atone for injustice
発音
/əˈtoʊn fɔːr ɪnˈdʒʌstɪs/
aTONE for inJUSTICE
💡 「アトーン」の「トーン」と、「インジャスティス」の「ジャス」を強く発音します。「フォー」は弱めに発音されることが多いですが、文脈によっては強調されることもあります。
使用情報
構成単語
意味
不正義を償う、不当な行為や不公平な状況に対して埋め合わせをする。
"To make amends or reparation for a wrong, unfair act, or violation of rights, especially to demonstrate sincere regret and take steps to correct the damage caused."
💡 ニュアンス・使い方
このフレーズは、過去に行われた不正や不公平な行為に対して、その責任を認め、償いや埋め合わせをすることを意味します。単なる謝罪に留まらず、具体的な行動や犠牲を伴うことを示唆する、非常に真剣で道徳的な意味合いが強い表現です。個人的な過ちだけでなく、組織や国家レベルでの歴史的な不正義に対しても使われます。フォーマルな文脈で用いられることが多く、道徳的な議論、法律、歴史的考察などで見られます。ネイティブは、この表現を聞くと、深い反省と責任、そしてその償いの難しさを感じ取ります。
例文
The government must atone for the injustices committed during that period.
政府はその期間に犯された不正義を償わなければなりません。
Societies often struggle to truly atone for historical injustices.
社会はしばしば、歴史的な不正義を真に償うことに苦しみます。
He felt a moral obligation to atone for the injustice he had caused.
彼は自分が引き起こした不正義を償う道徳的義務を感じていました。
The company vowed to atone for the injustice inflicted upon its former employees.
その会社は、元従業員に与えた不正義を償うことを誓いました。
Our organization needs to find ways to atone for injustices within our hiring practices.
私たちの組織は、採用慣行内の不正義を償う方法を見つける必要があります。
To regain public trust, the corporation had to atone for past environmental injustices.
国民の信頼を取り戻すため、その企業は過去の環境不正義を償う必要がありました。
Many believe that education is key to helping future generations atone for past injustices.
多くの人が、教育が将来の世代が過去の不正義を償うのを助ける鍵だと信じています。
She spent her life trying to atone for the injustice she saw in the world.
彼女は世の中の不正義を償うために一生を捧げました。
It's difficult for a single individual to atone for such a widespread injustice.
一人の人間がそのような広範な不正義を償うのは難しいです。
類似表現との違い
「make amends for」も「償う、埋め合わせをする」という意味ですが、「atone for」よりもやや一般的な表現で、個人的な過ちから大きな損害まで幅広く使われます。「atone for」はより道徳的・宗教的な響きがあり、深い反省と責任を伴うニュアンスが強いですが、「make amends for」はそこまでではありません。
「compensate for」は、金銭的または物質的な補償の意味合いが強い表現です。不正義に対する感情的な償いや道徳的責任というよりは、損害に対する金銭的な支払い、物品の提供、または物理的な埋め合わせを指すことが多いです。
「rectify an error」は「間違いを正す、訂正する」という意味で、不正義そのものというよりは、誤りや間違いを修正することに焦点を当てます。責任を償うというよりは、状況を改善するニュアンスが強いです。
「right a wrong」は「不正を正す、償う」という意味で、「atone for injustice」と似ていますが、より行動的で「正義を回復する」というニュアンスが強いです。「atone for」は「償う」という内省的・受動的な側面も含む一方で、「right a wrong」は能動的に悪い状況を良い方向へ変えることを強調します。
よくある間違い
動詞atoneは自動詞で、「〜を償う」と表現する際には、対象を示す前置詞「for」が必要です。forを省略すると文法的に誤りになります。
「injustice」は、単数形で不可算名詞として「不正義そのもの」を指すこともありますが、具体的な「不正義な行為」や「不正な状況」を複数指す場合は、可算名詞として「injustices」と複数形にするのがより自然です。
学習のコツ
- 💡「atone for + 名詞」の形で使うことを覚えましょう。名詞には罪、過ち、不正義など、償いの対象となるネガティブな行為が来ます。
- 💡このフレーズは、深い道徳的責任や歴史的な背景を語る際に非常に効果的な表現です。
- 💡フォーマルな文章や、倫理的な議論、学術的な場で活用できるため、知識語彙として知っておくと良いでしょう。
対話例
歴史的な不正義についての議論
A:
Do you think society has truly atoned for the historical injustices of the past?
社会は過去の歴史的な不正義を真に償ったと思いますか?
B:
It's an ongoing process. Atonement requires more than just apologies; it demands concrete actions and systemic changes.
それは進行中のプロセスですね。償いには謝罪以上のものが必要です。具体的な行動と制度的な変革が求められます。
企業の社会的責任に関する会議
A:
How can we, as a corporation, atone for the environmental injustice caused by our past operations?
企業として、過去の事業が引き起こした環境不正義をどのように償うべきでしょうか?
B:
We need to invest in sustainable practices, compensate affected communities, and actively support restoration efforts.
持続可能な慣行に投資し、影響を受けた地域社会に補償を行い、復元への取り組みを積極的に支援する必要があります。
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