意味
動詞
追放する、国外追放する、退ける、追い出す（考えや感情などを心の中から）
発音
/ˈbænɪʃ/
BAnish
💡 「BA」の部分を強く発音します。「-ish」の部分は弱く、あいまい母音（シュワの発音）で短く発音しましょう。日本語の「バニッシュ」とカタカナで発音すると、アクセントの位置や母音が異なり不自然に聞こえるので注意が必要です。
例文
They banished him from the city.
彼らは彼を街から追放しました。
She tried to banish her fears.
彼女は恐怖を追い払おうとしました。
We must banish negative thoughts.
私たちはネガティブな考えを払いのけなければなりません。
Banish doubt from your mind.
心から疑念を払いのけなさい。
Banish the thought!
そんな考えは捨てなさい！
They banished the unwanted guest.
彼らは招かれざる客を追い出しました。
The company banished old practices.
その会社は古い慣習を廃止しました。
Let's banish this misunderstanding now.
この誤解はすぐに解消しましょう。
The king banished the traitor.
王は反逆者を追放しました。
He was banished for his crimes.
彼はその罪で追放されました。
変形一覧
文法的注意点
- 📝他動詞なので、目的語を直接取ります。例: banish 'someone/something' (人/物を追放する)。
- 📝比喩的な使い方では「banish + 抽象名詞（fear, doubtなど）」の形がよく見られ、心の中から望ましくない感情を追い出す意味になります。
使用情報
フォーマリティ:フォーマル
頻度:時々使われる
使用場面:
法律歴史・文化文学政治心理・感情社会問題公式発表
よくある間違い
❌They banished him to the country.
✅They banished him from the country.
「〜から追放する」という意味で、場所を示す際には前置詞 'from' を使うのが一般的です。'to' を使うとニュアンスが異なります。
類似スペル単語との違い
exile
'exile' は主に政治的理由による長期的な国外追放を指し、名詞・動詞どちらでも使われます。'banish' はより広範に人や物を追い出す行為に使われます。
expel
'expel' は学校からの退学、組織からの除名、体からの排出など、特定の場所や集団から追い出す場合によく使われます。物理的な力や規則に基づいた排除のニュアンスが強いです。
deport
'deport' は主に外国人をその国から強制送還するという法的な意味合いで使われます。不法滞在者などに対して用いられることが多いです。
oust
'oust' は権力や地位から誰かを追放する、特に非合法な手段や強い圧力で追い出す場合に用いられます。'banish' よりも政治的、権力闘争的なニュアンスが強いです。
派生語
語源
由来:古フランス語
語根:
ban (布告、禁止)-ish (動詞化接尾辞)
📚 古フランス語の 'banir' に由来し、「布告によって追放する」という意味で使われました。元々はゲルマン語の「布告、召集」を意味する語根に遡るとされており、法律や命令によって人や物を排除するニュアンスを含んでいます。
学習のコツ
- 💡「追放」という意味だけでなく、「望ましくないもの（感情、考えなど）を心の中から追い出す」という比喩的な意味でも使われます。
- 💡'banish from' の形で使われることが多いので、前置詞 'from' と一緒に覚えると良いでしょう。
- 💡類語の 'exile' や 'expel' との意味合いの違いを理解すると、より適切な場面で使い分けができます。
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