bear the consequences
発音
/bɛər ðə ˈkɒnsɪkwənsɪz/
bear the CONsequences
💡 「bear」は「ベア」と発音し、「consequences」は「コンシクウェンスィズ」と発音します。「consequences」の「con」の部分に最も強いアクセントが来ます。全体的に、ややフォーマルで重い響きを持つフレーズです。
使用情報
構成単語
意味
自分の行動や決定から生じる（特に不快な）結果や報いを、責任として受け入れる、または耐え忍ぶ。
"To accept, endure, or suffer the unpleasant or negative results or effects that come from one's own actions, decisions, or failures."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある行動や選択がもたらす避けられない、しばしば望ましくない結果に対して、その人が責任を負い、その重荷を引き受けることを意味します。単に結果を知るだけでなく、その結果から生じる困難や不利益を経験し、受け入れるという強い覚悟や義務感を伴います。 **どんな場面で使うか**: 個人の選択、ビジネス上の決定、政治的判断、法律違反など、責任が問われる様々な状況で使われます。警告、訓戒、あるいは自己反省の文脈でも用いられます。 **どんな気持ちを表すか**: 責任感、覚悟、あるいは避けられない事態への受容を示します。ネガティブな結果に直面することへの厳しさや、時には諦めに似た感情を表すこともあります。 **フォーマル度**: 比較的フォーマルからニュートラルな表現です。ビジネスの会議、公式な声明、法律や倫理に関する議論で頻繁に使われます。 **ネイティブがどう感じるか**: 深刻さや重大さを伴う表現として受け止められます。軽々しく使われることは少なく、発言には重みがあると認識されます。
例文
If you break the rules, you will have to bear the consequences.
ルールを破れば、その結果は自分で負うことになります。
He refused to apologize and was forced to bear the consequences of his arrogance.
彼は謝罪を拒否し、その傲慢さの報いを受ける羽目になりました。
After quitting his job without a plan, he had to bear the financial consequences.
計画なしに仕事を辞めた後、彼は経済的な結果を負わなければなりませんでした。
Children must learn to bear the consequences of their actions from an early age.
子供たちは幼い頃から、自分の行動の結果を負うことを学ばなければなりません。
Making that risky investment means you have to bear the potential consequences.
あの危険な投資をしたということは、潜在的な結果をあなたが負わなければならないということです。
The management team must be prepared to bear the consequences if the new product fails.
新製品が失敗した場合、経営陣はその結果を負う覚悟が必要です。
Our company will bear the full consequences of any legal infringements.
当社はいかなる法的侵害に対しても、その全ての責任を負います。
The dictator refused to acknowledge his mistakes and ultimately had to bear the grave consequences of his tyranny.
その独裁者は自身の過ちを認めようとせず、最終的にその専制政治の重大な報いを受けなければなりませんでした。
Any nation that violates international law must be prepared to bear the consequences.
国際法に違反するいかなる国家も、その結果を負う覚悟がなければなりません。
類似表現との違い
「face the music」は、特に自分の行いに対する非難、罰、または困難な状況に直面し、それを避けることができない時に使われます。多くの場合、公の場で責任を追及されるようなニュアンスが強いです。「bear the consequences」は結果を受け入れるプロセス全体を指すのに対し、「face the music」は直接的な対決の側面に焦点を当てます。
「pay the price」は、目標を達成するため、あるいは間違いを犯した結果として、何らかの代償（努力、苦痛、損失など）を払うことを意味します。金銭的な「代価」のイメージが強い場合もありますが、比喩的にも広く使われます。「bear the consequences」と非常に似ていますが、「pay the price」は「〜の代償を払う」という、より積極的に何かを差し出す、あるいは失うニュアンスを含みます。
「suffer the repercussions」も「結果を負う」という意味で非常に近い表現です。「repercussions」は「反響、跳ね返り」といった意味があり、特に悪い結果が連鎖的に生じる、または広範囲に及ぶ場合に用いられます。「bear the consequences」が単に結果を受け入れる行為を指すのに対し、「suffer the repercussions」は結果によって引き起こされる不快な影響や苦痛を強調します。
「reap what you sow」は、「蒔いた種は自分で刈り取る」ということわざに相当し、自分の行動が最終的にどのような結果をもたらすかを指します。これは、良い行いには良い結果が、悪い行いには悪い結果が伴うという因果応報の原則を強調する表現です。「bear the consequences」よりも、行動と結果の倫理的なつながりを強く示唆します。
よくある間違い
「bear」の後に直接目的語として「the consequences」を置きます。「of」のような前置詞は不要です。
「take consequences」は不自然ではありませんが、「bear the consequences」の方がより一般的で、困難な状況や不快な結果を「耐え忍ぶ」「引き受ける」という強いニュアンスが伝わります。「take responsibility」は一般的ですが、consequencesの場合はbearがより自然です。
学習のコツ
- 💡「bear the consequences」は、自分の行動に対する「責任を取る」という強い意味合いを持つ表現だと理解しましょう。
- 💡特に、望ましくない結果や難しい状況を受け入れる際に使われることを覚えておきましょう。
- 💡ビジネスや公式な場面での発言、または道徳的な議論で頻繁に耳にするため、フォーマルな文脈での使用に適しています。
- 💡「bear」の動詞の様々な意味（熊、産む、耐える）の中で、「耐える、負う」という意味がこのフレーズの核であることを意識しましょう。
対話例
会社での新規プロジェクトの失敗についての上司と部下の会話
A:
The new project didn't meet its targets. Who is going to bear the consequences?
新規プロジェクトが目標を達成できませんでした。誰がその責任を負うことになるのでしょうか？
B:
As the project lead, I am prepared to bear the consequences of the team's performance.
プロジェクトリーダーとして、私はチームの業績に対する責任を負う覚悟です。
友人が無謀な行動をしたことに対する忠告
A:
You know, if you keep making such reckless decisions, you'll eventually have to bear the consequences.
ねえ、そんな無謀な決断ばかりしていると、いずれその報いを受けることになるよ。
B:
I understand. I just hope it doesn't come to that.
分かってるよ。ただ、そうならないことを願うだけだ。
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