとの間で話しにくい問題を切り出すか悩んでいる場面
A:
I'm not sure how to broach the subject of our household chores with my partner. It's becoming an issue.
パートナーに家事分担の話題をどう切り出せばいいか分からないんだ。問題になってきているから。
B:
It's never easy. Maybe find a calm moment to discuss it openly.
簡単なことじゃないよね。落ち着いた時に、オープンに話し合ってみたらどうかな。
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