be reticent
発音
/bi ˈrɛtɪsənt/
be RET-i-sent
💡 「be」は軽く発音し、「reticent」は「レティセント」のように、「レ」にアクセントを置いて発音します。語尾の「-ent」は「エント」ではなく、少し弱く「アント」に近い音になることが多いです。
使用情報
構成単語
意味
(特に特定のことについて)話したがらない、口が重い、控えめな
"Unwilling to speak about something, especially something personal or sensitive, or to express one's thoughts and feelings readily."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、単に「無口な」というだけでなく、「特定の情報や感情について話すのをためらう、あるいは拒む」というニュアンスが強いです。恥ずかしさ、用心深さ、秘密主義、あるいは単に意見を表明したがらないなどの理由で、話すことを避ける状況を表します。比較的フォーマルな文脈で使われることが多く、書き言葉や、ややかしこまった会話で用いられます。話すのが期待される場面で、あえて話さない姿勢を示す場合に適切です。ポジティブな意味で「控えめ」というよりは、ややネガティブまたは中立的に「情報開示をためらう」という状態を指すことが多いです。
例文
She was reticent about her past, rarely sharing personal details with anyone.
彼女は自分の過去について話したがらず、めったに個人的な詳細を誰にも明かしませんでした。
The CEO was notably reticent on the details of the merger during the press conference.
そのCEOは記者会見で合併の詳細について著しく口が重かった。
He remained reticent about his feelings even when pressed by his closest friends.
彼は親しい友人に問い詰められても、自分の感情については控えめなままでした。
Many politicians are reticent to comment on ongoing investigations.
多くの政治家は進行中の捜査についてコメントすることにためらいがあります。
Despite the questions, the witness was reticent to give a definitive answer.
質問にもかかわらず、証人は明確な回答を出すのをためらいました。
The artist was always reticent about explaining the meaning of his abstract works.
その芸術家は、自身の抽象作品の意味を説明することについて常に口が重かった。
When asked about his success, he was surprisingly reticent.
彼の成功について尋ねられたとき、彼は驚くほど控えめでした。
The company was reticent to release the full report until all data had been verified.
その会社は、全てのデータが検証されるまで、完全な報告書を公開することにためらいがありました。
Being reticent can sometimes be perceived as a lack of confidence.
口数が少ないことは、時として自信の欠如と見なされることがあります。
The government has been reticent about disclosing the true costs of the project.
政府はプロジェクトの真の費用を開示することにためらいを示しています。
類似表現との違い
「be reticent」と非常に近い意味で、「話すのをためらう、しぶる」という状況を表します。しかし、「reticent」が性格的な傾向や継続的な態度も含むのに対し、「reluctant to speak」は特定の状況や話題に対する一時的なためらいを指すことが多いです。
「taciturn」は「無口な、口数の少ない」という性格的な特徴を指します。一般的に社交的でなく、話すことを好まない人を表しますが、「reticent」が「話すべきことを話したがらない」という能動的な側面を含むのに対し、「taciturn」は単に話が少ないという傾向が強いです。
「reserved」は「控えめな、遠慮がちな」という意味で、感情や意見をすぐには表に出さない性格を表します。ネガティブな意味合いは少なく、上品さや思慮深さを示すこともあります。「reticent」は特定の情報開示を避けるというより強い意味合いを含むことがあります。
「secretive」は「秘密主義の、隠し立てする」という意味で、意図的に情報を隠したり、秘密を保持したりする傾向を指します。積極的に情報を隠そうとする点で、「reticent」よりも目的意識が強く、場合によってはよりネガティブな響きを持つことがあります。
「quiet」は「静かな、口数の少ない」という最も一般的な表現です。単に話さない状態や、おとなしい性格を指し、「reticent」が持つ「話したがらない」という特定の状況や心理的抵抗のニュアンスは含まれません。
よくある間違い
「〜について話したがらない」と表現する場合、前置詞は「about」を用いるのが一般的です。「for」は目的や理由を示すため、この文脈では不自然です。
「〜することをためらう」と動詞を続ける場合、「to + 動詞の原形」または「about + 動名詞(-ing形)」の形を使います。動詞の原形を直接続けることはできません。
「be reticent」というフレーズの対象は動詞「be」ですが、「reticent」は形容詞なので、単独で名詞を修飾する形容詞としても使えます。誤用ではありませんが、「be reticent」フレーズとしての使い方に焦点を当てる場合、動詞「be」を伴うのが自然です。
学習のコツ
- 💡「reticent」はややフォーマルな単語であり、日常会話では「reluctant to speak」や「quiet」を使う方が自然な場合が多いです。
- 💡「〜について話したがらない」という場合は「be reticent about + 名詞/動名詞」の形を、「〜することをためらう」という場合は「be reticent to + 動詞の原形」の形を覚えると応用が利きます。
- 💡このフレーズは、話すことが期待されている状況下で、あえて話さない、あるいは情報を開示したがらないという、特定の意図や心理状態を示す際に非常に効果的です。
対話例
会議での発言について
A:
Did John express his opinion on the new project during the meeting?
ジョンは会議で新しいプロジェクトについて意見を言った?
B:
Not really. He was quite reticent about sharing his views.
あまりね。彼は自分の見解を話すことについてかなり口が重かったよ。
個人的な情報の共有について
A:
I tried to ask Sarah about her previous job, but she didn't say much.
サラに前の仕事について聞いてみたんだけど、あまり話してくれなかったな。
B:
Yes, she tends to be reticent about her past. She prefers to keep some things private.
ええ、彼女は自分の過去について話したがらない傾向があるんです。いくつかのことは私的にしておきたいようですね。
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