bring a charge against
発音
/brɪŋ ə tʃɑːrdʒ əˈɡɛnst/
bring a CHARGE aGAINST
💡 「bring」と「charge」をはっきりと発音し、「against」の「-gain-」部分を強めに発音すると自然です。「a」は弱く「ア」と発音します。
使用情報
構成単語
意味
(人や組織を)犯罪や過失で正式に告発する、起訴する、訴追する。
"To formally accuse someone or an organization of a crime or wrongdoing, typically in a legal or official context, leading to potential legal proceedings."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、主に法律、司法、報道などの非常にフォーマルな文脈で使われます。犯罪、不正行為、倫理規定違反など、法的な責任を問う際に用いられる表現です。個人が個人的な感情で「告発する」というよりも、権限を持つ機関(警察、検察、会社の人事部など)が正式な手続きとして行う行為を指します。感情的な告発ではなく、法的手続きや公式調査の一環としての行為であり、責任を追及する冷静かつ客観的な姿勢を表します。ネイティブは、この表現が使われる状況は深刻であり、法的措置が取られる可能性が高いと認識します。日常会話で使うことはほとんどなく、ニュース記事や法律関連の文書でよく見られます。
例文
The police decided to bring a charge against the suspect for theft.
警察はその容疑者を窃盗罪で起訴することを決定しました。
The prosecutor has enough evidence to bring charges against the former CEO.
検察官は元CEOを告発するのに十分な証拠を持っています。
It is difficult to bring a charge against someone without solid proof.
確固たる証拠なしに誰かを告発するのは困難です。
The company might bring charges against the employee for fraud.
その会社は詐欺行為で従業員を告発するかもしれません。
If he violates the contract, we will have no choice but to bring a charge against him.
彼が契約に違反すれば、我々は彼を訴追するしかありません。
The victim's family urged the authorities to bring charges against those responsible.
被害者の家族は当局に対し、責任者を告発するよう強く求めました。
They tried to bring a charge against him, but the case was dismissed due to lack of evidence.
彼らは彼を告発しようとしましたが、証拠不十分で訴訟は却下されました。
The committee recommended bringing charges against the mayor for corruption.
委員会は市長を汚職で告発することを推奨しました。
It's a serious accusation, so they need to carefully consider whether to bring a charge.
それは重大な告発なので、彼らは告発するかどうかを慎重に検討する必要があります。
After a thorough investigation, the regulatory body decided to bring charges against the bank.
徹底的な調査の後、規制機関はその銀行を告発することを決定しました。
類似表現との違い
「訴訟を起こす」という意味で、主に損害賠償などを求める民事訴訟に限定される傾向があります。「bring a charge against」が刑事的な告発や行政的な不正告発を指すことが多いのに対し、「file a lawsuit against」はより具体的な民事手続きを指します。
「〜の罪で告発する」と意味は近いですが、「accuse of」はより広い文脈で使われ、必ずしも法的な手続きを伴わない非公式な告発や非難にも使えます。「bring a charge against」はより公式で法的な手続きを伴う場合に用いられます。
「起訴する、訴追する」という動詞で、意味は非常に近いです。「bring a charge against」が「告発を行う」という行為を強調するのに対し、「prosecute」は「告発を経て法的手続きを進める」というニュアンスが強いです。どちらも法律用語として使われます。
「〜を告訴する、告発する」という意味で、「bring a charge against」とほぼ同じ意味で使われることが多いです。特に、被害者などが警察や検察に「告訴を進めるよう求める」ニュアンスで使われることがあります。
よくある間違い
「〜に対して」という対象を示す前置詞は "against" が適切です。"to" は「〜へ」という方向を示すため、この文脈では不自然です。
告発の対象(人、組織)を明確にするために "against [誰か]" を入れることが一般的です。罪状は "for [罪名]" で示します。
「告発する」という表現では "bring a charge" が標準的なコロケーションです。"make a charge" も間違いではありませんが、一般的には "bring" が好まれます。
学習のコツ
- 💡「法的な告発」という非常にフォーマルな文脈で使うと覚えましょう。
- 💡「against」の後には告発対象の人や組織が来ます。
- 💡罪状は「for + [罪名]」で表現されます(例: for theft, for fraud)。
- 💡日常会話ではほとんど使われません。ニュースや法律関連で耳にすることが多い表現です。
対話例
ニュース番組で、ある企業の不祥事について解説している場面。
A:
The investigation into the company's accounting scandal is ongoing. Many are wondering if the authorities will bring charges against the executives.
その企業の会計スキャンダルに関する調査が進行中です。多くの人々が当局が経営陣を告発するのかどうか疑問に思っています。
B:
Given the severity of the allegations, it's highly likely that charges will be brought if sufficient evidence is found.
告発の深刻さを考えると、十分な証拠が見つかれば、告発が行われる可能性は非常に高いでしょう。
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