意味
跳ねる、跳躍する;跳びはねて進む
(特定の場所へ)向かう、〜へ出発する
(to/for ...)〜行きで、〜へ向かう;(by ...)〜に縛られて、〜に拘束されて;(to do)〜せざるを得ない、〜する義務がある;〜であるに違いない、〜だと確信している(be bound to do);(本などが)製本された
跳ね返り、跳躍;境界、限界(複数形でbounds)
発音
/baʊnd/
BOUND
💡 「バウンド」とカタカナで発音すると、日本語の「アウ」になりがちですが、英語の /aʊ/ は口を大きく開けた「ア」から口をすぼめた「ウ」へと滑らかに移行します。語頭の「b」は唇をしっかり閉じてから破裂させ、語尾の「-nd」は舌先を上の歯茎の裏につけて軽く発音するのがコツです。
例文
The ball will bound.
ボールが跳ねるでしょう。
She is bound for Tokyo.
彼女は東京行きです。
We are bound to win.
私たちはきっと勝つでしょう。
The dog bounded over the fence.
その犬はフェンスを飛び越えました。
The book is beautifully bound.
その本は美しく製本されています。
This area is out of bounds.
この地域は立ち入り禁止です。
He was bound by contract.
彼は契約に縛られていました。
Our sales are bound to rise.
当社の売上は必ず伸びるでしょう。
I am bound by my word.
私は自分の言葉に縛られています。
The courier is bound for London.
その配達人はロンドンへ向かっています。
変形一覧
文法的注意点
- 📝形容詞の「bound」は、常にbe動詞と一緒に「be bound for...」「be bound to do...」「be bound by...」のように使われます。
- 📝名詞の「bounds」は、通常複数形で使われ、「out of bounds」「within bounds」などのフレーズでよく登場します。
- 📝動詞「bind(縛る)」の過去形・過去分詞形も「bound」であり、その場合は「縛られた」という受身的な意味合いを持ちます。
使用情報
よくある間違い
「〜するに違いない」「〜する義務がある」という意味で使う場合、必ずbe動詞とセットで「be bound to do」の形で使います。「bound」単体では動詞「跳ねる」か、過去分詞形として機能します。
「跳ねる」という動詞は「bound」です。「bond」は名詞で「絆、接着剤、債券」といった意味、または動詞で「接着する、結合する」という意味になり、「跳ねる」という意味はありません。
類似スペル単語との違い
bondは名詞で「絆、接着剤、債券」などの意味を持ち、動詞では「〜を接着する、結合させる」という意味です。一方boundは「跳ねる」「〜行きで」「縛られた」など様々な意味を持つ単語です。発音も似ていますが、文脈で意味が大きく異なりますので注意が必要です。
派生語
語源
📚 「bound」は、大きく分けて二つの異なる語源を持つ興味深い単語です。一つは「跳ねる、飛び跳ねる」という意味で、古フランス語の「bondir」に由来します。もう一つは「〜へ向かう」や「〜に縛られた」という意味で、前者は古ノルド語の「búa(準備する)」、後者は古英語の「bindan(縛る)」の過去分詞形にルーツがあります。現代英語で同じスペルになったことで、多義的な単語となりました。
学習のコツ
- 💡「bound」は「跳ねる」動詞・名詞、「〜行き」「〜するに違いない」「縛られた」形容詞、の3つの主要な意味と品詞を覚えると良いでしょう。
- 💡「be bound for 場所」で「〜行きである」、「be bound to 動詞の原形」で「きっと〜する」「〜せざるを得ない」という表現をセットで覚えましょう。
- 💡「out of bounds」は「立ち入り禁止」という決まったフレーズとしてよく使われます。
- 💡動詞「bind(縛る)」の過去形・過去分詞形も「bound」です。この意味での「bound」も形容詞として使われます。
- 💡「跳ねる」という意味の動詞の活用は規則動詞です(bound - bounded - bounded)。
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