be out of luck
発音
/bi aʊt əv lʌk/
be OUT of LUCK
💡 「out of」は、会話ではしばしば「アウタ」のように連結して発音されます。 「luck」の「ʌ」は、日本語の「ア」と「オ」の中間のような音で、口をあまり大きく開けずに発音するのがコツです。
使用情報
構成単語
意味
運がない、残念ながら望みがない、手に入れられない
"To have no chance of success or to be unable to obtain something desired because of bad fortune or circumstances."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、ある状況で期待していたことが叶わず、運に見放されている状態や、残念ながらもう望みがない状況を表す際に使われます。誰かが何かを得ようとして失敗したり、手に入れられないことが判明した時に用いられることが多いです。 **どんな場面で使うか**: チケットが売り切れていた、応募したものが落選した、探しているものが見つからないなど、努力や期待にもかかわらず状況が好転しない場合に「もう手がない」「諦めるしかない」といったニュアンスで使われます。 **どんな気持ちを表すか**: 残念さ、失望、時には同情や諦め、あるいは皮肉を込めて使われることもあります。基本的には「残念だったね」「運がなかったね」という共感や事実の確認を伝える気持ちです。 **フォーマル度**: 日常会話で非常に頻繁に使われる、ごく一般的な表現です。ビジネスシーンでも、会議中のカジュアルな発言や同僚とのやり取りでは使えますが、公式な文書やプレゼンテーションなどでは避けるのが無難です。 **ネイティブがどう感じるか**: 非常に自然でわかりやすい表現だと感じます。相手の不運を慰めたり、自分の不運を伝えたりする際によく使われます。
例文
I wanted to buy tickets for the concert, but they're all sold out. I guess I'm out of luck.
コンサートのチケットを買いたかったんですが、全部売り切れでした。残念ながら運がなかったようです。
We wanted to go to that popular restaurant, but it's fully booked tonight. Looks like we're out of luck.
あの人気のレストランに行きたかったんだけど、今夜は予約でいっぱいだって。運が悪かったね。
Did you find your lost keys? No? Oh, then you're out of luck.
なくした鍵は見つかった?見つからない?じゃあ、運が悪かったね。
You need a special pass to enter this area. Without one, you're definitely out of luck.
このエリアに入るには特別パスが必要です。それがなければ、確実に入れません。
I heard they were giving away free samples, but I got there too late. I was out of luck.
無料サンプルを配っていると聞いたんだけど、着いたのが遅すぎたんだ。もうもらえなかったよ。
Is there any coffee left? No? Oh, I'm out of luck then.
コーヒーはまだ残ってる?ない?ああ、じゃあ運が悪かったな。
He missed the last bus, so he was out of luck and had to walk home.
彼は最終バスに乗り遅れて、運悪く歩いて帰るはめになりました。
We tried our best to secure the contract, but unfortunately, we were out of luck this time.
契約を獲得するために最善を尽くしましたが、残念ながら今回は運に見放されました。
If you didn't submit the application by the extended deadline, I'm afraid you're out of luck.
延長された締め切りまでに申請書を提出しなかった場合、残念ながらチャンスはありません。
Despite exhaustive efforts to locate the rare document, researchers were ultimately out of luck.
希少な文書を見つけるための徹底的な努力にもかかわらず、研究者たちは最終的に見つけることができませんでした。
類似表現との違い
「be out of luck」は現在の状況として「運がない」状態を表すのに対し、「no such luck」は「残念ながらそんな幸運はなかったね」という、期待が外れた結果を伝える時に使われます。より直接的に「運がなかった」と事実を述べるニュアンスです。
相手の不運に対して同情したり、時には皮肉を込めて「残念だったね」「運が悪かったね」と言うカジュアルな表現です。「ざまあみろ」というような突き放したニュアンスで使われることもあるため、使う場面や相手を慎重に選ぶ必要があります。「be out of luck」よりも強い感情を含みます。
「bad luck」は「不運」という名詞句であり、「be out of luck」は「運がない状態である」という動詞句です。意味は似ていますが、文法的な使い方が異なります。「It's bad luck.(それは不運だね)」や「Have bad luck.(運が悪い)」のように使われます。
よくある間違い
「out of luck」は「運がない」という状態を表す慣用句全体であり、特定の誰かの「luck」が「out」になるわけではないため、所有格の「my」は不要です。
「There's no luck for me.」も間違いではありませんが、「運がない」という状況を伝える際には「I'm out of luck.」の方がより自然で一般的です。「no luck」だけでは「運がない」という状態を動詞句として表すことはできません。「out of」が必要です。
学習のコツ
- 💡「be動詞」(am, is, are, was, wereなど)と共に使うことを意識しましょう。(例: I am out of luck.)
- 💡「残念ながら」というニュアンスで、会話の切り出しや状況説明にも使えます。
- 💡過去形(was/were out of luck)や未来形(will be out of luck)でも自然に使われる表現です。
- 💡似た表現の「no such luck」や「tough luck」とのニュアンスの違いを理解すると、より状況に応じた自然な英語が使えます。
対話例
イベントのチケットが売り切れだったことを話している友人同士の会話
A:
Did you manage to get tickets for the concert next month?
来月のコンサートのチケット、手に入った?
B:
No, I tried right when they went on sale, but they were all sold out in minutes. I'm completely out of luck.
いや、発売開始と同時に試したんだけど、あっという間に全部売り切れちゃったよ。完全に運がなかった。
応募した仕事の結果について話している同僚同士の会話
A:
Hey, how did your interview for the marketing manager position go?
ねえ、マーケティングマネージャーのポジションの面接はどうだった?
B:
Well, they decided to go with another candidate. Looks like I was out of luck this time.
うーん、別の候補者に決まったみたい。今回は運がなかったようだね。
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